社民党の福島みずほ副党首が、12月5日の集会で、予想される今後の「改憲の日程」について話した。以下はその要旨である。
自民党は先の衆院選で、以下の4点を公約した。
1.九条三項に自衛隊を明記する。
2.緊急事態への対応。
3.教育の無償化。
4.参議院の選挙区の合区解消の為の憲法改正。
首相は、
2014年 秘密保護法
2015年 戦争法(安保関連法)
2017年 共謀罪
の成立,施行をさせた。
戦争のできる国の工程表の総仕上げとして、翌2018年には九条改悪をやろうとしているのではないか。
首相は2020年には憲法九条を変えて施行すると言っている。ということは、予想される日程は次のようになる。
2018年6月発議 8月国民投票。(一番速い案)
改憲手続法は「発議後60日から180日の間に国民投票をしなければならない」、とある。首相は(国民への改憲案の周知や、法案への批判が)広がらないように、最短の60日でやるだろうと考えている。
2019年7月の参院選に同日で国民投票。(2020年が期限だとすると、これがデッドライン)
2018年9月の自民党総裁選を跨ぐ説もある。(発議をしたから、その後も総裁をやってくれ、という状況を作るため)
首相は最速の案を考えているだろう。
11月30日の参議院予算委員会
〔質問〕憲法九条三項に自衛隊を明記するということは、集団的自衛権の行使をする自衛隊か?
〔首相答弁〕「九条一項,二項の解釈を変えて限定的に集団的自衛権の行使を認めたので、(それは)そのままです。」と答えた。
①集団的自衛権を行使する自衛隊だと明言した。災害救助や国土防衛の為の自衛隊ではない、世界で戦争をする自衛隊。
②この答弁で変なのは、「憲法の解釈を変えて」と言ったことで、首相達は「1972年の砂川判決から集団的自衛権の行使は認められている」として、解釈は変えていないと言っていたのに、答弁のなかでは「解釈を変えて」と言っている。質問するたびに答弁が変わる。
このように大変な状況である。首相がやろうとする改憲の発議を、人々の力で止めたい。国民投票は一週間前までCMは全く自由であるとか、最低得票数も書いていない等、国民投票法には欠陥がある。
発議を止めるために一番有効なのは、「女の口コミ大作戦」だと思っている。ありとあらゆる場所で、三千万署名を含め、憲法九条を改悪させない声を大きく広げていきましょう。みんなの力で、女性の力で男性の力で憲法九条を変えさせないという声を、時間との闘いではあるが、「大きく大きく楽しく愉快にチャーミングに広げていけるようにやっていきたいと思っています。」
「一緒にがんばりましょう。ありがとうございます。」
9条は世界の宝、の集会で発言です https://t.co/3hfs7NoE4j
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 5 December 2017
自民党は先の衆院選で、以下の4点を公約した。
1.九条三項に自衛隊を明記する。
2.緊急事態への対応。
3.教育の無償化。
4.参議院の選挙区の合区解消の為の憲法改正。
首相は、
2014年 秘密保護法
2015年 戦争法(安保関連法)
2017年 共謀罪
の成立,施行をさせた。
戦争のできる国の工程表の総仕上げとして、翌2018年には九条改悪をやろうとしているのではないか。
首相は2020年には憲法九条を変えて施行すると言っている。ということは、予想される日程は次のようになる。
2018年6月発議 8月国民投票。(一番速い案)
改憲手続法は「発議後60日から180日の間に国民投票をしなければならない」、とある。首相は(国民への改憲案の周知や、法案への批判が)広がらないように、最短の60日でやるだろうと考えている。
2019年7月の参院選に同日で国民投票。(2020年が期限だとすると、これがデッドライン)
2018年9月の自民党総裁選を跨ぐ説もある。(発議をしたから、その後も総裁をやってくれ、という状況を作るため)
首相は最速の案を考えているだろう。
11月30日の参議院予算委員会
〔質問〕憲法九条三項に自衛隊を明記するということは、集団的自衛権の行使をする自衛隊か?
〔首相答弁〕「九条一項,二項の解釈を変えて限定的に集団的自衛権の行使を認めたので、(それは)そのままです。」と答えた。
①集団的自衛権を行使する自衛隊だと明言した。災害救助や国土防衛の為の自衛隊ではない、世界で戦争をする自衛隊。
②この答弁で変なのは、「憲法の解釈を変えて」と言ったことで、首相達は「1972年の砂川判決から集団的自衛権の行使は認められている」として、解釈は変えていないと言っていたのに、答弁のなかでは「解釈を変えて」と言っている。質問するたびに答弁が変わる。
このように大変な状況である。首相がやろうとする改憲の発議を、人々の力で止めたい。国民投票は一週間前までCMは全く自由であるとか、最低得票数も書いていない等、国民投票法には欠陥がある。
発議を止めるために一番有効なのは、「女の口コミ大作戦」だと思っている。ありとあらゆる場所で、三千万署名を含め、憲法九条を改悪させない声を大きく広げていきましょう。みんなの力で、女性の力で男性の力で憲法九条を変えさせないという声を、時間との闘いではあるが、「大きく大きく楽しく愉快にチャーミングに広げていけるようにやっていきたいと思っています。」
「一緒にがんばりましょう。ありがとうございます。」