北京冬季オリンピックが開幕します。本日開会式が行われますが、競技は既に始まっています。
話題性が乏しいとか、人気がどうとか、ましてやコロナ云々を持ち出して、楽しもうとしないのはスポーツに対する冒涜とも言えます。だから、何はさておき楽しみま
しょう。
さて、日本で開催された五輪と言えば、夏が東京の2回、まあ2回目は昨年だったのですが、冬は札幌と長野の2回です。その中で、昭和に開催された夏の東京大会と
冬の札幌大会、これにはテーマソングがありました。
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「東京五輪音頭」
作詞:宮田隆・作曲:古賀政男
ハアー (ソレ)
あの日ローマで ながめた月が
(ソレ トトントネ)
きょうは 都の 空照らす
(ア チョイトネ)
四年たったら また会いましょと
かたい約束 夢じゃない
ヨイショ コリャ 夢じゃない
オリンピックの 顔と顔
ソレトトント トトント 顔と顔
ハアー (ソレ)
待ちに待ってた 世界の祭り
(ソレ トトントネ)
西の国から 東から
(ア チョイトネ)
北の空から 南の海も
越えて日本へ どんときた
ヨイショ コリャ どんときた
オリンピックの 晴れ姿
ソレトトント トトント 晴れ姿
ハアー (ソレ)
色もうれしや 数えりゃ五つ
(ソレ トトントネ)
仰ぐ旗みりゃ はずむ胸
(ア チョイトネ)
すがた形は 違っていても
いずれおとらぬ 若い花
ヨイショ コリャ 若い花
オリンピックの 庭に咲く
ソレトトント トトント 庭に咲く
ハアー (ソレ)
きみがはやせば 私はおどる
(ソレ トトントネ)
菊の香りの 秋の空
(ア チョイトネ)
羽をそろえて 拍手の音に
とんでくるくる 赤とんぼ
ヨイショ コリャ 赤とんぼ
オリンピックの 今日の歌
ソレトトント トトント 今日の歌
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「虹と雪のバラード」
作詞:河邨文一郎・作曲:村井邦彦
虹の地平を 歩み出て
影たちが近づく 手をとりあって
町ができる 美しい町が
あふれる旗 叫び そして唄
ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
あの星たちの あいだに
眠っている 北の空に
きみの名を呼ぶ オリンピックと
雪の炎に ゆらめいて
影たちが飛び去る ナイフのように
空がのこる まっ青な空が
あれは夢? ちから? それとも恋
ぼくらは書く いのちのかぎり
いま太陽の 真下に
生れかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと
生れかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと
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昭和の頃は、五輪にせよ万博にせよ、外国人を目にする機会は殆どありませんでした。まさしく、世界の祭りだったのです。そして、町が生まれ、町が変わる、その歴史の1頁に位置する壮大なイベントでした。それによってインフラが整備され、日本が未来に向かって発展する息遣いを感じることができました。オリンピックは本来そういうものだったのです。
今となっては、金儲けの道具のように見られ、IOCを富ませる為に開催都市がやせ細っていくような、悲しい現実となり果てました。オリンピックを開催することがステータスではなくなって久しいのですが、もう一度あのような熱気と歓声だけは取り戻してほしい。それだけを願いながら、今回の北京も見てみようと思います。
よろしくお願いします。