石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

お米つくり講座 第3回ワラのリース作り~お正月飾りをつくろう~

2022年12月01日 | 田んぼ・お米作り講座
※リース作りはお米作り講座に申し込みされている方限定です。

今回で最終回の3回目。12月になると同時に本格的な寒さになりました。
外作業を1年を通してしいると体で感じる天気の変化や湿度などの感覚がかなり敏感になります。私が農業に関わる様になってからの夏の暑さもかなり過酷さを増しました。色々な作物を栽培していて「これは暑さに弱いかも・・・」とか逆に「暑さに強いからむいているかも」と栽培品目も選びながら。一昔前は北海道では寒くておいしいお米が出来ないと言われていましたが、いまは美味しいお米が出来る場所となりました。
真夏の時期は水田の水が思った以上に暖かく用水から水を引き入れっぱなしにするなど我が家も高温障害に対処しました。そのため、水取口の付近は水温が低くなり生育にバラつきが出てしまったりとよろしくない事も。毎年繰り返しの作業でも気温や天気と生育の具合は一定ではありません。

リスクと隣り合わせの農業。ゲームと違いリセットはすぐには出来ません。でも大変さも含めお米が育つ様子やお米が食べられるまでを知る機会はぜひ知ってもらいたい・体験してもらいたいことでもあります。お米は日本を象徴する食材です。水が豊かだから栽培でき多種多様なおかずに何でも合うし。お米の消費が減っている現状が本当に残念です。お米作りを体験した方はぜひお米を意識して食べてもらいたいです。この時期は全国各地の新米が出回り味比べなども面白いと思います。品種によって味も違うし好み(もちもち・冷めても美味しい・ふっくらなど)もあるし。高級食パンは1食分で3人が食べればなくなっちゃいますが、お米はその値段で倍は食べられます(お米の価格によりますが・・・)。パン用小麦だってほとんどが国産ではありませんから食料自給率を上げるにはやはりお米!
この体験の参加の選択をしてくださった保護者の方々、本当にありがとうございます。私も一緒に子育てをしているつもりで「知ってもらいたい・伝えたい・体験してもらい」ことをこれからも体験の場を設けていきたいです。

「しめ縄・輪飾り作り」
稲刈り・脱穀後のワラの利用でお正月の輪飾りを作ります。稲穂と松ぼっくりの飾りはご用意しますがその他の飾りはご準備下さい。オリジナルの輪飾りをお作りください。ワラの温かみのある自然素材も輪飾りの魅力でもあります。

※製作後に希望者の方は大根(青首・三浦)・じゃがいもの収穫体験ができます。作業手袋と収穫したものを入れる袋をご準備ください。
※新米の事前注文をメールで受けます。希望の方は2キロ 1,500円(もち米)、2キロ1,100円(うるち)で販売いたします。精米したてのお米を当日お渡しいたします。お釣りの無いようにご準備ください。
※駐車場利用を希望の方は事前申込制です。台数に限りがあるためかならず前日までにメールでお申し込みください。(先着順)
※不参加の方は準備の都合もありますので連絡をいただけると有難いです。
※1月はお餅つきイベントを予定しています。募集は12月末にブログで行います。

•日にち 12月10日(土)※雨天の場合は翌日、開催の判断に迷う時は当日朝6時半ごろにブログに掲載しますのでご覧の上お越しください

≪午前の部 9:30集合 10:30ごろ解散≫収穫体験希望の方は制作後に行います。
≪午前の部 12:30集合 13:30ごろ解散≫上記同じ


●持ち物 飾り(百均の商品がおすすめ)・霧吹き・たこ糸・ハサミ・持ち帰りの袋・収穫体験希望の方は…ビニール袋・作業用手袋・汚れても良い服装、足元


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秋じゃがいも堀りと大根(2種類)の収穫体験

2022年11月18日 | 田んぼ・お米作り講座
今年の新米「もち米」1キロ、日本ミツバチのハチミツ60mlがお土産になる野菜収穫体験セットが好評の畑の新鮮野菜の収穫体験。
今回はじゃがいも、大根2種類(青首・赤い大根はサラダや朝漬けに最適)、葉物類(ルッコラ・わさびななど)ほか2~3種類の野菜、レモングラスを収穫して畑散策したいと思います。
農園のブルーベリーで作りたてのブルーベリージャムとレモングラスのハーブティは癒しの時間となっているようです。「東京とは思えない遠くの場所に来たみたい・・・」とお疲れ気味のお母さまはレモングラスの香りにはまりお替り。ご自宅でもハーブティをお楽しみください。

●日 時 11月26日(土)、11月27日(日)雨天中止 13時30分集合 15時半ごろ解散予定 ※事前に要連絡 30分くらい早めに到着してお昼食べるのOKです!または稲刈り後の田んぼ走り回るのもOKです!…
●    
11月27日、現在1組様のお申込みですが開催いたします。ご希望の方は当日朝10時までにお申込み受付いたします。

≪各日共通事項≫
・各回 7組限定 
但し3組からの申し込みで催行しますので満たない場合は中止にさせていただきます。申込組数は募集日時の個所に記載いたしますのでご覧ください。
参加費 お1人 1,000円(2歳から、同伴見学者も含みます)レモングラスハーブティと簡単ブルーベリージャムの実演とクラッカーにのせて試食
持ち物 収穫物を入れるビニール袋、作業用手袋、飲み物、汚れても良い服装と足元 など
・開催の判断に迷う時は朝6時半ごろにブログに掲載いたします。ブログを確認の上、お越しください場合によっては開催中に雨が降る時もありますので雨具をご準備ください。

【収穫体験セット 4,000円】 
じゃがいも2株、、大根2本、レモングラス、・もち米1キロ、日本ミツバチのハチミツ1瓶60ml(お土産)他葉菜類(ルッコラ・小松菜など)2~3種類➔生育状況で収穫物の内容が変わることがあります、ご了承ください。その場合は他の農産物で調整させていただきます。

~ハチミツについて~日本ミツバチは貴重な在来種、裏山に住み始めてもう数年になります。野菜や花木の花蜜を一年集めたものを秋に採蜜します。色々混ざった百花蜜ならではの味わい。東京産ハチミツのお味をお試しください!

申込みはメールで ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
①参加希望日 ②代表者氏名と連絡の取れる電話番号 ③参加人数 ④駐車場利用の有無 ⑤収穫体験セット数

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稲刈り体験はいかがでしたか?

2022年10月10日 | 田んぼ・お米作り講座
8日は足元が良くない中、稲刈りを強行しましたがご参加ありがとうございました。
もっと良い状態での稲刈りをしていただきたかったですが、運動靴の方は濡れてしまうはめになりごめんなさい・・・。
稲を刈る時に小さなお子様はお尻が濡れてしまいごめんなさい・・・。
 
参加の方は慣れない手つきで真剣に鎌を扱いワラで丁寧に束ねてくださり、「2株でごはん茶碗約1杯」を頭に浮かべながら稲刈りをしてくれたと思います。稲は全て脱穀して乾燥機での乾燥を本日終えました。

お米が実ってからの流れを知ってもらいたくて、コンバインでの刈り取りや脱穀の様子やワラカッターの田んぼへの肥料としての還元。近年は掛け干しは台風被害や天候に作業が左右されるために乾燥機の導入の経緯。我が家の稲刈り後の様子を伝えました。1年に1度の稲刈りシーズンにしか使用しない大型機械ばかりです。機械は値段も高くメンテ修理費もかかります。ふとした参加者の方のと会話で「大型機械が壊れたらこの先も田んぼを続けるか?田んぼはやめてしまうか?の判断する分岐点なんです」とお話をしました。機械を新規に購入して所有していても田んぼを続けられる人がいなくてはダメでしょ。「辞めたら田んぼはどうするのですか?」との質問に「マンションまたは駐車場です」の答えをしました。すごく現実的な事であり、田んぼや畑が少なくなっていくのは各農家でそのような事情もあるのです。

私は子どもの頃から家の前に田んぼが広がる景色の中で育ちました。当たり前の風景でこれからもそのままであって欲しいと思っています。お米作り体験講座は多くの方に関わっていただくことで田んぼを続けていくための農業収入のひとつでもあります。もちろん身近な東京にもこのような田んぼや畑のある風景があることを知っていただき「食」「農」は子どもの教育の中で大事な事、生き物が沢山住む環境は人間にとっても大事な場所、子どもだけでなく大人も昔を懐かしむ「原風景」であったり「癒し」を感じ心が和む空間の場。親子で、また参加する人同士が「農作業」を通してコミュニケーションを築く場。私たちは体験する場を提供することで、少なくなった東京の農地の維持につながると考えています。
どうぞこれからも末永く、子どもたちがまた家族を持つまたその先まで・・・都市農業に関わっていただければ嬉しいです。

12月は第3回の講座でワラのリース作りです。その時の申込時には新米の注文を受付いたします。お楽しみに!



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明日の稲刈りは行います!(お米つくり講座2回目)

2022年10月07日 | 田んぼ・お米作り講座
すごい雨ですね。田んぼには水たまりが出来ています。
でも、田植えの時のように足がとられるようなぬかるみではありません。かなり地面は固くしまっています。
ただ、泥汚れで足元が汚れるのは間違いなしですが。

日曜日は雨のマークが出ていますので予定通り8日の明日、稲刈りをする判断をさせていただきました。大雨の翌日は晴れていても開催延期と事前にお知らせしておりましたが、明日は稲刈りします!農作業がお天気に振り回されることを皆様も実感していただけたと思います。そして、申し訳ないのですが日曜日に延期の場合イベントをサポートしてくださる大勢のお手伝いの方が集まらない農園の事情もありますこともご理解ください。

まず、お知らせしていた様に服装は長袖長ズボン。日差しがあるようなら帽子やタオルがあると良いですね。足元は特に午前の部の方は長靴が良いでしょう。鎌をしようするので必ず作業用手袋をしてください。

通常でしたら刈り取りした稲は地べたに置いて3~4株を1束ねしますが、明日はかならずあぜ(草が生えているところ)において束ねましょう。泥まみれ、水たまりに稲束を置かないようにしましょう。束ねた後はパイプに掛け干しをします。1家族1本鎌をお渡ししますので、怪我や事故のないように各自で管理をしてください。稲刈りの鎌は特殊で「のこぎり鎌」という刃がギザギザした形をしています。もしけがをした場合は傷口が縫合しにくいと言われています・・・ゆっくり、丁寧に稲刈りをして稲わらを束ねてかけ干しをする作業を繰り返し行います。途中お子さんたちは飽きてしまったらカエルやバッタ取りしているのもありです。

稲刈り体験の後は里芋、大根、さつまいも、ネギ、ショウガの収穫体験を行います。(数の少ないものは先着順になります)希望の方は収穫物を入れる袋をお忘れなく!

田植えから約4カ月、早いような長いような見違える田んぼの景色と周りの秋の風景も一緒にお楽しみください。






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8日稲刈り体験について

2022年10月05日 | 田んぼ・お米作り講座
※「お米つくり体験講座」にお申込みの方のみの稲刈りイベントになります。

我が家の稲刈り(うるち米・キヌヒカリ)は2日に行いました。台風被害もなく倒れている稲はほとんどなくコンバインもスムーズに…と言いたいところでしたが刈り取りしたワラを結束する紐が度々切れて作業中断。でもどうにか一番上の段と下の段の刈り取りが終わりました。その後は機械屋さんに見ていただき原因が分かりました。何せ1年に1回の使用頻度のコンバインですから紐をどのように通すのか覚えておけず。農機具の説明表記って意外に分かりにくいものが多かったり。

今年はあぜの水が保てなくて、唯一の1回の除草剤が全く効いておらず田んぼ半分以上水草「コナギ」で覆いつくされてしまいました。稲刈りの途中で花の咲いたコナギを抜く今までやったことがない作業も加わり一層大変になってしまいました。一度種がこぼれれば来年は更にひどい状況が想像できます・・・雑草との戦いが今から考えるだけで重いです。あぜ塗りの重要性を身に染みた年となりました。

4日には体験イベントで行う稲刈りの区画を残して外周をコンバインで刈り取りしました。脱穀し終えたワラは肥料用には粉砕して、残りは掛け干しするのですが畑のかぼちゃ栽培の敷きワラ利用やネギやさつま芋の肥料として。そしてわら細工用にも利用します。その後籾摺り作業で出る「もみ殻」も土壌改良や堆肥に利用するし、精米後の「米ぬか」も農業には欠かせず無駄がないのがお米作りです。もはや畑での野菜作りのためにお米作りをしているのかも。

今のところころころ変わる予報、お天気が気になるところです。8日雨が降っていない場合でも前日の雨で田んぼがぬかるむようでしたら8日は中止になります。8日田んぼの水がはけて9日雨でなければ稲刈りを行います。田んぼの状況は天気だけの判断でない事、ご了承ください。また8・9日が稲刈りが出来ない場合は申し訳ありませんが稲刈り体験は中止にさせていただきます。作業は我が家で進めさせていただきます。次週迄作物を人間の都合で延期することが出来なく(収穫適期があります)、作物の都合に人間が合わせることが自然の中で行う『農業』なのです。…ハウス栽培や工場野菜は逆に人間の都合で栽培される解釈してよいですね。そのような事も理解して下さる機会になれば嬉しいです。とりあえず、ブログを当日朝6時には更新いたしますので確認していただきたいと思います。

田んぼの真ん中にカラス除けの鷹の「カイト」が飛んでいます。眺めていると飽きません(笑)
南側の斜面の柿は今年は生り年の様です。どうにか稲刈りが開催できるように、天気の様子を見守りましょう。
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第2回お米つくり講座 ≪稲刈り体験≫

2022年09月23日 | 田んぼ・お米作り講座
稲穂が重たげに垂れさがっています。稲刈りが終わるまでは台風が発生するニュースを聞くたびに気を揉みます。今年も各地で台風の被害がありました。稲刈り前の田んぼが一面水に覆われている映像や農作物の被害の映像は見ていて辛くなります。

収穫1カ月ほど前から田んぼへの水を止めて田んぼのぬかるみをなくして地面を固くしていきます。用水へ引くための川の水位を上げる堰の板があるのですが今年は撤去と水取口の板を閉めるのをすっかり忘れていました。そのため先日の台風の時は用水にかなりの水が入り込みあふれ出し焦りました。増水時に用水など見回わり流されてしまうニュースは他人事でなく、どうにかしなきゃと思ってもあの勢いの水流は小さな用水でもさすがに恐怖を感じました。

お米の花が咲いてから45日ぐらいが刈り取りの目安と言われています。早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメだし、天気の状況や田んぼの状態(降雨後に水がはけないで田に入るとぬかるんでしまう)も見ながらその判断が悩みます。
農業が天候に左右されてしまうのは仕方がない事。だからこそ収穫を終えたときの喜びと感謝の気持ちが生まれるのだと思っています。田植えから数カ月たち「あんな数本の苗から稲穂が付いたお米になっている!」という驚きと、「大きく育って良かった、稲刈り日を迎えられ良かった」と農家と同じ気持ちで稲刈りに参加していただければ嬉しいです。

< 稲刈り体験は令和4年お米作り講座申込みの方、限定です>

●日 時 10月8日(土)雨天翌日 
※開催日前日に雨が沢山降った場合、当日の田んぼの状態を見て田んぼがぬかるむ時は晴天でも8日は中止になります。ぬかるむ田んぼでの稲刈りは稲穂が泥で汚れるために稲刈りは行いません。大雨だった場合は9日も田んぼの状況を見て開催判断させていただきますことご了承ください。ブログで当日朝6時に状況を載せますので必ずご覧の上ご参加ください。

≪午前の部≫9:30集合 11:00ごろ解散 人数分散のため入れ替え制 
但しお弁当を食べる方は準備の都合11:45には撤収お願いいたします。
≪午後の部≫12:30集合14:00ごろ解散

※令和3年(昨年のお米)のうるち米を2キロ1,000円(税込み)で予約販売いたします。❕メールで受付、当日お渡しいたします❕

このお米を消費しないと農家としては新米に手を付けられない状況です・・・。もちろん保冷庫に入れて貯蔵してますので新米が出回る時期になると『古米』扱いになりますが品質も味も問題なしです。悲しいことに消費者の方の気持ちの問題で(農家のお米PRの仕方も問題があるのかも)、新米に惹かれるのはもちろんわかりますが。私としては精米して時間がたったお米の方が本来の味より落ちているのではと思います。皆様には精米したてのお米をご用意いたしますので「キヌヒカリ」是非味わってください。
新米は10月下旬には籾摺り作業を経て食べることが出来ます。12月の第三回のワラのリース作りの講座の時に注文賜る予定です。

※稲刈り体験後にその時期に収穫できる野菜の収穫体験が出来ます。(ダイコン・里芋を予定)

※田植えに参加した時と同じ部にご参加ください。不参加の方は準備の都合連絡をいただけると助かります。

※駐車場利用を希望の方は必ず事前にメールでお申し込みください。(10台のみ)

●持ち物 マスク・帽子・飲み物・作業用手袋(鎌を使用しますのでゴムのすべり止めつきをご準備ください)、足元は汚れますので長靴または汚れても良い運動靴、稲穂がチクチクしますので長袖と長ズボンをお勧めします、収穫物を入れるビニール袋、など

●連絡先 090-2910-6506  メール ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
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稲刈り前のようす

2022年09月14日 | 田んぼ・お米作り講座
田んぼは全体に黄金色。夏は青々した緑色が今の時期はすっかり秋の風景になりました。
稲穂は垂れて重たげ、そのようなタイミングでやってくる台風が心配です。

今年は一番上の田んぼは水が溜められない(畔塗りがうまくできなかったのか、もぐらの穴があったかも)ために、一度だけ使用する除草剤が全く効かない状況に。
オモダカという、水草が株間にギッシリ…何度か田んぼに入り抜いてはみたがとても取りきれるない。『カヤ』みたいな稲の葉っぱはかがんで水草を抜いている時には気がつかなかったが顔に無数の切り傷を作ってました。泥が固くなった田んぼに根を張る水草は抜くのも指先が痛くなりました。限界を感じて途中で止めましたが既に花が咲いていたので来年は更にひどくなるのを想像するだけで恐怖です。初期段階でお酢を薄めた液を散布するなど方法はあったみたいなので来年は畔塗りを完璧にして、色々改善を試みたいと思います。

お米作り講座の2回目、稲刈りの体験は10月8日です。詳細はまた開催1週間に告知いたします。
※講座は4月に申し込みされた方のみの参加になります。
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お米つくり講座補講 その2≪お米の花の観察会と野菜の収穫体験≫  

2022年07月31日 | 田んぼ・お米作り講座
※お米の花の観察会はお米作り講座に参加されていない方も申込み出来ます。

「お米って花が咲くの?」と驚かれます。恥ずかしながら私も大人になり農業に携わるようになってから知ったことです。身近に田んぼがなければ知る事も見る事もないお花です。ルーペ使用して観察しましょう。記録用紙も準備します。
観察会の後は夏野菜の収穫をお楽しみください。収穫体験後は用水の水で足を冷やし涼みましょう。
【5組限定】3組の申し込みで開催します。申込が無い時は中止になりますのでご了承ください。
●日 時 
8月7日(日)…あと3組募集…開催決定
8月11日(木)…あと3組募集…開催決定
9時半集合 11時ごろ解散予定 ※開催の判断に迷うような天気の時          はブログに掲載、または電話でお問い合わせください。

●参加費 観察講座に参加・・・お1人 1,500円 (記録用紙を配布)
     同伴見学・付添い・2歳から・・・お1人 1,000円 観察講座参加の方・見学の方共に冷えたカットスイカをお出しします。
●持ち物 筆記用具・収穫物を入れるビニール袋・飲み物・暑さ対策をご準備ください。用水に入る方は必ずサンダル持参
●野菜の収穫体験セット 4,000円
内容:ブルーベリー300g×2パック、ネギ、ピーマン、ナス、バジルなどその時に収穫できる野菜、お土産…お米(2キロ・白米ですがなるべく胚芽を残すように精米しています)、かぼちゃ
●申込方法 メールで申し込み ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
①代表者氏名 ②参加人数 (観察講座・見学者の内訳) ③収穫体験セットの数 ④希望の日にち ⑤駐車場の有無 ⑥連絡の取れる電話番号
※申込み状況は⑥の後ろに記載します








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お米つくり講座 補講その1 ≪かかし作りと夏野菜収穫体験≫ お米作り参加者限定

2022年07月31日 | 田んぼ・お米作り講座
田んぼは一面青々とした稲の葉が伸びています。風が吹いたときに葉がそよそよ揺らぐと風が見えるかのようです。
田植えから40日ぐらい過ぎたころずっと張っていた田んぼの水を止めてた田んぼの地面をひび割れさせます。今まで水に浸かっていた根に酸素を供給させ稲刈りに向け強い根になるようにします。天気によりますが5日ほどたち田んぼ全体の水が切れ地割れ状態になったところでまた水を田に入れます。
この作業はお米の花が咲く前には済ませ、穂が発育していく時期は稲の葉からの蒸散量が多いので水が必要となります。そして出穂後は水を張ったり水を止めたりを繰り返し稲刈り1カ月前には完全に水を切るようにします。

毎年、お米の花が咲く頃にお米つくり講座の参加者の方にかかし作りを呼びかけます。農園に来られる方の写真スポットにもなる人気のかかしたちです。家族単位の製作になりますので不要の洋服、帽子などご準備していただければと思います。

【5組限定】家族単位またはグループで申し込みの場合は各1体制作になります。
●日 時 8月6日(土)9時半集合 11時ごろ解散 ※雨天中止 開催の判断に迷うような天気の時はブログに掲載またはお問い合わせください。
●参加費 お1人 2,000円 2歳から 同伴見学者も含みます。製作後は冷えた農園のスイカを食べましょう!甘くて評判のスイカです。
●持ち物 かかしに着せたい不要な服・帽子など、飲み物、収穫物を入れるビニール袋、
●野菜の収穫体験セット 4,000円
内容:ブルーベリー300g×2パック、ネギ、ピーマン、ナス、バジルなどその時に収穫できる野菜、お米(前日に精米します)2キロ、かぼちゃ
●申込み方法 メールで申し込み ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
①代表者氏名 ②参加人数 ③収穫体験セットの数 ④駐車場利用の有無 ⑤連絡の取れる電話番号
※申込み状況は⑤の後ろに記載いたします。






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田植えイベントの様子

2022年06月06日 | 田んぼ・お米作り講座
4日はお天気に恵まれ、イベント日和。多くの参加者の方が青空のさわやかな気候の中で田植えが出来ました。

まず、集合後「苗が出来るまで」「田植えの準備まで」など田植えが出来るまでの様子を知ってもらいます。苗を植えることがお米作りのスタートではありません。種もみをまき、発芽させて土に蒔き、温度管理をして・・・と田植えはその途中の段階であり、農家は春からずっと準備をしてきていることを説明。スライドを見ている方の「へーえ」「なるほど」と言うつぶやきがささやかな喜びです。
苗を植える作業も、やり直しのない本番となります。だから参加の方にはガイドラインの紐に沿って、丁寧に確実に植えてもらうためしっかり指導いたします。・・・でも、最初は慣れない手つきの子どもたちも後半は慣れた感じでスピードアップ。一列一列を共同作業で進める様子も見ごたえがあります。泥の感触や苗の植える作業、初めてだらけの体験も何かしらの感情が芽生えたはずです。今後の苗の生育はどうかな?お米ってこんな場所でできるの?どんな風に育つの?
汚れた手足は用水路で洗い、水の冷たさや流れる水で洗う気持ちよさ(水の有効利用)も感じてもらえたはず。日野市内でも湧き水を引き込んでいる田んぼはほぼなくなり、生き物も自然も豊かな田んぼが東京にもあるという事を実感してもらえたと思います。カエル・トンボ・クモ・サワガニ・・・農薬も除草剤も最低限にして、その分作業が大変になることもありますが今後も持続可能な田んぼを維持できるよう一緒に関わってもらえるとうれしいです!子どもたちが大人になって、またその子どもたちを連れてこられるように変わらない場所となれるように。

8月半ばに特別補講「かかし作りとお米の花の観察」を予定しています。7月8月はブルーベリーの摘み取り時期でもありますのでお越しの際は様子を見てください。そして10月8日(詳細は1週間前くらいにブログに記載)は稲刈りになります。約4カ月の間大きく育ち沢山の実りの穂がついたお米をお楽しみに・・・。
田んぼの水の調整、畦の草刈り、水田の中の草取りなどがこれからの作業になります。また様子を載せますのでご覧ください。

ご参加の皆様、多くのボランティア様、丁寧で真剣な田植えのご協力ありがとうございました。

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