佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

 瀬野川を楽しむ会便り2

2018-12-19 19:01:56 | 釣り界の歴史

唯一希望がもてたのが瀬野川シジミ

2000年の6月も浚渫工事で同じ現象が現れた
 
 そー全ての生き物が姿を消して、貝もエビも魚もヌートリアもオオカナダモもいなくなった
経緯があるその時は治水という全面浚渫が大きな原因自然災害では無い
 
 最後の浚渫工事場所の始まる寸前、行政に相談して、瀬野川メダカ、シジミ、沼エビが生息する場所を保護した。採取できる生き物は、取れるだけ捕まえて、上流に引っ越しをした
 
ホンの少しだけど、息子の同級生の子供が偶然に見つけたシジミもポケットに入れて上流に引っ越しした。
 
あれから18年経過したら、何と瀬野川シジミが爆発的に増えた
2013年頃から、海田小学校、海田西、海田南小学校の総合学習でシジミを拾い集めシジミの味噌汁で食した。
 
コレには私なりの想いと伝えたいことがあった
 
 絶滅仕掛けたシジミが増えたおかげで水質も良くなり、味わう恩恵も受けることができた
 
 
シジミは私の家で、24時間掛けて泥抜きをする。
何度も何度も糞を取り除き、酸素を送り込み水を替えてブチ美味くする
そー臭い!まずいが一人でも口にすると、瀬野川のImageが悪くなる
 
そうなれば、当然、瀬野川は汚い!臭い、危ないとレッテルを貼られる
私の想いは、見て、触れて、味わって瀬野川のポテンシャルを実感してもらい、好きになってくれればエエだけ難しい事は言わない
食べてブチ美味かったと思えば全部伝わる。
 
そんな想いで継続してきた18年
2018年7月で途切れると思った。
豪雨の後、何度も瀬野川に行くが、生き物が姿を消した
草木も無い瀬野川には、メダカも沼エビもカワセミも姿は無い
 
特定外来種と嫌がられる、ヌートリアもオオカナダモも見かけない
ほんまにコレで良いのだろうか?
生物多様性環境が無い瀬野川が良いわけ無い
 
 オオカナダモが水を浄化して、そのカナダ藻をヌートリアが主食にして
渡り鳥のハシビロガモやカイツブリ、カルガモなどが食べて、生態系のバランスが調和していた
 
 シジミも、台湾シジミはダメ!!ヤマトシジミエエと学者は分別するが、
何ら台湾シジミが悪いわけでは無い
 
シジミはシジミで、エビはエビ!オオカナダモも日本固有種ではないけど、窒素やリンなどを吸収して水を浄化する水草は水草。
 
 例え増えても、渡り鳥が食べて、ヌートリアも藻を食べる
ヌートリアが増えれば、中州に穴を空け、増水時中州も崩れる
自然と堆積した中州も壊れ、安全調和を残す
 
中州の役目は、流速を早め、起伏を作り、水を浄化生物はたくさん集まり、エビや蟹の住まいに
なりドンドン水が綺麗になる。
 
中州があるおかげで、流速が早まり、砂の堆積が少ない絶えず、土砂は流下して、下流部に肥沃な大地を作る人々は此所に村を作り繁栄してきた。
肥沃な大地は農作地を増やし、穏やかな生活が始まる
 
日本は縄文時代が一番繁栄していたと言われる
古代の日本は 採取狩猟民族
そー自然任せで繁栄してきた。
 
中村幸春氏の話はまだ続く、一度に載せられないのであすにつづく・・・・
コメント
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