マーケティング研究 他社事例 341 「先進国をしのぐ仕組みが次々に生まれる場所2」 ~アフリカのIT事情~
フィンテック関連では、ビットペサ以外にも新サービスが続々と登場しています。
アフリカの多くの農村部には「セービンググループ」と呼ばれる20人から30人の互助会があります。
メンバーがお金を出し合い、資金が要るメンバーに対して、全員の承諾を得たうえで貸し出すのです。
日本の「頼母子講」のような仕組みですが、1年単位で結成・解散を繰り返すのが決まりです。
メンバーが預けた大切なお金は木の箱で管理するのが主流といいますが、当然ながら盗難のリスクがあります。
そんな風習をスマートフォンと、通信事業者が提供する送金サービス(モバイルマネー)で代替えするサービスを開発したのがルワンダのエクースです。
例えば、メンバーの誰かが自らのビジネスを拡大するためにお金が必要になった場合、全員の前でプレゼンテーションをして承認を得られれば、モバイルマネーで資金を受け取ります。
会議に遅れれば罰金をとり、グループの解散時は全員で残高を分け合います。
こうした一連の流れをスマホで完結できるのが特徴で、エクースはルワンダの約30グループにサービスを提供中です。
2019年8月までにザンビアとウガンダへの進出を目指しています。
アフリカで銀行口座を持つ人は3割に満たないとされるが、同サービスの利用者は銀行口座を持ったり融資を受けたりできる可能性があります。
その理由は、「サービスへの預け入れや返済は全てシステムに蓄積しているため、銀行にとっての与信データになる」(エクースCEO)との事です。
同社が目玉機能と見込むのが、返済履歴を基にメンバー一人ひとりの信用力をスコアリングする機能です。
将来的には各グループから集めたお金をエクースが運用し、その利回りを配分する構想も描きます。
アフリカの多くの国でも人々の生活の足になっているのがバイクタクシーです。
ルワンダもそんな国の一つです。
街中にあふれるバイクタクシーでひときわ目を引くのがヘルメットに「ヨゴモト(Yegomoto)」のワッペンを付けた赤色のオートバイです。
ヨゴモトは運営会社のヨゴイノビションが首都キガリを中心に2000台以上展開しています。
特徴はハンドル付近に据え付けてあるスマホです。
通話機能はもたないものの、GPSを使って移動距離に応じた運賃を割り出したり、モバイルマネーで決済したりする機能を備えます。
スマホはアフリカの過酷な気候に耐えられるように、落としたり水に濡れたりしても壊れない頑丈なつくりで、中国製とみられています。
「かつて、乗客との運賃交渉は騙し合いの連続だった」
同社のドライバーは語ります。
ヨゴモトを導入するまで、乗客と相対で運賃を交渉し、その場で決めていたからです。
「駆け引きに負けることも少なくなかった」
ヨゴモトはドライバーを料金交渉のストレスから解放したのです。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
フィンテック関連では、ビットペサ以外にも新サービスが続々と登場しています。
アフリカの多くの農村部には「セービンググループ」と呼ばれる20人から30人の互助会があります。
メンバーがお金を出し合い、資金が要るメンバーに対して、全員の承諾を得たうえで貸し出すのです。
日本の「頼母子講」のような仕組みですが、1年単位で結成・解散を繰り返すのが決まりです。
メンバーが預けた大切なお金は木の箱で管理するのが主流といいますが、当然ながら盗難のリスクがあります。
そんな風習をスマートフォンと、通信事業者が提供する送金サービス(モバイルマネー)で代替えするサービスを開発したのがルワンダのエクースです。
例えば、メンバーの誰かが自らのビジネスを拡大するためにお金が必要になった場合、全員の前でプレゼンテーションをして承認を得られれば、モバイルマネーで資金を受け取ります。
会議に遅れれば罰金をとり、グループの解散時は全員で残高を分け合います。
こうした一連の流れをスマホで完結できるのが特徴で、エクースはルワンダの約30グループにサービスを提供中です。
2019年8月までにザンビアとウガンダへの進出を目指しています。
アフリカで銀行口座を持つ人は3割に満たないとされるが、同サービスの利用者は銀行口座を持ったり融資を受けたりできる可能性があります。
その理由は、「サービスへの預け入れや返済は全てシステムに蓄積しているため、銀行にとっての与信データになる」(エクースCEO)との事です。
同社が目玉機能と見込むのが、返済履歴を基にメンバー一人ひとりの信用力をスコアリングする機能です。
将来的には各グループから集めたお金をエクースが運用し、その利回りを配分する構想も描きます。
アフリカの多くの国でも人々の生活の足になっているのがバイクタクシーです。
ルワンダもそんな国の一つです。
街中にあふれるバイクタクシーでひときわ目を引くのがヘルメットに「ヨゴモト(Yegomoto)」のワッペンを付けた赤色のオートバイです。
ヨゴモトは運営会社のヨゴイノビションが首都キガリを中心に2000台以上展開しています。
特徴はハンドル付近に据え付けてあるスマホです。
通話機能はもたないものの、GPSを使って移動距離に応じた運賃を割り出したり、モバイルマネーで決済したりする機能を備えます。
スマホはアフリカの過酷な気候に耐えられるように、落としたり水に濡れたりしても壊れない頑丈なつくりで、中国製とみられています。
「かつて、乗客との運賃交渉は騙し合いの連続だった」
同社のドライバーは語ります。
ヨゴモトを導入するまで、乗客と相対で運賃を交渉し、その場で決めていたからです。
「駆け引きに負けることも少なくなかった」
ヨゴモトはドライバーを料金交渉のストレスから解放したのです。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
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