おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

窮屈でも試合が観れればそれでよい !?

2020年03月29日 18時51分00秒 | サッカー



新型コロナウイルスの勢いは簡単には止まりません。それは予想通りの流れで驚くことはありません。今日も現状では国内で三桁の感染者が確認されています。

           

新型コロナウイルス 国内感染者1827人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012356151000.html
※以下、引用です。



各地の自治体や厚生労働省などによりますと、東京都で新たに68人の感染が確認されるなど全国で合わせて103人の感染が確認され、日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて1827人となっています。このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2539人となります。

死亡した人は
▽国内で感染した人が55人、
▽クルーズ船の乗船者10人の合わせて65人です。

日本で感染が確認された1827人のうち、
▽東京都は430人、
▽大阪府は191人、
▽北海道は175人、
▽愛知県は164人、
▽兵庫県は133人、
▽千葉県は130人、
▽神奈川県は123人、
▽埼玉県は84人、
▽京都府は40人、
▽新潟県は31人、
▽大分県は27人、
▽福岡県は22人、
▽岐阜県は20人、
▽群馬県は18人、
▽和歌山県は17人、
▽茨城県は16人、
▽高知県は14人、
▽福井県は13人、
▽栃木県、奈良県、熊本県は11人、
▽石川県、三重県は9人、
▽長野県、沖縄県は8人、
▽青森県は7人、
▽滋賀県、広島県、山口県は6人、
▽秋田県、山梨県、静岡県、愛媛県は4人、
▽岡山県、宮崎県は3人、
▽宮城県、福島県、長崎県は2人、
▽徳島県、香川県、佐賀県、鹿児島県は1人、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて41人です。

また、厚生労働省によりますと、重症者は今月27日の時点で
▽国内で感染した人などが56人、
▽クルーズ船の乗船者が9人の合わせて65人となっています。

一方、今月27日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが372人、
▽クルーズ船の乗客乗員が603人で、合わせて975人となっています。


           

感染拡大が終息する目処がつくまでは、やはり感染しないように万全の注意を払うことが重要です。特に高齢者や持病のある方は感染を絶対に避けなければなりません。issanもそうなんですが(苦笑)

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さて、Jリーグはどのようにリーグ再開を考えているのか? 色々な情報は流れてきますが、実際に再開される時期になってみないと分からないのが実情です。

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応援は手拍子のみ? 会場内での飲食はNG? 新型コロナ収束後のJリーグ観戦はどうなるのか
宇都宮徹壱
https://news.yahoo.co.jp/byline/utsunomiyatetsuichi/20200329-00170356/
※以下、引用です。

■新たに設定された再開プランから見えるJリーグの意図

3月25日、Jリーグは2度目となる公式戦再開の延期を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、Jリーグが最初に延期を発表したのが2月25日。この時は「3月18日の再開を目指す」としていたが、3月12日には「4月3日」に再設定され、今回は「J3が4月25日、J2が5月2日、J1が5月9日」と段階的に再開(J3は開幕)することが新たに発表された。

以前の記事でも指摘したが、今回の非常事態に対してJリーグは、どのスポーツ興行団体よりも素早い対応を取ってきた。公式戦の延期を最初に決めたのもJリーグだったし、3月2日にはNPB(日本野球機構)と共同で、感染症学の専門家3名を加えた「新型コロナウイルス対策連絡会議」を立ち上げている。今回の延期発表も、同会議での専門家の意見を参考にしながら、全Jクラブ代表者とのウェブ会議での議論を踏まえてのものだ。

こうした危機管理能力を発揮する一方で、Jリーグは綿密なシミュレーションに基づいた再開のための準備を進めている。すべての会場に検温用のサーモメーター、そしてマスクや消毒薬が行き渡るように手配。キャパシティが少ないJ3から開催し、平均観客数が多いJ1の再開をゴールデンウイーク明けに設定するなど、段階的な再開プランには主催者側の細やかな配慮が見て取れる。

新たな再開日程が設定されたことを受けて、Jリーグでは3月27日に臨時合同実行委員会を開催し、その内容がウェブ上でのメディアブリーフィングで公開された。具体的には「試合日程」「競技の公平性」「観戦環境対策」「財務対応」の4つのテーマだが、本稿ではファン・サポーターに最も関連性のある、3番目の「観戦環境対策」についてお伝えすることにしたい。もっとも、現段階ではあくまで「たたき台」であり、決定事項ではないことはあらかじめ強調しておく。

■Jリーグによる『再開直後の試合運営プロトコル(案)』

「観戦環境対策」についてメディアブリーフィングを行ったのは、プロジェクトリーダーの藤村昇司氏。藤村氏は、これまで4回行われた対策連絡会議にも陪席。今回のブリーフィングでは、作成中の『再開直後の試合運営プロトコル(案)』に基づきながら、Jリーグが考える「観戦環境対策」について語っている。その内容から、再開後のJリーグがどのような観戦環境となるのか、うっすらとイメージできるはずだ。

本題に入る前に、前提となるJリーグの考え方を確認しておこう。まず《状況が好転次第、一日も早くJリーグを再開したい。ホームタウンの笑顔と元気を、全国に届けたい》(プロトコル案より。以下、同)。その上で《できれば満員のお客様と共に再開したい。しかしその時期を待っていると、シーズン日程消化ができなくなる》として、完全収束を待たずに再開に踏み切ること。さらに《無観客は「最後の手段」と位置づける》ことが明記されている。

Jリーグでは「観戦環境対策」のリスクについて、レベル3(厳重警戒)→レベル2(警戒)→レベル1(注意)と設定。レベル3の段階から《できる限りの感染リスク対策をして、お客様をお迎えしながら、Jリーグを再開する》としている。そのためには《リーグから、ぜったいに守ってほしい基準を示す》。具体的には、感染リスクの主要因となっている「3密=密閉、密集、密接」の状態を作らないための禁止事項を設けることだ。

3月25日の会見でJリーグの村井満チェアマンは「試合は野外で行われるので密閉については問題ない」とした上で、密集対策については「(再開から)2カ月をめどに遠距離移動による観戦の自粛を呼びかけること」、密接対策については「前後左右の客席を空けること」を方針として挙げている。余談ながら、最近はメディアを通してすっかり定着した感のある「3密」だが、Jリーグでは対策連絡会議が立ち上がった3月初旬から提唱している。

■規制や自粛ばかりが目につくプロトコルだが

ここから、ようやく本題である。「3密」ならぬ「2密」によるリスクを避けるために、Jリーグでは具体的にどのような禁止事項を考えているのだろうか。まず、来場自粛をお願いする対象については《体調の悪い方(37.5度以上の発熱、咳、からだのだるさ)》《過去2週間以内に、発熱は感冒症状で受診や服薬等をした方》《過去2週間以内に、感染拡大している地域や国への訪問歴がある方》などが挙げられている。いずれも妥当な判断と言えよう。

密集対策としては、遠距離移動によるアウェー観戦の自粛を促すために《ビジター席を設けない》。そして密接対策としては《スタジアム内回遊規制》を設けることや、売店についても《人込み(ママ)をつくる要因となる》として検討課題となっている。また、アルコール販売については《サンミツ(ママ)への配慮が薄れるリスク》を懸念。会場内での飲食についても《マスクを外すことにつながり、感染リスクに見える》としている。

ゴール裏のサポーターにも、期間限定での規制が求められることになりそうだ。《「ゴール裏」にも密集しないよう要請》した上で《チャントやコールを先導・扇動するような行為(持ち込み等含む)を禁止する》可能性も示唆している。この件について藤村氏は、ブリーフィングの中で「応援は声を出すのではなく手拍子中心が望ましい」とコメント。一方で「自然発生的な歓声については容認」する方向であることを明かしている。

繰り返しになるが、本稿で紹介したプロトコルの内容は、あくまでも「たたき台」であり、決定事項ではない。それでも今回あえて記事にしたのは、Jリーグが考える感染防止対策を、今のうちからファンやサポーターも共有したほうがよいと考えたからだ。とりわけゴール裏に関する規制については、受け入れ難いと感じるサポーターもいるだろう。「アウェー観戦の自粛」についても、基準を定義するのは容易ではなく、ファンの不満が噴出する可能性は否定できない。

それでもわれわれは、状況が想像以上にシリアスであることを認識すべきだ。危機管理に鋭敏なJリーグは、そのことを織り込み済みでプロトコルを作成している。確かに規制や自粛ばかりが目につくが、その根底にあるのは「Jリーグのコミュニティから感染拡大を起こさない」とする強い信念である。いろいろ不満もあるだろうが、ここはファンやサポーターも覚悟を決めて、フットボールがある日常を少しずつ取り戻していくしかないだろう。


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我慢できるところは我慢して、少しずつ可能になって来た時に元のように楽しみましょうということなのですが、それに対する方法論はまだはっきりと普及されていません。情報が少ないと不安になるものです。

Jリーグのここまでの動きを考えれば、再開前の早い時期に具体的な方法についての普及があるでしょう。



具体的な観戦ルールが明示されれば、それに従うことです。再開時期に警戒レベルが下がっていれば、それはそれで嬉しいことなのですが、こればかりは望んで叶うものでもありません。今は待つのみですね。

よろしくお願いします。
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明るい話題が少しでもないと・・・!?

2020年03月29日 10時26分00秒 | サッカー



COVID-19の猛威はとどまるところを知らず、国内のほとんどのイベントや主だった活動を根絶やしにしながら拡大の一途を辿っています。首都圏の感染者は次週になれば更に大きく拡大するでしょう。それだけ日本全国が緩んでいたことが問題なわけで、ここに来て慌てて自粛要請を出したとしても、今拡大しているのはそれ以前の感染に因りますから、効果を確認するなら、今から2週間~3週間先を見ないといけません。

ここはあくまでスポーツおたくのブログなので、話題がコロナ中心に偏ってしまうことは本意ではありません。しかし、話題にしたいスポーツイベントが何もないのではしょうがない面もあります。

絞りだすようにJリーグの話題を拾っていきます。

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サッカーJリーグ 4月8日前後に新たな日程を発表へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200327/k10012354421000.html
※以下、引用です。



新型コロナウイルスの影響で公式戦を中断しているサッカーJリーグは27日、各クラブの代表者などによる実行委員会を開き、来月下旬からの段階的な再開に向けてスタジアムを確保できるかどうか確認したうえで、新しい日程を来月8日前後に発表する方針を示しました。

Jリーグは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、先月下旬から公式戦を中断しています。

これまでに来月25日からJ3、5月2日からJ2、5月9日からJ1と開催規模の小さいJ3から段階的に再開を目指すことを決めていて、27日の実行委員会ではその後の試合日程や大会方式などについて議論しました。

その結果、全56クラブに対して主催試合を行うスタジアムの確保状況について今月末までにアンケートをとって確認したうえで、来月8日前後には新たな日程を発表する方針を示しました。

担当者によりますと、悪天候で試合が行えなくなることも想定して、できるだけ早い時期に延期となった試合を組み入れたいということで、東京オリンピックが行われる予定だった夏場に試合が立て込む可能性が高くなっているということです。

一方、最終節は当初どおりの日程か、遅れても年内となる見通しを示しました。

このほかJ2からJ1への昇格は自動昇格の2チームとして「参入プレーオフ」を行わないことや、新型コロナウイルスの影響が長引いて試合全体の75%を消化できなかった場合や1チームでも50%を消化できなかった場合は大会を不成立として賞金を出さないことや、昇格を行わないことなどで合意しました。


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先の見えない息苦しさはどんどん増して来ます。まあ、個人的には優先すべきは五輪でも代表でもなく、Jリーグであり、中でもファジアーノ岡山ですから、再開の第一歩はJリーグが刻んでくれないと困ります。可能な限り以前の状態で再開できるように祈っています。

人間は日常にどんなに閉塞感を感じていても、好きなこと、やりたいことが見出せれば、それを糧に生きて行くことができます。その大事なものを失わない為にも、この現状を打破しないといけませんね。



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Jリーグに迫る「コロナ危機」、20億円減益リスクを回避する2つの秘策
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200329-00233109-diamond-soci
※以下、引用です。

今夏に予定されていた東京五輪・パラリンピックを延期に追い込んだ、新型コロナウイルスの猛威はあらゆるスポーツ界を直撃している。公式戦を合計で314試合も延期させているJリーグも例外ではない。4月下旬から段階的に再開させていく青写真が新たに描かれた中で、J3までを含めて56を数えるクラブ、そしてリーグ事務局が被る減益が最大で20億円と試算されている。破綻を招かないために、Jリーグはどのような施策を準備しているのか。(ノンフィクションライター 藤江直人)



●Jリーグと全クラブ合計で 最大20億円の減益の可能性

決して小さくはないインパクトを伴う数字が開示された。世界中で拡大の一途をたどる新型コロナウイルスの影響を受けて、2月下旬からすべての公式戦を中断させているJリーグが、どのぐらいの減益を余儀なくされるのか。クラブ全体、そしてJリーグとして具体的な金額が弾き出されていた。

「各クラブの資金繰りやJリーグの体力を見ながら計算していますが、J1、J2、J3のクラブの合計でだいたい10億円から15億円ぐらいの減益になる可能性があると考えています。再開がずれ込んでいることで当然ながらJリーグとしても、4億円から5億円は出てくるのではないか、と」

合計で最大20億円もの減益が出る可能性があると明言したのは、Jリーグのクラブ経営本部の鈴木徳昭氏だ。オンライン形式で行われた25日のメディアブリーフィングで、今シーズンのスケジュールが大幅に変更されていることで発生する、財務的な影響を問われた時の回答だった。

メディアブリーフィングに先駆けて、村井満チェアマンをはじめとするJリーグの幹部、そしてJ3までを含めた全56クラブの代表取締役または理事長で構成される実行委員会を、同じくウェブ会議方式で緊急開催。公式戦を再開させる時期に関して新たな合意がなされていた。

当初は4月3日に設定していた再開目標を大幅に後ろ倒し。まだ開幕していないJ3を同25日に、ともに開幕節だけを消化しているJ2を5月2日に、そしてJ1をゴールデンウィーク明けの同9日にそれぞれ段階的に再開させていく新たな目標の下で、準備を進めていくことになった。

延期された公式戦は各カテゴリーのリーグ戦と、YBCルヴァンカップを合わせて314試合に到達。例えばJ1は1クラブ当たりリーグ戦で11試合、ルヴァンカップのグループリーグで5試合と合計16試合が延期。これらを再開された後のスケジュールの中に組み込んでいく再編作業が行われる。

7月上旬から1カ月あまりを中断させ、メダル獲りへ全面的に協力する青写真が描かれていた東京五輪が1年程度の延期となったことで、スケジュールに幾分かの余裕は生まれた。それでも週末に予定されていたリーグ戦のほとんどは、水曜日を中心とする平日のナイトゲームとして代替される。

Jリーグの場合、平日のナイトゲームになると観客動員数が一気に下がる。J2とJ3ではさらに顕著になる。前出の鈴木氏も「平日開催に移る試合数が多くなることによって、マッチデーにおける収入が大きく減ってしまう」と入場料収入の落ち込みは避けられないと指摘する。

さらにJリーグでは、新型コロナウイルスがクラスター(集団)感染するリスクを高めるとして、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が警鐘を鳴らす三大要因「密閉空間、密集場所、密接場面」のうちの「密集」と「密接」を、公式戦の再開へ向けて排除することを決めている。

前者に関しては通常は片側のゴール裏に設けられる、アウェイクラブを応援するファン・サポーター用の座席を、再開から2カ月間をめどとして封鎖することで対応する。応援のために公共交通機関を利用して長距離移動することで、新型コロナウイルスが拡散される恐れがあると判断したからだ。

さらに後者に関しては、原則として前後左右の席をひとつずつ空けて来場者が座ることで対応していく。すでに年間シートなどを購入しているファン・サポーターにも協力を要請しながら、各スタジアムのキャパシティーにおいて50%以下の収容率にとどめていくことも合意に達した。

日程変更や一連の施策がもたらす、入場料収入を中心とした各クラブの減益の合計額が最大で15億円となる。しかも、これは各カテゴリーのリーグを5月2日に同時再開させる前提で試算されていた。一転して段階的再開に変更された背景には、来場者の安全面を考慮した事情があった。

●「資金繰り悪化」への対策として 分配金の前倒し、新たな融資制度を創設へ

Jリーグでは再開に備えて、各スタジアムの入場ゲートにアルコール消毒液と体温を計測するサーモメーターを設置。さらにクラブ関係者やスタッフを含めた運営側にマスクの着用を義務づけている。消毒液とマスクは用意できたものの、サーモメーターが遅れていると村井チェアマンは言う。

「全体で450個ほどが必要とされる状況の中で、すべてそろうのが4月18日と見ています。ただ、外気に触れながら風や温度、日陰などいったさまざまな要素を考慮して測定する上で、サーモメーターの運用には非常に習熟したスキルが求められるため、一定程度の準備期間が必要だと判断しました」

こうした事情から、平均入場者数が少ないJ3から先行再開させていく。ゴールデンウィークは大勢の来場者が望め、グッズや飲食物も含めてかなりの売り上げが見込める中で、J1に関しては前出した「密集」と「密接」を避けるために、苦渋の決断の末に外すことが決まった。

村井チェアマンも「国民の皆さまに迷惑をかけることのないように、J1はあえて外す意思決定をしました」と明かした。加えて「考えなければいけないのは、クラブのキャッシュフローです」と過去に経験のない状況下で、各クラブの資金繰りに影響が出ないかを早い段階から注視してきた。

他のプロスポーツ興行に先駆ける形で2月下旬に中断・延期を決定した時から、Jリーグは村井チェアマンの下で4つのプロジェクトを発足させて、公式戦再開へ向けた準備を進めてきた。その中のひとつに財務対応プロジェクトがあり、前出の鈴木氏がリーダーを務める。同チェアマンが言う。

「キャッシュフローなど細かい財務状況を提出いただいていますが、キャッシュポジションがボトムになるタイミングがいつ頃に想定されるかという部分を含めて、先行きの見通しなども議論しています。今現在は大丈夫ですけど、例えばこの状態が続いていけばどこのタイミングで危なくなるのか、というところまで各クラブとは情報を交換しています」

鈴木氏を介して随時受けてきた報告によれば、現状で資金繰りが悪化しているクラブはないという。しかし、不測の事態も起こりうると想定した場合、リスクマネジメントも徹底しておく必要がある。そのひとつが、総額で100億円に達する均等配分金などを前倒しで支給していくことだ。

Jリーグでは現時点で、J1クラブへ3億5000万円、J2へ1億5000万円、J3へ3000万円が支給される均等配分金をはじめとして、放映権料や商品化権料などさまざまな配分金が年間に3度から4度に分けられて振り込まれている。これらを必要なクラブには、年度初めに一括で支給する。

さらに今シーズンから新たに導入されていた「ファン指標分配金」を抜本的に見直す。ライブ配信を行うDAZN(ダ・ゾーン)の視聴実績をクラブごとに数値化し、原資として用意した5億円から分配する計画を一時停止し、新型コロナウイルス対策への資金にあてる準備も整えた。

一方でJリーグは公式試合安定開催基金を制度化していて、現状で約10億円の準備金がある。経営難によって公式戦への継続的な参加が困難になったJクラブへ、1年間での返済や勝ち点10剥奪などのペナルティーを科した上で融資する制度とは別のものを、創設する計画が進められている。

「新型コロナウイルスに関して財務的な資金繰りが厳しくなり、分配金の前倒しだけでは足りない場合に備えて、新たな融資制度をJリーグとして創設します。必ずしもクラブ側の責務によるものではない可能性もあるので、ペナルティーを前提に考えているものではないと、私自身は認識しています」

新たな融資制度の骨格を明かす村井チェアマンを補足するように、財務対応プロジェクトのリーダーを務める鈴木氏も、返済期間を3年間とするプランを含めた細部をこう説明する。

「財務としては融資の財源確保、クラブ財政を支援・補填する財源確保、そしてリーグ運営の予備費をどのような形で有効に使っていくのか、という3つを考えています。融資は公式試合安定開催基金の10億円が現在体力としてありますので、それを横滑りで使えるような形で考えています。クラブへの補填に関しては賞金や理念強化配分金を整理していく中で、どのような形が可能なのかを考えていきたい。リーグの運営経費そのものも、どういった点が削減できるのか。そうした点についてもさらなる検証をした上で、実行委員会、理事会に諮っていきたいと考えています」

鈴木氏が言及した賞金や理念強化配分金とは、Jリーグの上位クラブ、例えばJ1リーグ優勝で3億円、ルヴァンカップ制覇で1億5000万円が支給される賞金や、J1の4位までのクラブに翌年から支給され、優勝クラブの場合は3年間のトータルが15億5000万円になる理念強化配分金を指す。

最終的には理事会の承認を得る形となるが、これらも必要に応じて弾力的に見直していく。あくまでも株式会社であるJクラブの自助努力を促しながら、必要と判断された場合には迅速に二人三脚の体勢を取れる準備も整えながら、未曾有の事態を一丸となって乗り越えていく。


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新型コロナウィルスの影響で弱小クラブが経営破綻することは何があっても避けなければなりません。NPBの球団のように利益が見込めなくなれば手放せば良いというような安易な状況にはなりません。

それにしても、毎日毎日ネットニュースからの切り貼りしか話題を取り入れられない日々にもそろそろ飽きて来ました。実際に何も開催されていないので、新鮮な話題を取り上げることができません。天気の良い日には、用心しながらでも桜の画像でも撮りに行きたいですね。

さて、先日ご紹介した天皇杯の開催にも黄信号が点り始めました。出場チームを決める県予選が実施できなくなっているからです。

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サッカー天皇杯、再々編危機…コロナ禍で混乱「第100回記念大会」来年度“仕切り直し”!?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000075-spnannex-socc
※以下、引用です。



第100回を迎える今季のサッカー天皇杯が新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会方式を再々編する可能性が28日、出てきた。5月23、24日には1回戦が行われる予定だが、依然としてコロナ禍は終息が見えず、都道府県代表を決める大会が軒並み中断中。このままでは代表決定が間に合わない危機にある。

複数の関係者によれば、既に「勝ち残っているチームで抽選をやって決める」案、「無観客で代表決定戦を開催する」案、「今年はJクラブだけで開催する」案なども出ているという。天皇杯はJリーグ勢に加え、47都道府県代表なども出場する大規模トーナメント。だが現在はJFL、地域、都道府県リーグも延期が続き、日程の再編に苦慮している。天皇杯は6月10日にJ2勢も登場する2回戦を予定。1回戦の日程がずれれば、全体への影響は避けられない。

日本協会では24日までに4回戦までの日程を再編。Jリーグの大幅な中断を受け、J1勢は4回戦(8月19日)から登場する新日程を発表したが、早くも「再々編」の危機を迎えた。関係者によれば「100回の記念大会。きちんとした形で」と来年度の仕切り直しを望む声もあり、伝統の大会も厳しい局面に立たされている。

▽天皇杯全日本選手権 J1、J2全クラブと47都道府県代表などが参加して、一発勝負のトーナメント方式で日本一を競うオープン大会。5月に1回戦が行われ、元日に決勝が予定されている。1921年に第1回大会が開催され、今回が100回目。毎年のようにジャイアントキリングが起こることで注目されている。昨年度は神戸が優勝した。


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心底、スポーツのない世界がここまで味気なく、実りなきものになってしまうかを感じてしまいます。それは、エンタメや趣味に生きがいを求める方も同じだと思います。「生きる為に必要のない」ものが、実は最も大切なものだと気づけたのもこういう事態になったからだとすれば皮肉なものですね。

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コロナで毎日生じる「空白時間」、スポーツ観戦がいかに幸せな時間だったか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200328-00000005-moneypost-bus_all
※以下、引用です。

新型コロナウイルスの影響で東京五輪の開催延期が決定した。他にもありとあらゆるスポーツイベントが中止・延期となった。国内ではプロ野球、高校野球、Jリーグ、Bリーグ……、海外ではMLB、NBA、各国サッカーリーグも開催を断念している。こうした事態に直面したことで、「オレ達はいかにスポーツが好きでどれだけスポーツに時間を使っていたのか……」と愕然とするのは、スポーツ観戦が大好きなネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。コロナ騒動であらためて感じるスポーツ観戦の幸せについて、中川氏が考察する。

 * * *

私は現在、ウェブでNBAに関する連載を持つなど、スポーツ観戦は子供の頃から好きです。プロ野球は本来3月20日に開幕し、1週間経って「このルーキーやばい!」やら「おいおい、山田哲人、もうホームラン3本かよ!」みたいなことをやっているはずだったのに、それがないのが本当に寂しくて仕方がありません。あとは五輪に出場する選手が「絶好調!」といった報道が出るのも楽しみにしていました。

東京五輪の延期について世界中で安堵の声がでておりますが、「無観客」や「中止」でなかったことも、その理由のひとつでしょう。「中止」ともなれば、2016年のリオから8年後の開催ということで、現在の有力選手の活躍が見られなくなってしまいます。「延期」だからこそ、これまで頑張ってきた選手の活躍を見られるわけですし、「無観客」ではないからこそ、世界中の人々が東京のスタジアムを埋め尽くす様を見て「平和の祭典」にふさわしい光景を見ることができるわけです。

毎朝、新聞を読む時、スポーツ欄を見るのは一種の「息抜き」的な面がありました。文化面と合わせてスポーツ面はあくまでも娯楽として楽しむことができたんですよね。それはテレビのニュースのスポーツコーナーも同じでした。

今のスポーツニュースは「五輪の予選、延期になった競技はどうなる?」的なものや、「朝乃山の大関昇進、取材陣は現場に入れず」みたいなニュースだらけで、すべてがコロナと関連してしまっています。

今となっては2019年の「芸人闇営業問題」「ヤクザとタピオカ」みたいな話題でキャッキャしていた時代が本当に「幸せだったなぁ……」という気持ちになってしまいます。コロナにより、すべてがぶっ壊れてしまった。

それを顕著に感じているのがスポーツ関係者でしょう。もちろん、非正規雇用やフリーの人々の仕事が吹っ飛んだり、学校の一斉休校により子育てする保護者に多大なる負担がかかたりしていることも分かります。しかし、「大勢の人前に立つ」といった意味で、春はスポーツ選手が主役になります。

スポーツの専門チャンネルもありますし、普段ならJリーグやプロ野球、格闘技イベントも中継されます。海外スポーツも軒並み中継されます。サッカーであろうが野球であろうがバスケであろうが、たいてい2時間は熱狂することができます。今、スポーツファンは1日あたり数時間の“空白時間”ができてしまい「あぁ、試合が観たいなぁ……。結果を知りたいなぁ……」といった気分に陥り、あらためて普段、スポーツにもらっているパワーを実感しているのではないでしょうか。

お笑いタレント・ダンカンさんのように、プロ野球の試合前には15分の時間を使って試合展開を分析し、試合を楽しんだ後は総括に15分を使うような人もいます。こうした方にとっても今は痛恨の時期でしょう。

コロナのせいでスポーツ観戦ができなくなった今、我々はどれだけの娯楽を失ってしまったのでしょうか……。もう、やけっぱちになりますが、ここで1973年生まれの私にとって最高のスポーツシーンTOP20を振り返ります。スポーツファンにとっては、今はもう過去を振り返るぐらいしか楽しみはありません。なお、私がもっとも好きなチームはNBAのシカゴ・ブルズで、次に好きなのは阪神タイガースです。

【中川淳一郎的・最高のスポーツシーンTOP20】
20:Jリーグ開幕戦、ヴェルディ川崎・マイヤーがJ初ゴール(1993年)
19:ロンドン五輪開会式でポール・マッカートニー『Hey Jude』を歌う(2012年)
18:なでしこJAPAN、サッカー女子W杯優勝(2011年)
17:ロナウド、リバウド、ロナウジーニョの“3R”がサッカーW杯日韓大会で大爆発(2002年)
16: 柔道・田村亮子&野村忠宏、アテネ五輪初日に最軽量級で金メダル連発(2000年)
15: 第1回WBC決勝、大塚晶文がキューバの選手を三振に取って優勝した瞬間(2006年)
14:史上最高のワールドシリーズ、ミネソタ・ツインズvsアトランタ・ブレーブス第7戦(1991年)
13:まったく期待されてなかったサッカーW杯南アフリカ大会、日本代表がグループリーグ初戦でカメルーンに勝利(2010年)
12:シカゴ・ブルズ、2回目の3ピート(1998年)
11:サッカーコンフェデレーションカップ、日本vs豪州戦、中田英寿が豪雨の中FKを決めた!→ガッツポーズ(2001年)
10:サッカーアジアカップ準々決勝、日本vsヨルダン戦での川口能活のPK連続セーブ(2004年)
9:PRIDE GPの桜庭和志vsホイス・グレーシー、90分の死闘で桜庭勝利(2000年)
8:古賀稔彦、バルセロナ五輪柔道71kg級金メダル(1992年)
7:バース・掛布・岡田、バックスクリーン3連発(1985年)
6:サッカーW杯日韓大会グループリーグ第2戦、日本vsロシア戦の1-0勝利(2002年)
5:阪神タイガース初の日本一(1985年)
4:マイケル・ジョーダンによる“The Shot”(1989年)
3:長野五輪スキージャンプ団体・日本代表金メダル(1998年)
2:シカゴ・ブルズ初優勝(1991年)
1:第2回WBC決勝、韓国戦でのイチローの決勝打(2009年)


読者の皆様もそれぞれ「思い出に残るスポーツシーン」はあると思います。そうした話に花を咲かせながら、このスポーツ「空白期間」を乗り越えていきましょう。そして、各スポーツが再開された暁には、思う存分その幸せを噛み締めたいものです。


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「TOP20」に関しては、皆さんも異論満載でしょう(笑)

issanは、1位を決めろと言われればやはりファジネタです。
2016年のJ1昇格プレーオフ1回戦のアルウィンでの松本山雅FC戦、後半アディショナルタイムの赤嶺真吾の決勝ゴールです
野球で言えば、1999年の夏の甲子園準決勝、9回裏2死満塁、足を痛めて走れない状態の理大附5番・馬場の左中間真っ二つの逆転サヨナラタイムリーでしょう。
ベストシーンは人それぞれです。そのシーンを思い出として胸にしまいながらでも生きて行けます。

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コロナが拡大しても、人の営みは変わらず続いて行きます。ならば、楽しみを何か見いだしながら、あの日常が甦るのを心待ちにしましょう。

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皆さんが、日々元気で過ごせますように。
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コメント
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