おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

教科書に載っていない良い職場とは その116 【依存から自立へ】

2021-09-24 09:02:35 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その116 【依存から自立へ】


例えば、私の体に何らかの障害があり、肉体的に他者に依存しているとしたら、あなたの助けが必要になります。
例えば、私が感情的に他者に依存しているのなら、私の自尊心と心の安定は、あなたが私をどう見ているかで左右されます。
あなたに嫌われたら、私はひどく傷つくと思います。
知的に依存しているとしたら、私の生活の様々な用事や問題はあなたに解決してもらわなければならないでしょう。
肉体的に自立していれば、私は自分で働けます。
知的に自立していれば、自分で考え、抽象的な思考を具体的なレベルに置き換えて考える事ができます。
クリエイティブに、また分析的に思考し、自分の考えをまとめ、わかりやすく述べる事も出来ます。
感情的に自立していれば、自分の内面で自分自身を認め、心の安定を得られます。
人にどう思われようと、どのように扱われようが、私の自尊心が揺らぐことはありません。
自立した状態が依存よりもはるかに成熟していることは言うまでもありません。
自立だけでも大きな成功と言えるのではないでしょうか?
依存状態の問題は無自覚であるという事です。
依存状態の反発として人々は足かせを捨てる、解放される、自分を主張する、自分らしく生きる、などの事を求めると思います。
他者の弱さに気持ちを振り回され、あるいは他者や物事が自分の思い通りにならないからと言って被害者意識を持つなど、内的な依存心ではなく、外的な要因に依存しているからです。

(続く)




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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
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教科書に載っていない良い職場とは その115 【相互依存の関係性】

2021-09-23 06:57:39 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その115 【相互依存の関係性】


誰もが、他者に100%依存しなければならない赤ん坊として人生を歩み出します。
最初は誰かに保護され、養われ、育てられる。
誰かに面倒をみてもらわなければ、数時間、長くても数日しか生きられません。
しかし年月とともに、肉体的、知的、感情的、経済的にだんだんと自立していく。
やがて、完全に自立し、自分の事は自分で決められる独立した人間になります。
成長し、成熟していくと、社会を含め自然界の全ては生態系という相互依存で成り立っていることに気付きます。
さらには、自分自身の本質も他者との関係で成り立っており、人間の生活そのものが相互に依存し合っている事を発見します。
成長の連続体では、依存は《あなた》というパラダイムを意味します。
あなたに面倒をみてほしい、あなたに結果を出してほしい、あなたが結果を出さなかった、結果が出ないのはあなたのせいだ、というパラダイムです。
自立は《私》というパラダイムです。
私はそれが出来る、私の責任だ、私は自分で結果を出す、私は選択できるということです。
相互依存は私たちというパラダイムです。
私たちはそれが出来る、私たちはそれが協力し合える、私たちがお互いの才能と能力を合わせれば、もっとすばらしい結果を出せると考えます。
依存状態にある人は、望む結果を得る為に他者に頼らなくてはならない。
自立状態にある人は、自分の力で望む結果を得られます。
相互依存状態にある人は、自分の努力と他者の努力を合わせて、最大限の成功を手に入れます。

(続く)




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教科書に載っていない良い職場とは その114 【習慣の定義】

2021-09-22 07:30:19 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その114 【習慣の定義】


習慣と言えば、「7つの習慣」が有名ですが、その中で習慣の定義を示してくれています。
「知識・スキル・意欲の三つが交わる部分を習慣とする」
知識は、何をするのか、なぜそれをするのかという問いに答えるパラダイムです。
スキルはどうやってするのかを示し、意欲は動機であり、それをしたいという気持ちを示します。
人生において効果的な習慣を身に付けるには、これら三つのすべてが必要だと説いています。

上記を説明するのにこのような例があります。
自分の意見を言うだけで人の話に耳を傾けなければ、同僚や家族など周りの人との関係はうまくいかないと思います。
人間関係の正しい原則の知識がなかったら、人の話を聴く事が必要だとは思いもしないかもしれません。
効果的な人間関係のためには相手の話を真剣に聴く事が大事だと知っていても、そのスキルを持っていないかもしれません。
人の話を深く聴くスキルがなければ、確かな人間関係は築けないと思います。
しかし、話を聴く必要性を知り、聴くスキルを持っていたとしても、それだけでは足りないと思います。
聴きたいと思わなければ、つまり意欲が無ければ、習慣として身につくことはないと思います。

習慣にするには、知識、スキル、意欲の三つがすべて機能しなければならないと思います。
習慣の定義としては、非常にわかりやすい話だと私は思います。




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教科書に載っていない良い職場とは その113 【人格は繰り返し行う事の集大成】

2021-09-21 08:05:39 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その113 【人格は繰り返し行う事の集大成】


主体変容はその設定レベルにおいては、どんな形にでもなりえると思います。
ただし、その状態で満足してしまった段階で、パラダイムが固定化されてしまいます。
見え方はあり方によってレベルアップしていくので、あり方を磨く必要があるのです。
「人格は繰り返し行う事の集大成」といったのは、古代ギリシャの哲学者アリストテレスです。
思いは行動を変える、行動は習慣を変える、習慣は人格を変える、人格は運命を変える。
といった言葉があるように、習慣は私たちの人生に決定的な影響を及ぼしているのです。
先送り、短気、批判、わがまま、など人間性を支える原則に反する癖が根付いてしまっていたら、ちょっとやそっとの意志の力ではとても断ち切れないと思います。
生活や環境を多少変えた見たところで断ち切れるものでもありません。
それらは習慣化する上での大きな敵となり得ると思います。



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ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

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教科書に載っていない良い職場とは その112 【見え方はあり方です】

2021-09-19 08:27:37 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その112 【見え方はあり方です】


今までの経験で見えていたものを、ちがうものにとらえる為には、自分の在り方に変化がなければなりません。
パラダイムと人格を切り離して考える事は返って難しくなってしまいます。
いや、切り離す事は出来ません。
人においては、あり方は見方に直結するのであり、どう見るかとどうあるかは強い相関関係で結ばれているのです。
あり方を変えずに見方を変える事は出来ないし、その逆もまたしかりです。
問題の見方こそも問題であると言えます。
例えば、「こちらの努力を全然わかってくれない部下が多いんです。どこかに良い部下はいないものでしょうか?」かと思っている管理職がいたとします。
しかし、部下の見方が問題の一因になっていないだろうかと考える必要もあるのです。

歯車のように扱われて、上司に対する不信感があるのではないだろうか。
自分のもっているパラダイムが見方を誤らせている事はないだろうか。
自分のパラダイムが問題を悪化させている事はないだろうか。

ふとそんな事を考えてみますと、自分の人格を磨く事に注力しなければならないと思えてきます。
インサイド・アウト = 主体変容
何を変えるのかを考えた場合、私は主体変容しましょうと伝える様にしています。

(続く)





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