おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 674 「AIを建設現場に導入」 ~広がる建設スタートアップ~

2020-11-06 09:50:36 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 674 「AIを建設現場に導入」 ~広がる建設スタートアップ~


スタートアップの分析を手掛けるイニシャル(港区)によると、スタートアップ1社あたりの資金調達額は年々増加しているという事です。

2019年には平均で約3.8億円と前年よりも大幅に増えました。

新規参入が活躍しづらいイメージが根強く残る建設業界においても、スタートアップの参入が進んで来ました。

建設分野に強いスタートアップが資金調達する事例が相次ぎ、例えば2020年6月には、ドローンによる点検業務の自動化を推進するセンシンロボティクス(渋谷区)が、総額約22億円の資金調達を完了して業界に衝撃が走りました。

スタートアップとの協業や支援に傾く建設会社が続々と現れて来ていて、自前主義だった建設会社はここ数年、大きな変化を見せています。

この1年ほどを見渡すだけでも、安藤ハザマや飛鳥建設、竹中工務店などが、アクセラレータープログラムを発足しました。

これは、規模の大きな既存の企業が、スタートアップの参加を募り、選抜した企業と共同で新たな事業を創出する場となっています。

いわば、オープンイノベーションです。

創業して1年ほどで大手建設会社との技術連携を実現するという、離れ業を成し遂げたスタートアップがあります。

AIサービスの開発を手掛けているライトブルーテクノロジー(文京区)は、代表者が大学院生という会社です。

同社が得意とするのは、AIを使った画像解析や言語処理、画像データや音声データから必要な情報の抽出や解析を行っています。

例えば画像解析では、人の動きや姿勢、感情などの認識や推定が可能な独自のAIエンジンを開発し、このAIを基に「ヒューマンセンシングAI」と名付けたサービスを展開しています。

建設現場や工場などで働く作業者の動きを細かく把握し、安全性向上や業務効率改善につなげるのです。

起業者の一人で代表取締役を務める園田氏は、現在も東京大学大学院の博士課程に在籍し、AIの社会実装などを研究する傍ら、同社の運営に携わっています。

起業にあたり掲げたミッションは「働く人をエンパワーする」という事でした。

※エンパワーとは、力づける、勇気づけるという意味です。

危険な職場環境で働く人のリスクや雑務に追われる人のストレスを同社のAI技術で軽減し、モチベーションを高く、安全に働ける環境づくりに貢献したいという気持ちを込めたのでした。

ヒューマンセンシングAIの特徴は、人を「線」で表して動作や姿勢を推定する解析技術と、人の位置や顔の向き、感情などを推定したり周囲の物体を認識したりするAI技術とを組み合わせた点にあります。

これによって、建設現場のような変化に富む環境でも作業者の活動状況を細かく把握する事が出来ます。

安全性を高める目的で重機周辺の状況を把握する際に、重機と作業者との位置関係だけでなく、作業者の姿勢や視線の向きなども推定できます。

「同じ距離にいる作業者でも、重機を見ている人とそうでもない人とでは事故リスクに対する意識の高さが違う。そこを考慮すれば、安全対策の質が上がる」

同社は2019年春から、清水建設と共同でヒューマンセンシングAIをベースにした安全対策の開発や実証実験を進めています。

油圧ショベルに市販の単眼カメラを装着し、映った画像から周囲にいる人をどの程度、正確に検知できるかを見極めています。

清水建設によれば、センサーやカメラを使った現状の接触事故防止策では、背後の壁などを誤検知して警告を出すケースが少なくないといいます。

「誤検知のたびに作業がとまり、作業者からは装置を切って欲しいとの要望も出るほど。高い精度で人を検知できる仕組みが必要だと考えた」

実証実験中のこの検知システムは2020年6月時点で高い精度を示すようになってきました。

清水建設では今後、耐久性などを確かめ、問題なければ、2020年度末までに製品化する予定でいるとの事です。

(続く)



下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。

彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーを定額制でご案内しております。
毎月定額(基本価格30,000円(税抜)※企業規模で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)

内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。

R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。

R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高く構成でで専門的な、役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。

受講にあたっては各自の選択制となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。

ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!

詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする