マーケティング研究 他社事例 679 「コロナ禍で加速する少子化」 ~妊産婦の要望を洗い出す~
日本小児科医会は9月、外来患者数が激減し、全国の診療所が経営危機にひんしていると訴える緊急メッセージを発表しました。
400施設以上の調査で、5月の診療所収入は前年同月より5割減となり、閉院する診療所も出始めています。
メッセージの中で深刻な状況として挙げられたのが、国立成育医療研究センターでの出産予約の減少でした。
センター長は「普段、月140人ぐらい出産の予約が入るが、2021年の1月と2月はその3分の2ぐらい。周囲の病院に聞いても同じような状況だ」と話します。
施設の大きさや地域によって違うかもしれませんが、コロナ禍の第1波のときに妊娠を避けようとした結果こうなっている可能性があるかもしれません。
少子化に拍車がかからないか心配といった関係者の声が聞こえてきます。
厚生労働省もコロナ禍の影響は気になるようで、例年は年に一度集計していた市区町村への妊娠届の届け出件数について、1月から7月の受理件数を報告するよう8月に事務連絡を出しています。
「集計はいつになるか分からないし、公表するかどうかも決まっていない」と母子保健課の担当者は話しますが、2019年は出生数が2018年より5万人以上減り86万人台に落ち込んでいます。
同省によると、出生数は2020年6月まで前年と大きく変わらない水準で推移していますが、出生数への影響が表れるのはこれからと言えます。
実際、産婦人科医師の中には少子化の進展を警戒する声が多く、「少子化に拍車がかからないように先んじて施策を遂行するための提言が出来れば」と多くの医師が警告を発しています。
現在、横浜市立大学医学部産婦人科教室の宮城教授が代表研究者となり、日本産科婦人科学会と横浜市立大学が連携して、現在妊娠中または今年出産を経験した女性と産婦人科医師に調査を行っています。
調査では、コロナ禍に関する情報の集め方や、生活習慣の変化などの他、妊婦健診を予定通り受けたか否か、PCR検査を希望するかなど、妊産婦の困っている事や要望を聞きだす項目が多いようです。
「PCR検査の費用を助成するといった取り組みも始まっているが、例えば、電車に乗るのが怖くて妊婦健診を受けられなかったという人が多かったとすればタクシー代を助成するなど、行政に出来ることはあるかもしれない」
と宮城教授は説明します。
コロナ禍による妊婦出産控え、一時的なら心配する事はないのかもしれませんが、感染拡大が長引き、人口構成をゆがませるような影響が出てくれば、社会保障制度を見直さなければならない事態も生じかねません。
菅政権は少子化対策として不妊治療を保険適用とする方針を掲げていますが、安心して出産し、育児できるようにするためにやらなければならないことは、まだまだありそうです。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーを定額制でご案内しております。
毎月定額(基本価格30,000円(税抜)※企業規模で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
日本小児科医会は9月、外来患者数が激減し、全国の診療所が経営危機にひんしていると訴える緊急メッセージを発表しました。
400施設以上の調査で、5月の診療所収入は前年同月より5割減となり、閉院する診療所も出始めています。
メッセージの中で深刻な状況として挙げられたのが、国立成育医療研究センターでの出産予約の減少でした。
センター長は「普段、月140人ぐらい出産の予約が入るが、2021年の1月と2月はその3分の2ぐらい。周囲の病院に聞いても同じような状況だ」と話します。
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基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
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ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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