おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

【都市伝説?】巨人が日本シリーズで2勝以上してはいけないという切実な理由 !?

2020年11月23日 20時53分00秒 | プロ野球


日本シリーズは全く面白くもなんともないので、話題にするかどうか迷うところでした。初戦、第2戦とソフトバンクが圧勝したのを見ても、今年のシリーズがあっさり終わりそうな雰囲気です。



ところで、「巨人は日本シリーズで2勝以上してはいけない」という話を聞いたことがありますか? 昨年なら、パの主催試合からスタートしてましたから「巨人は日本シリーズで1勝もしてはいけない」シリーズでした。そして、結果的にその通りになりました。

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何故、そんな話が出てくるのか? それは、巨人だけでなく全ての球団、いやNPBの組織的な問題解決能力の欠如にあります。

日本テレビとすれば、上手いことリーグを盛り上げてくれて惜しいところで敗れて、巨人が日本シリーズ自体に出てこないことが最も望ましい結果でした。今シーズンのようにシリーズと言ってもコロナ禍で半分しか収容できないホームゲームの上に東京ドームは都市対抗の為に使用できず、わざわざ京セラドーム大阪で主催試合を行わなくてはならなくなっていれば余計に日本シリーズの開催価値がなくなっています。

その上、巨人の主催試合ですから日本テレビは地上波で放映せざるを得なくなります。他球団が出るのであれば、さっさと尻尾を巻いてとんずら出来たのですが、巨人が出るとなればさすがにそれはできない相談です。これが一番のネックです。

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プロ野球の公式戦が地上波で殆ど放映されなくなって15年近くが経ちました。視聴率稼ぎのドル箱コンテンツだった時代は遠く過ぎ去り、今ではせいぜいBSで放映されればましな方という状況になりました。各種の有料コンテンツで好きな人が契約して視るのであれば何ら問題ないのですが、地上波放送となれば多くの問題点を抱えることになります。

これらは全てNPBの組織的怠慢が招いた窮地なのですが、中の人は気付いていないようですね。「プロ野球人気は廃れていない」と本気で信じているようで、もはや質の悪い宗教信者のような体たらくです。
昭和30年代後半から50年代頃までは「野球を見ない、野球に興味がない日本人は1人もいない」と豪語できるほど高い人気がありました。それは当時、プロスポーツと言えば、野球・大相撲・ボクシングぐらいしかなかった時代だからです。当然ですが、野球だけでなく大相撲もボクシングも視聴率の取れる人気コンテンツでしたし、チャンピオンには今より数段価値がありました。



本題に戻ります。では、何故「巨人は日本シリーズで2勝以上してはいけない」のでしょうか?

上で述べたように、日本シリーズと言えども地上波で放映することで利益を生み出す打ち出の小槌ではないのです。スポンサーとのウィンウィンの関係も崩れてしまいました。今年の日本シリーズはセ・リーグの主催試合から始まります。もし、巨人が2勝以上してしまったら、2試合だけの放映で済んだはずの日本テレビにとっては第6戦以降の放映をせざるを得なくなってしまいます。テレビ離れの現代でも、通常のレギュラー番組を放映した方が、日本シリーズを放映するより遥かに視聴率を稼げるのです。しかも、試合が伸びれば放送を途中で打ち切ることができません。21:00以降に予定していた通常番組の放送が後ろ倒しになってしまいます。これは局側の中の人にとっては致命的な打撃となります。スポンサーも嫌がるでしょうし、何も良いことがないというのが残念ながら現実です。プロ野球ファンからすれば「そんなことはない」とお怒りになるでしょう。かつては私もそうでした。というより、今でもそう思っています。「日本人の血は野球でできている」と言い続けてきた身ですから、「そうではない」とは思いたくないのです。

野球だけでなく、スポーツはどんな競技でも観戦するのは楽しいと思っているから「スポーツおたく」を自認しているのであって、それは鉄オタやアニオタの人達と何ら変わるものではありません。テレビ中継されればどんな競技であっても視るのが自然な流れだと思っています。マスゴミなどとメディア批判していたとしてもスポーツ中継は別物です。何故なら、競技のライブ中継で嘘はつけないからです。そんな選択肢の中からプロ野球というコンテンツが存在感を薄くし、いずれなくなるのではないかという危機感はここ数年持ち続けて来ました。

全てはNPBの組織的怠慢と言いましたが、まさしくそれがこの惨状を招いているというのは間違いありません。これは紛れもない事実です。



日本人にとって、最大の娯楽であり、最高のエンターテインメントであったプロ野球は、もうその座を明け渡して久しくなりました。国民の興味が多様化してしまったことでそうなったのですが、ことスポーツ全般での位置付けはというと、その存在を脅かすものは出てきません。Jリーグが逆立ちしても到底追い付けない底堅い人気を持ち続けているのは否定することができないのです。特にJ2のファジなどは、「カープ女子」にすら手も足も出ないマイナー感に打ちひしがれるのが日常です。それにJリーグを熱心に観る人々の殆どは野球も観ています。プロ野球を熱狂的に応援する人々の中にJリーグも観るという方はほぼいません。この拡がりの差が縮まってくることは今のところ気配すらありません。

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スポーツ界の地盤沈下を象徴する姿がプロ野球なら、その地位を復活させるのはNPBの中の人たちの義務です。日本国内からスポーツ応援文化がなくなることはないでしょうから、更に高め深めていくのは組織に携わる方の責任として携わって貰わないといけません。

そうでなければ、プロスポーツがビジネスとして成り立たなくなってしまいます。そんな無味乾燥の砂を噛むような味気ない人生だけは誰しも望んでいないでしょう。



それにしても、「巨人は日本シリーズで2勝以上してはいけない」という論調で良いのでしょうか? 少なくとも日本テレビがそれを言ってはいけないでしょう。そんなに局の視聴率が大事なら「巨人が4連勝してシリーズを終わらせば良い」と言えば良いのです。そう言えないならば、それは球団側に責任があります。ソフトバンクに勝てないならば、「せめて早々に負けてくれ」という本音がなせる業であるならば、もう絶対に勝てることはないでしょう。今回、シリーズ全試合でDH制採用を許諾したのも勝てなかった時の免罪符を求めての行動と思えてなりません。



ここ10年ぐらいですが、私の周辺で日本シリーズを話題にする人は激減しました。その現実をひっくり返すエネルギーを持った人が何人いるのか? あまり希望は持てそうにありません。

プロ野球は少年たちの夢舞台ではなくなったのであれば、寂しいだけでなく競技のレベル低下が心配になってしまいます。

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昭和は遠くなりにけり!?
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大相撲十一月場所 千秋楽 三段目取組結果

2020年11月23日 05時55分00秒 | 大相撲



最初に十一月場所千秋楽の三段目取組結果です。左側が勝ち力士です。

【千秋楽】

琴全翔 突き落とし 出羽の空
千代天富 上手出し投げ 川村
天惠 寄り切り 木瀬ノ海
旭鵬山 押し出し 富士ノ風
矢田部 寄り切り 大乗
千代大牙 寄り切り 琴ノ海
向田 寄り切り 香富士
藤乃若 押し出し 須磨ノ海
稲葉 押し倒し 爆羅騎
飛騨野 浴せ倒し 剛力山
高馬山 寄り切り 桜富士
美浜海 押し出し 三重乃里
冨蘭志壽 寄り切り 出羽ノ城
北勝龍 押し出し 高麗の国
益湊 突き落とし 琴乃秀
千代虎 叩き込み 絢雄
藤川 突き落とし 大翔成
小島 寄り切り 北洋山
栃満 押し出し 宗像
山藤 押し出し 琴隆成
斗城丸 引き落とし
若洸闘 押し出し 己竜山
太一山 とったり 津軽海
朝大門 下手投げ 北勝就
恵比寿丸 寄り切り 玄武丸
安齋 押し出し 琴粂
大日堂 引き落とし 櫻井
神谷 引き落とし 東輝龍
海真 引き落とし 朝天舞
送り出し 巨東
中島 小手投げ 榛湊


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では、各段の優勝力士です。

【幕内優勝】
貴景勝(千賀ノ浦) 13勝2敗
【十両優勝】
翠富士(伊勢ヶ濱) 10勝5敗
【幕下優勝】
竜 虎(尾上) 7勝0敗
【三段目優勝】
北青鵬(宮城野) 7勝0敗
【序二段優勝】
欧深沢(鳴戸) 7勝0敗
【序ノ口優勝】
野 上(尾車) 7勝0敗

続いて、三賞です。上位陣が殆ど休場していたこともあって殊勲賞は該当者なしでした。

【敢闘賞】
千代の国(九重) 10勝5敗
【敢闘賞】
志摩ノ海(木瀬) 11勝4敗
【技能賞】
照ノ富士(伊勢ヶ濱) 13勝2敗



一年納めの場所が終わりました。コロナ禍で五月場所が中止され、力士の中にも死亡者が出るなど、大きく揺れ動いた角界の一年でしたが、何とか七月場所以降を両国で開催できました。出稽古の制限、巡業の中止などもあり、稽古の環境も良くなってきませんし、稽古不足からの故障者の増加など、悪循環に見舞われている面が多くありますが、少しずつ自体が好転して来ると良いですね。

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何より、満員の観客の中で本場所が開催できるようになることが一番の望みです。

来年はみんなで楽しめる日々がやって来ると信じて応援を続けたいと思います。

よろしくお願いします。
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2020-21VリーグDIVISION1 WOMEN 11/22の試合結果

2020年11月23日 03時33分00秒 | バレーボール

V1女子は昨日4試合が行われました。シーガルズは昨日の試合予定はありませんでした。次週で1レグが終わります。



昨日の試合結果です。

*福岡市民体育館
NEC 3-0 久光
   ┌25-16┐
   │25-13│
   └25-15┘



*E・プラザいしかわ
上尾 3-1 PFU
  ┌34-32┐
  │25-21│
  │23-25│
  └25-13┘



*ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市立中央体育館)
車体 3-2 姫路
  ┌25-22┐
  │16-25│
  │24-26│
  │26-24│
  └15-12┘



東レ 3-1 KUROBE
  ┌25-22┐
  │21-25│
  │25-14│
  └25-15┘


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チームごとに今季の好不調が表れるようになりました。順位を纏めてみます。消化試合に差がありますから現状での暫定順位です。

【レギュラーラウンド星取表】

①東レアローズ
試合数9 9勝0敗
勝点 25 勝率 1.00
得セット 27 失セット 6 セット率 4.50
得点 780 失点 619 得点率 1.26
②NECレッドロケッツ
試合数10 8勝2敗
勝点 24 勝率 0.80
得セット 24 失セット 10 セット率 2.40
得点 829 失点 716 得点率 1.16
③JTマーヴェラス
試合数9 8勝1敗
勝点 23 勝率 0.89
得セット 25 失セット 8 セット率 3.12
得点 788 失点 682 得点率 1.16
④デンソーエアリービーズ
試合数9 6勝3敗
勝点 20 勝率 0.67
得セット 22 失セット 12 セット率 1.83
得点 797 失点 711 得点率 1.12
⑤岡山シーガルズ
試合数9 6勝3敗
勝点 17 勝率 0.67
得セット 20 失セット 14 セット率 1.43
得点 783 失点 728 得点率 1.08
⑥久光スプリングス
試合数11 5勝6敗
勝点 17 勝率 0.45
得セット 21 失セット 20 セット率 1.05
得点 890 失点 909 得点率 0.98
⑦埼玉上尾メディックス
試合数10 5勝5敗
勝点 16 勝率 0.50
得セット 19 失セット 18 セット率 1.06
得点 841 失点 819 得点率 1.03
⑧トヨタ車体クインシーズ
試合数9 3勝6敗
勝点 9 勝率 0.33
得セット 12 失セット 20 セット率 0.60
得点 677 失点 741 得点率 0.91
⑨KUROBEアクアフェアリーズ
試合数9 3勝6敗
勝点 7 勝率 0.33
得セット 12 失セット 22 セット率 0.55
得点 691 失点 780 得点率 0.89
⑩日立リヴァーレ
試合数9 2勝7敗
勝点 5 勝率 0.22
得セット 10 失セット 25 セット率 0.40
得点 714 失点 805 得点率 0.89
⑪ヴィクトリーナ姫路
試合数9 1勝8敗
勝点 4 勝率 0.11
得セット 11 失セット 26 セット率 0.42
得点 778 失点 867 得点率 0.90
⑫PFUブルーキャッツ
試合数9 0勝9敗
勝点 1 勝率 0.00
得セット 5 失セット 27 セット率 0.19
得点 590 失点 781 得点率 0.76



次週のホームゲームで、岡山シーガルズは東レアローズとトヨタ車体クインシーズと戦います。無敗でトツプを走る東レに対しては、近年相性が良いので上手く試合を運んで、相手のミスを誘いながら勝機を掴んでほしいと思います。今季、開幕から調子が上がらないトヨタ車体戦ですが、過去に大事な試合で苦杯を舐めることが多かった相手ですから、油断することなく手堅い試合で勝ち切りたいところです。

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目指すはあくまで、昨季目前にして逃した日本一です。対戦成績が良くない相手でも苦手意識を持たずにクリアなメンタルで挑みたいものですね。

大事な試合が続きます。
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