石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

明日は田植え

2022年06月03日 | 田んぼ・お米作り講座
今週に入り、お天気を気にする毎日。作業の段取りもありますがイベントの日は雨は…避けたい。

代かき(本代)の2回目を行いました。田んぼの泥はトロトロになりました。これで苗が定着しやすい状態になります。
後は当日の水の状態です。多すぎると植えにくいし、少ないと足がとられるし・・・高さが均一でない事もあり場所によって違う事も。
普段食べているお米がどのような場所で、どのような環境で育ち、どのように今後育つのかをぜひ気にする一年にしてください。

明日は大根と玉ねぎ、ブルーベリー、カモミール摘みなど収穫体験できます。数に制限がある農作物もあるので、田植えの後もお楽しみください。

明日の事についてですが
・まず、なるべくトイレは駅などでお済ませください。
・野菜の収穫体験を予定しています。収穫物を持ち帰るビニール袋をご用意ください。
・入れ替え制になりますので、午前の部終了は11時ごろになります。
・事故怪我が無いよう、よそのお子様も「危なそうだな・・・」と思ったら注意をお願いいたします。
・駐車場は石坂ファームハウスから徒歩7~8分くらいの場所にコモディイイダ(スーパー)にタイムスがありますので、ご利用ください。

気を付けてお越しください!お待ちしております。




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田んぼの様子 荒代(あらしろ)

2022年05月24日 | 田んぼ・お米作り講座
苗代(苗を育て煎る場所)の苗は多少のばらつきはありますが順調。あまりにも気象の状況で成育が悪いとビニールトンネルで生育しなくてはならず・・・ひと手間が省けるなら有難い!
荒代(田植え前に2回行う水を入れてからの代かきの1回目、田植え前よりも荒く行う)作業を週末行いました。作業にはすべて意味があるのですが、それを行うタイミングもずれてしまうと意味のない事に・・・。田植え後の雑草を減らすために荒代で泥をかき混ぜたあと、雑草が発芽またはしそうなタイミングで2回目の本代(田植え直前のトロトロの泥にして苗が定着しやすい状態にします)を行います。田植えの2~3日前が良いとされていますので逆算して作業はしていますが、お手伝いの方々のタイミングもあります。もちろん天気も大事!

3枚の田んぼに水を張って、朝昼、夕方と様子を気にしています。モグラの穴があるせいか、またはあぜ塗りがうまくいっていないせいかと原因は色々ありそうですが水が保てない田んぼであります。常に水を流し込めば水は保てますが、水取口のそばは水が冷たく生育が悪かったり除草剤の効果が出ません。

今、ニュースになっている愛知県の明治用水について同じ米作りをする農家として気の毒でなりません。我が家は地域では唯一の田んぼのある農家として残り水で困ることもなく、湧き水と雨水の恵みに感謝です。色々な農業支援は常に最先端の事やものに使われているような・・・壊れてからでは遅いから老朽化の施設の整備事業に取り組んでいただきたいと思います。せめて復旧まで田を潤す恵みの雨が降る事を願うばかりです。

来週は半ば本代。田植えは4日です。参加の方は小雨程度でしたら雨天決行となりますのでカッパのご準備忘れずにお願いいたします!

畑で大根やルバーブの収穫体験も出来ますので、ぜひ田植えと一緒に新鮮野菜の収穫も体験してください。新鮮な大根は葉っぱが美味しいのですから。

水を張った田んぼは空や雑木林の風景を写し、水を張る前と景色が変わります。田んぼ以外の景色や雰囲気も楽しんでくださいね。
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お米作りの作業、『苗箱を並べる』

2022年05月16日 | 田んぼ・お米作り講座
5月1日に種籾を水に浸けました。芽出しをします。
5月8日小さな小さな芽が出たのを確認すると、田植え機用の苗を育てる箱に籾をまきます。
箱を重ねてビニールで包んで田んぼの畦に数日置いておきます。12日、更に芽が確認しやすいくらい出て来たので水を張った田んぼに並べました。
並べた時は箱を重ねていたため日に当たらず白い芽も、半日も日に当たると緑色になります。水を求めてカモが飛来するのでネットで囲い踏まれないようにします。気温が低い日が続くようならばビニールトンネルを設けます。毎日毎日発芽の状態を確認して、水を張ったら乾くことがないようにこまめに田んぼの様子を確認します。田植えが出来る丈になるまで生育しながら、水を張った田んぼを「荒しろ」「本しろ」と2回トラクターをかけて田植えをしやすい状態に整えます。・・・面倒だから1回で済ませてしまいたいトラクターがけですが、2回やるには理由があります。雑草の発生を抑えるためと苗が定着しやすいようにトロトロの泥に状態にするなど。地域によっても違うこともありますが、我が家は父も2回やっていたので私もそのようにやりたいと思っています。

20アールほどの谷戸田の小さな田んぼ。私が子どもの頃は2・3軒は他にもお米を作る農家がいましたが今は我が家だけとなりました。用水路の水は湧き水と雨水。田んぼ作業の前の堀さらいでは色々な生き物に出会います。でも、用水は田んぼに必要な水を引き入れるための水路です。事情を知らない子どもたちが用水路で遊び水が入らなくなってしまうなどあると困るので田んぼの時期は看板を立てたり、見かけたら声掛けにも行きます。以前、上流住宅地で塗装屋さんが不要なペンキを流した水が流れ込み大騒ぎをしたことがありました。田んぼに関わることで流れる水がどこへつながっているのかまで考えられる大人になれると良いなとも思っています。

今では田んぼのある風景は珍しくなってしまいました。我が家の前を通る親子の会話を聞いてみると「水を張ったね」「田植えしたね!」「お米を作っているのよ!」など、田んぼの前を通過するたび話題にしてくれるのは嬉しいです。ただただ田んぼを眺めている人も結構います。田んぼの作業をしていると話しかけてくる人も多く、地域になくてはならない空間であるという自負があります。仲の良いご家族の旦那様は「田んぼのある風景が気に入った」とお住まいをご近所に決めたと聞きました。先祖代々の土地であると共に個人所有であったとしても多くの人に「田んぼのある景観」が懐かしい原風景となったり、子どもたちには変わらない緑豊かな風景となるよう田んぼを守り続けていきたいと思っています。

今年もお米つくり講座で体験を通して農家の思いや作物を作る大変さや喜びなど共感していただけると嬉しいです。

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令和4年度 お米作り講座 募集のお知らせ

2022年04月01日 | 田んぼ・お米作り講座
気温も上がり、今年初めての田んぼのあぜの草刈りもいつやろうかと様子を見ています。田んぼのある景観もあぜがキレイに草刈りされているとサマになります・・・・(農家目線かな)東京都には耕作農地のうち3.5%しか水田がありません。水がなければ出来ない作物です。日本人の主食でもあります。農業・農家・お米が身近に感じられるきっかけになることを願い今年も募集いたします。

活動はを2部制にし、参加人数を分散をしております。屋外で行う、密にならない様間隔をとる、マスクを着用、消毒液設置、体調不良の方の参加をご遠慮いただくなど、主催者と参加者の双方で出来る限りの対策をしていければ開催可能の判断に至りました。開催時間についての時間短縮や飲食を伴うシーンを避け、また収穫したお米を食べるお餅つきは講座から外すなど例年とは違う内容になる事をご理解・御了承いただければと思います。

【令和4年度お米つくり講座】~3回講座~

●日にち
①田植え 6月4日(土)小雨決行 大雨の場合は翌日5日延期、5日になった場合は大雨以外は決行します。 ②稲刈り10月8日(土)雨天翌日 前日が大雨の場合は翌日9日に延期       ③ワラのリース作り 12月10日(土)雨天翌日
※開催の判断は当日朝6時頃、ブログに掲載します。天候により開催判断に迷う時はご覧の上お越しください。
※「お米の花観察会とかかし作り」8月中旬、「おもちつき」1月下旬 は状況を見て別途募集。ブログでご案内します。

●募集人数と開催時間 
≪午前の部≫ 約20組 9時半集合 11時ごろ解散 予定 (約90分)午後の部準備・感染対策のため入れ替えを行います。
≪午後の部≫ 約20組 12時半集合 14時ごろ解散予定 (約90分)

●参加費 お1人5,000円(全3回講座費、体験指導費、田植えと稲刈りの保険代、入園料 他)➡2年前の募集と異なります…全4回が3回になり、参加費も変更があります。お餅つきは含まれませんので別途ブログで募集いたします。
※3歳以上(講座期間内に3歳になる幼児を含む)、田んぼに入らない同伴者・見学者(農園に来園の方は全て)も参加費が発生いたします。 
※お子様のみのご参加はできませんので、保護者の方も一緒にお申し込みください。

農作業は天候に左右される事にご理解いただき、作物の生育状態を考慮して次週延期が不可能であり体験活動が出来ない場合もあります。また田んぼの状態を見ながら当日が晴れていても田に水が浸かって稲刈りが出来ない場合もあります。(稲穂を泥水でぬらす恐れあり)体験することの大切さもお伝えしたいのですが、石坂ファームハウスのお米作りに皆さんが『参加』する、体験のためだけに行うお米作りでない事をご了承ください。そのため田植えも植え直しは行いませんので真剣に植えていただきます。場合によっては田んぼの端の植えきるキリのつくところまで田植えをしていただくこともあります。食べるものを育てる、その実る前の種・苗も大事であるという事。田植えをするための数カ月前からの準備や作業もお話・説明いたしますのでそれらを含めお米作りについて体験していただきたいと思います。

【募集方法】 
官製はがきに
①代表者お名前 ②参加人数(代表者を含む) ③希望の部(午前または午後)※人数調整をする場合もあるため どちらも大丈夫な方は第一希望と第二希望を書いてください。 ④ご住所 ⑤連絡の取れる電話番号
を記載してください。
※1枚のはがきで複数家族での申し込みは、その旨が分かるように人数をお知らせください。なお重複になるようなお申し込みはご遠慮ください。

【募集期間】 4月15日まで ハガキで受付 消印有効 ※人数の多い場合は抽選になります。参加出来る方にのみ書類送付いたします。

●申し込み後のながれ
ハガキでの申し込み後4月16日頃から活動内容の詳細と申込書類を発送します。保険加入も兼ねる参加申込書なので返信は10日以内にお願いいたします。
●参加費については当日お支払いいただきます。

【申込先】 〒191-0033 日野市百草672-1 石坂ファームハウス 
【お問い合わせ】090‐2910‐6506 (18時から20時) メール ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
※外部に募集業務委託することなく全て一個人で行うために、日中は畑作業が忙しく事務作業に手間取ることもあります。不手際等ありましたら申し訳りません。今後のコロナ感染の動向も不安ですが、参加される予定の皆様へはブログでの発信でお知らせを行いますのでマメに確認していただけると有難いです。
農園では種まき・収穫体験や農業体験(「いこーよ」に募集掲載する場合有)など生育過程を見て体験する・四季の畑を見る機会も含め農業を身近に感じてもらえるような体験もあります。不慣れながらインスタにも挑戦、農作業の1場面や農のある暮らしの1場面を知ってもらいたいと思いますのでご覧ください。
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令和4年度 お米つくり講座について

2022年03月05日 | 田んぼ・お米作り講座
毎年好評のお米つくり講座についてのお問い合わせが多くなってきました。とりあえずの内容でお知らせいたします。

正式な募集内容・申し込みの方法などは4月1日にブログに掲載いたします。

昨年と同様、「田植え」「稲刈り」「わらのリースつくり」の3回の連続体験講座
※「お米の花の観察会とかかしつくり」と「お餅つき」は別途開催になります。
 
【予定日時】
6月4日(土)、 10月8日(土) 、12月10日(土)
各回、午前の部9時30分集合 午後の部12時30分集合

【参加費】お一人5,000円…3回の講座(3歳以上・農園の入園料施設利用も参加費に含むため、田んぼに入らない付き添いの来園者も参加費が発生いたします)

約40家族の募集を予定しています。

詳細は4月1日に掲載しますので、昨年の募集内容など参考にご覧ください。

東京の水田は都内の全農地面積に対して3.8パーセント。我が家の周辺も私が子どものころに比べたら風景は変わり、田んぼをしているのはうちだけになってしまいました。父が亡くなり、私がひとり自信なさげにお米つくりをするようになって4年目。苗を育てる、水の管理、田植え、実りの様子・・・常に生育を気にして。てまひまかかりますが、我が家のお米はおいしい!だからお米つくりを続けていきたいし、田んぼの四季折々の風景も好き!
お米の消費も減り、地方ではお米栽培から大豆や麦栽培への転換を国から勧められています。栽培にかかわることで、お米を身近に感じたくさん食べてもらえるようなきっかけになってほしいです。都内に残る貴重な里山風景と谷戸田の田んぼ、子どもたちに体験の機会とパパ・ママもその田舎の雰囲気を楽しんでもらえたらと思います。

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お米つくり講座「しめ縄・輪飾り作り」

2021年11月28日 | 田んぼ・お米作り講座
≪お知らせ≫講座をお申込みしていない方で、わらリースと冬野菜収穫体験を希望の方は11月18日のブログで講座の募集をしています。ご覧ください!

今回で最終回の3回目になります。田植え・稲刈りではお米作りの生育過程やお米作りをする周辺環境(用水・あぜなど田んぼの周りにある名称は覚えたかな)も含め色々知る・体験する機会となりましたか?「田んぼ・畑」の違いすら分からない子どもたちも多いです。お米がどうやってどのように栽培され、実る姿も初めて見る人もまだまだいます。田植えの後に用水で手足を洗うことも、水道で洗ってキレイになるより時間はかかりますが「楽しさ」や「洗い方攻略の発見」があったり。整った環境よりも子どもたちが自分で考えて、自分で感じて。
そのような機会も現代っ子には新鮮に楽しく感じる事もあるようです。(※写真は庭の落ち葉掃きをしたがる体験参加の女子たち、竹ぼうきって珍しいのかな?)
この体験の参加の選択をしてくださった保護者の方々、本当にありがとうございます。私も一緒に子育てをしているつもりで「知ってもらいたい・伝えたい・体験してもらい」ことをこれからも体験の場を設けていきたいです。

「しめ縄・輪飾り作り」
稲刈り・脱穀後のワラの利用でお正月の輪飾りを作ります。稲穂と松ぼっくりの飾りはご用意しますがその他の飾りはご準備下さい。オリジナルの輪飾りをお作りください。ワラの温かみのある自然素材も輪飾りの魅力でもあります。

※製作後に希望者の方は大根(青首・三浦・聖護院)・じゃがいもの収穫体験ができます。
※新米の事前注文をメールで受けます。希望の方は2キロ 1,500円(もち米)、2キロ1,100円(うるち)で販売いたします。精米したてのお米を当日お渡しいたします。
※駐車場利用を希望の方は事前申込制です。かならずメールでお申し込みください。
※不参加の方は準備の都合もありますので連絡をいただけると有難いです。
※1月はお餅つきイベントを予定しています。募集は12月末にブログで行います。


≪午前の部 9:30集合 10:30ごろ解散≫収穫体験希望の方は制作後に行います。
≪午前の部 12:30集合 13:30ごろ解散≫
雨天の場合は翌日、開催の判断に迷う時は当日朝6時半ごろにブログに掲載しますのでご覧の上お越しください

●持ち物 飾り(百均の商品がおすすめ)・霧吹き・たこ糸・ハサミ・持ち帰りの袋・収穫体験希望の方は…ビニール袋・作業用手袋・汚れても良い服装、足元




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稲刈り体験と収穫体験

2021年10月11日 | 田んぼ・お米作り講座
9日は午前の部と午後の部に分かれ「もち米」の稲刈りを行いました。
まずは稲を刈るには鎌が必要なのですが、危険を伴う道具でもあります。安全に怪我無く使用するように実演しながら説明をしました。
そして刈り取りした稲株を3~4株で一束にして、ワラで結びます。慣れている私は簡単に結んでしまいますが、「これは見るのとやるのでは違い難しい!」の個所でもあります。この作業は指先を使うので慣れていない方は軍手を外した方がやりやすいのです。何度か繰り返すと、コツをつかみ稲束を掛け干しするまでの仕事が早くなる様子を子どもたちは楽しんでいました。

今年はコンバイン(刈り取りと脱穀を同時に行う機械)も隣の田んぼで作業していたので、騒音と埃を出しながら稲わらを自動結束・排出する様子をジーっとずっと見ているT君がいました。農業機械は工事関係の機械よりも遭遇場面は少ないと思います。我が家のコンバインも稲刈りの数日だけの稼働、田植え機も同様です。コンバインが参加の方にも珍しいだろうという事で、機械の説明とついでに乾燥機も見ていただきました。

機械屋さんに「稲作の機械は無駄に大型で個人所有ってどうなんだろうと思いません?」と訊ねたら、我が家にあるような個人が所有するサイズの機械はニーズが無くなり(地方の農業法人が使用する何ヘクタールもこなせるような大型機械が主流に)製造販売されなくなっていると。そうなると、小さな農家は機械が壊れたら稲作はやめようってことになりますよね。東京には田んぼを小さな規模でも続ける農家は多いです。天気で作業を判断する農家としてはレンタル機械は不向きです。田んぼが東京から減らないためにも、色々考えていきたいです。だからこそ、子どもたちのこの体験が未来の機械開発など目を向けてもらえることになれば…とても嬉しい!

我が家も生前父が高齢で作業の効率化を求めコンバインと乾燥機導入になりましたが、天日干しするお米も台風リスクが高いので機械化は良い判断だと思っています。あの近年の台風の中に掛け干しした稲が田んぼにあるのを想像するだけ恐怖です。

稲刈り体験後は田んぼから畑に移動して「さつま芋堀り・ショウガ・スダチ・四角マメ」の収穫をしていただきました。

次は12月11日(土)ワラのリース作りです。詳細は開催1週間前くらいに掲載いたしますのでご覧ください。

…お米の作業は「米」の漢字がはちじゅうはちから成り立つと言われるほど作業工程が沢山あります。乾燥が終わった籾は、この後「籾摺り」をして「玄米」の状態で保管庫に貯蔵します。食べる直前に「精米機」で白米にして食べます。このもみすり作業も天気の良い日を選んで1日がかりの作業で、30キロの米袋に詰めては運ぶの重労働。新米が食べられるのはまだ先なのですよ!


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米作り講座 第2回 稲刈りについて

2021年09月26日 | 田んぼ・お米作り講座
稲穂が重たげに垂れさがっています。この時期は天気の様子が特に気になります。次の週末は体験講座より一足早く我が家の稲刈りを予定していますが、台風の進路や勢力がどうなるのだろうか。
風、大雨で稲穂が倒れてしまうとコンバインでの刈り取りが困難に。また、田んぼにたまった水に稲穂が浸かってしまうと、稲穂から芽が出てしまうのです。

お米の花が咲いてから45日ぐらいが刈り取りの目安と言われています。早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメだし、天気の状況や田んぼの状態(降雨後に水がはけないで田に入るとぬかるんでしまう)も見ながらその判断が悩みます。
農業が天候に左右されてしまうのは仕方がない事。だからこそ収穫を終えたときの喜びと感謝の気持ちが生まれるのだと思っています。田植えから数カ月たち「あんな数本の苗から稲穂が付いたお米になっている!」という驚きと、「大きく育って良かった、稲刈り日を迎えられ良かった」と農家と同じ気持ちで稲刈りに参加していただければ嬉しいです。

< 稲刈り体験は令和3年お米作り講座申込みの方、限定です>

●日 時 10月9日(土)雨天翌日 
※開催日前日に雨が沢山降った場合、当日の田んぼの状態を見て田んぼがぬかるむ時は晴天でも9日は中止になります。ぬかるむ田んぼでの稲刈りは稲穂が泥で汚れるために稲刈りは行いません。ご了承ください。ブログで当日朝6時に状況を載せますので必ずご覧の上ご参加ください。

≪午前の部≫9:30集合 11:00ごろ解散 人数分散のため入れ替え制
≪午後の部≫12:30集合14:00ごろ解散

※稲刈り体験後にさつま芋堀りなど収穫体験が出来ます。

※田植えに参加した時と同じ部にご参加ください。どうしても都合のつかない方は10月4日までにメールでご連絡ください。また、不参加の方も準備の都合連絡をください。

※駐車場利用を希望の方は必ずメールでお申し込みください。(10台のみ)

●持ち物 マスク・帽子・飲み物・作業用手袋(鎌を使用しますのでゴムのすべり止めつきをご準備ください)、足元は汚れますので長靴または汚れても良い運動靴、稲穂がチクチクしますので長袖と長ズボンをお勧めします、収穫物を入れるビニール袋、など

●連絡先 090-2910-6506  メール ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp





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お米つくり講座申込者限定「かかし作りと観察会」

2021年08月02日 | 田んぼ・お米作り講座
田んぼはこの時期、田んぼの水を入れたり抜いたりを繰り返します。水を張りっぱなしだと根が酸欠状態になるので、根っこに空気がいくようにするためです。田んぼの地面が地割れするくらいが乾かす目安です。(その時、カエルは畦に逃げ出していて水を張ると田に戻るという繰り返し。)
お米の花が咲くころには稲は水が必要になるためその時期は水を切らさないように管理します。

8月8日お米の花が咲く頃なので田んぼの様子と観察会を行います。同時に田んぼの見張り番の案山子制作も行います。農園の畑で採れたスイカ割りもしましょう。時間のある方は別途ブルーベリー摘みが出来ます。
間隔を保ちながら、また感染対策をしながらの活動となりますので、ご協力おねがいいたします。

●日 時 8月8日(日)各回4組 ①10時~11時(あと2組受付) ②11時~12時
●参加費 お1人2,000円 (2歳から、同伴見学者も含む)
●持ち物 1家族1体制作のため、かかし制作用の要らない洋服(帽子もあるとよいかも)、水筒、熱中症対策のため飲み物は多めにご準備ください。
●申込み方法 メールで受付。ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
①代表者氏名 ②参加人数 ③希望する時間 ④連絡の取れる電話番号 ⑤駐車場利用の有無 

【当日の流れ】集合➡各家族で1体のかかし制作➔観察とかかし立て(記念撮影)➡スイカ割り➔解散…解散後ブルーベリー摘みが出来ます、またはかかし作り集合前にブルーベリー摘みも暑くないのでおすすめです。

※コロナ感染状況によっては中止になる場合があります、ご了承ください。
※当日、体調のすぐれない方はご参加ご遠慮ください。


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田植え後の様子…田植えをしてから約20日

2021年06月23日 | 田んぼ・お米作り講座
田植えから20日ほどたちました。稲の苗も根が定着して成長してきました。数枚しかなかった葉は増えてきて風にたなびくほど丈も伸びました。
例年と違う事は「カラス」の存在です。いつもの年はカモのつがいが来て田んぼの中をスイスイ移動する姿があるのですが・・・。今年はカラスが3羽ほど、水の張った田んぼの中に入り苗におかまないなしで歩き回っています。苗は折れるし、抜けるし、なんてことだっつ!!近所のびわの実を畦で食べているのは確認していますが、なぜ水の張った田んぼに入るのかは不明。カラスの存在のお陰で、カモは田んぼに飛来せず。カモがいるおかげで田んぼの中に生える雑草が引っかきまざり生えにくくなる効果は今年は期待できないかも・・・。最近、カラスが増えすぎです!畑でもカラスのイタズラが目につきます。

田んぼに近づくと、オタマジャクシが一斉に動きます!毎晩カエルの大合唱。大雨の時に田んぼは一時的でも貯水の役割を果たし防災面の効果もあります。知っていましたか?
立ち止まり田んぼの写真を撮る人やしばらく眺めている人、多いです。小さいながらに水面に植えられた苗が並ぶ田は眺めていて飽きないようです。水田風景は癒しや昔を思い出す場になっているようです。作業をしていると声をかけられることが度々。励ましの声、嬉しいです。いつまでも残したい場所として、そして関わる方のためにもこの先も変わらない場所として「お米作り」は続けていきたいと思っています。
庭先販売や収穫体験は今、充実している季節です。どうぞ、田んぼも一緒に見にお越しください。
※26日27日雨でなければ収穫体験開催します。
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