平成27年2月に横浜で建築申請したものに続いて今度は埼玉でこの特殊な構造で
少し大きなマンション2棟、隣りあわせでの設計依頼が来た。
横浜のマンションの室内の効率が良いからでそして鉄骨で4階まで行けるというのが
このコーヨークリエイトの特徴である、壁式のコンクリートでできないこともないが
壁厚が厚くなるし、費用がかさむのでこの方式が良いのであろう。
この建物は当初敷地図と簡単な平面計画を内輪先生からいただいていたので、現場
を見ずに進めていったが、先生に聞くと先生も現場を見てないという頼りない話で
これでは危ないと思い現地にすぐに飛んで見に行ったら、敷地の高低差が前面道路
に対して0から1,6mの差があることがわかり、泡を食ってやり直すことにした。
先生の計画設計を信じて行っていたら大変なことになっていた。
延べ500㎡の2棟の連携建物で横浜と同じような4階建ての実施設計でした。
そのために当初の工期が大変ずれて、施主ともめて大変頭の痛い工事に最後まで
なって、確認申請が下りた後話し合って監理は降ろさせてもらったという、後味
の悪い工事になった。
写真はA棟