ファジアーノ岡山のホームゲームはこの日の試合を含めて3試合。その内、12月2日(水)のアビスパ福岡戦は県外開催で丸亀にて行われます。シティライトスタジアムでのホームゲーム開催は昨日と11月25日(水)の栃木SC戦の2試合で、週末開催は昨日が最終でした。
昨日のホームゲームはジュビロ磐田戦でした。遠藤保仁が加わっていることもあり、ミーハーぶりが顕著な岡山県民は大挙して押しかけることが予想されました。
既に前売段階で完売しており、相当な賑わいが予想されました。少なくとも、屋外競技の観戦に際してのコロナ感染リスクは限りなくゼロに近いと感じています。何しろ、対面で近付いて会話するような機会すら皆無ですからね。
消防団の展示ブースがあり、岡山市消防音楽隊による演奏もありました。
また、この試合は岡山県内高校生無料ご招待(300名)企画もあったのですが、11日時点で予定数に達した模様です。
芸術の秋企画は第一弾が、岡山東商書道部によるパフォーマンスでした。我々が高校生の頃の書道部は文化部の中でも最も「静」の極みに属する部活動で、静かに精神を集中してという存在でした。
今では書道部と言えども立派な体育会系に属するようですね(笑) このような環境下で字を書けと言われても、私たちのような凡人には無理な存在です(泣) issanは実は書道には関係がありまして、心得とはいえぬ不心得者ですが、県展での入賞経験もあります。
その頃、作品(と呼べるかどうかは第三者に評価していただきたいところですが)は、いつも自宅で深夜に照明を暗めにして書いていました。その様子は決して人には見せられません(笑) この時、前衛書道に走らなかったのは、今となっては良かったのかも知れません。
昨日の天気は上々、暑いくらいの好天でした。
アウェー席にも多くの方が入場。ありがたいことですが、お気を付けください。感染症に関する田舎での風評被害は、実際に感染するより恐ろしいですからね。
続いては、ファジ丸の消防訓練です。最近、“中の人”も芸達者になってきました(笑)
本物は素晴らしいということが結論でしたが。
そうこうする内に時は流れて・・・!!
ピッチ練習を経て・・・!!
全国高校サッカー選手権に男女で揃って出場する作陽高校サッカー部の壮行式が行われました。
苦しい中での努力が報われると良いですね。
男子が「一戦一戦大事に戦って」というコメントに対して、女子は「全国制覇を目指して」でした。立ち位置の違いとは言え、男子は久々の全国大会になりますので奮起してほしいものです。
そして、試合開始が近付いて来ました。
選手入場
よろしくお願いします。
前節のアウェーでのV・ファーレン長崎戦が「0-5」の大敗でしたから、悪い流れを断ち切る為にも、昨季J1のジュビロ磐田に勝って勢いをつけたいところでした。J2での対戦で未勝利チームである磐田ですから、より一層勝ちたい試合でした。
で、試合開始です。
前半はどちらかというと押し込んでいた展開でした。ここで、選手点が取れていれば、もう少し違った内容になったかも知れません。「前半で先制した試合は勝てない」という、今季のジンクスはそろそろ忘れたいところですからね。
と言いつつ、前半はスコアレスでハーフタイムに。
ハーフタイムでは、この日の「芸術の秋企画」第二段が行われました。
全9校 約200名によるこの日限りの高校生ダンスの披露でした。テーマは『今を 生きてく』。
コロナ禍での閉塞感を打ち破る演舞でした。こういう機会の提供が試合会場でできるというのも、クラブの存在意義なのですが、出来ることならクラブ側からの積極的な投げかけから発展してほしかったとは思います。
まだまだ、クラブとして地域と連携してのイベント開催に関しては後れを取っていると言わざるを得ませんが、やったという事実を持って今後に生かしてくれたら良いですね。
そして、後半開始です。何とか先手先手で試合をコントロールしたいのですが。
上手く事は運ばないものです。人生と一緒ですね(苦笑)
後半18分、昨年ファジに在籍した中野誠也に見事なヘッドを決められて失点。またしても追いかける展開になりました。それにしても、ファジは恩返し弾をよく食らいますよね。
まあ、それでも昨日の試合は負けるという感覚がなかったので、何とか追い付けば勝ち越すチャンスはあると思っていました。
攻勢を強めて行ったのですが、中々流れの中で点が取れない状況。
セットプレーからの得点に頼る傾向が今季は強いのが今季のファジ。後半32分、上田康太のFKにニアで合わせたヨンジェが技ありのヘッドで同点に追いつきます。
ここから逆転して勝ち切らないといけない試合内容でした。それができるかできないかで順位に影響します。
*Cスタ 6,968人
岡山 1-1 磐田
┌0-0┐
└1-1┘
得点者:
63分 中野誠也(磐)
77分 イヨンジェ(岡)
先制された後、磐田が攻勢を強めて追加点を狙いに来られたら危ない試合でしたが、どうやら1点で逃げ切ろうとしてくれたことでチャンスが広がりました。追い付いたところまでは良かったのですが、その後の攻撃がちぐはぐでした。ここで、強いチームと弱いチームの線引きができますね。ホームで3試合続けてのアディショナルタイム劇場にもならず、そのままドロー決着しました。
昨日のゲームのスタッツです。
岡山 磐田
ボール支配率 42% 58%
シ ュ ー ト 8 11
枠内シュート 3 2
パス(成功率) 336(73%) 666(84%)
オフサイド 2 2
F K 9 12
C K 6 3
P K 0 0
数字ではやられた感が強いのですが、実際には逆の感覚だったのです。アウェーの磐田戦は後半、こちらが1人退場したこともあってハーフコートゲームでやられた試合でしたが、11人:11人の試合なら、互角以上の展開にできるということでしょう。
昨日の入場種数は、再開後では最多の「6,968人」でした。他会場を見ても、ビッグスワン(ここは器がCスタの約2.5倍あります)に次ぐ2番目の入場者数でした。クラブにとって今季の苦しい台所事情を勘案すれば、少しでも多いに越したことはありません。どれだけ増えてもスタジアムで観戦が広がる危険性はほぼゼロに近いですから。
順位は13位のままで変わらず。愛媛FCの選手1人が陽性ということで、愛媛県から試合中止の指示が出て、昨日の甲府戦は中止されました。この2チームの結果に影響されることなくファジは13位です。何度も言うように、来季以降を考えたら必ず1桁順位で終わらないといけません。
まだまだ、厳しい日程くんとの戦いが続きます。ファジはそれに加えて12月は全て県外での試合。他チームと比べてもきつい状況ですが、打破しないといけませんね。
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次のホームゲームは25日(水)の栃木SC戦です。平日ナイトゲームですが、防寒対策を万全にして、Cスタ今季最終戦に押しかけましょう。全ては岡山の為ですから。
よろしくお願いします。