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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その152 ブロックチェーンの有効利用②

2017-12-20 08:43:56 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



ブロックチェーンの有効利用②

肝は「各農家が生産情報を相互監視」にあると言えます。

食品は安全性の面から、特に厳重な物流管理が求められています。

野菜の生産者はなぜ「情報が正しい」と胸を張って宣言できたのか?

そしてなぜ、消費者はそのセールストークを信用したのか?

ここにブロックチェーンの秘密があります。

今回の六本木の実験では、生産者が野菜の植え付けや畑の除草、収穫などを行った段階で、その時のデータを書き込みました。

生育状況だけでなく土壌の状態なども写真付きで逐次アップしました。

生産農家の書き込みが一定の量になると、データのブロックが出来ます。

その後、インターネットを経由し、各生産者が持っているコンピューターでデータが共有されます。

そして、書き込まれた情報が正しいのかを全員で常に監視するのです。

ブロックチェーンの仕組みでは、コンピューター同士の多数決によってデータが正しいか否かが決まります。

そのためデータを改ざんしようとした場合、ネットワークでつながっているコンピューターの過半数を同時に乗っ取り、データを書き換える必要があります。

ある生産者が農薬使用量を後から偽装したいと思っても、現実的には不可能となります。

一方、従来の情報システムではデータを集中管理するサーバが乗っ取られると、データの信頼性は失われます。

電通国際情報サービスには、他の野菜の産地や畜産農家からの問い合わせが増えていると言います。

きちんとこだわりを持って作物を育てている人にとって、ブロックチェーンは魅力的に映るようです。

食品流通だけではなく、データの堅牢性が求められる分野と、ブロックチェーンは相性がとても良いです。

システム開発のインフォテリアは今年の株主総会でブロックチェーンを使った議決権システムを構築し、実験しました。

ミスや不正を防げるだけでなく、株主総会の主催者でも投票結果を改ざん出来なかったと言います。

(続く)


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また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

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