いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

半年間の電気治療

2006年10月27日 | オスグット、成長痛、セーバー病
オスグットで昨年の12月から悩んでいる中学1年生の男子。
地域のサッカークラブに所属。

3月ころ痛みが自然に落ち着くものの、
その後も痛みがあるので、近くの接骨院へゆく。
接骨院では電気をあてる治療を、半年以上行うが
一向によくならず、当院へ来院。

初回の施術で、痛みは消失。
枕をボールに見立てて蹴ってもらったり、
走ってもらたりしても痛みがない。
この子は注意事項を話して初回で終了としました。

そもそも、この子の場合は、他の子に比べて症状が軽い。
同じオスグットでも、かなり重篤な場合もあり、
何度か通ってようやくそこまでという子も多い。

痛くても、我慢して頑張ってしまい、悪化してから来るよりも
なるべく早くやるほうが、
結果として早くよくなるのは当然のこと。

この子に「練習はハードですか?」ときくと、
「いや、あんまり。」とケロッという。
ああ、だから治りやすかったのかと思った。

そして、この子は初回の施術なのに、施術中よく寝ていて、
性格的にも回復が早そうだとも感じた。

この子が半年間、悪化させていないのは、
練習がさほどハードではないのもあろうが、
悪化させないよう、自分でうまく痛みと運動を
コントロールしていたのかも知れないと感じた。

その意味で、接骨院の電気治療は、全く効果が無かったとは
言うものの、やっている時間は
オトナシクしているので、まさに骨休みになったかも。

でもそれは健康保険を半年間使っているわけです。
保険が使えるからこそ通えるのもあるけど、
当院で半年もやって効果がなかったら、
私がプレッシャーで参ってしまう。
ていうか、その前に「私では無理」と申し上げ、
さらに腕のいい先生(ウチの師匠)を紹介することでしょう。

半年間効果が無くとも通わせられるのは
それがよくある当たり前の事なのだろうか?
骨折なら結構期間が必要だから、そんな感覚か?
でも、半年は長いように思うけど。

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