石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

ミツロウエコラップと春の畑散策

2021年03月28日 | 体験講座
春は日本ミツバチたちの分蜂時期です。(分蜂とは巣の中で女王バチが新しく生まれると古い女王バチが働きバチを連れて巣を出て新たに巣をつくり事です)
我が家のハチの師匠は「分蜂をしたらどこに行くのか見張っとけ!」と捕獲作戦をするとおっしゃいますが・・・「私も畑が忙しいから見張れない、無理っ!」と毎回のやり取り・・・。
しかし、本日は捕獲作戦しなくても準備していた巣箱に勝手に入ってくれました。静かに巣を気に入ってくれて巣作りを始めてくれる様子を見守ります。

この蜂たちの巣は採蜜した後に我が家では「ミツロウ」を採取します。お湯で煮て溶かし、巣のごみなどを取り除いて冷まして固形物にします。これは働きバチが巣を作るための蝋(ロウ)で、ハチミツを食べた働きバチは自分のお腹にある蝋線というところから蝋を分泌して巣をつくります。昔はろうそくを作る目的でミツバチを飼っていたとも言われています。
今は主にリップクリームやハンドクリーム(最近はわんちゃんの肉球クリームに評判です)、木材の艶出しに利用されています。そして、今回はミツロウを使って作るエコラップの「ミツロウラップ」を制作します。
布にミツロウをコーティングして、お皿の上にかけるラップのように利用します。使い捨てのプラスチックラップに変わる天然素材のラップ作りに挑戦しませんか。ミツロウ特有の保湿性・抗菌性・程よい通気性。このラップのお陰でプラスチックラップの利用がぐんと減りますよ。ミツロウクリームの実演も行います。
春の野菜畑も散策して、ミニ大根の収穫をしましょう。里山の畑、桜の花びらが散る風景が見られますよ。

●日 時 4月3日(土),4月4日(日)雨天中止 10時集合 11時半ごろ解散
●参加費 お1人3,000円 (ミツロウラップ1枚製作、ミツロウハンドクリーム8gお土産、ミニ大根1本、入園・体験料 ほか)、同伴見学の場合 500円(2歳から、入園料、お土産は付きません)
●持ち物 汚れても良い服装・足元、ビニール袋、水筒など
●5組限定
●申込み メールで①代表者氏名 ②参加人数の内訳、(制作する人と同伴者)③参加希望日 ④連絡の取れる電話番号 ⑤駐車場利用の有無

当日の流れ(予定) 10:00集合➡10:10頃 日本ミツバチの巣箱見学 ➡10:20 ミツロウラップ制作 ➡ ミツロウクリームの実演 ➡11:00 野菜畑の畑散策とミニ大根の収穫 ➡11:30 解散・・・残りたい方は12:30までお庭でお昼を食べることが出来ます。(ツリーハウスのデッキでも、田んぼの畦でも、畑の休憩場でもお好きな場所で。)
※別途になりますが「タケノコ堀り」もタイミングが良ければ掘れそうです!
※写真は軒下に分蜂したハチの群、迫力あります。
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