
選抜4日目、1回戦3試合の予定でした。しかし、午前中降り続いた雨によって試合開始が大幅に遅れることになります。それでも、例によってプロ職人集団・阪神園芸の皆さんの神業によって、12時30分に第1試合が開始できることになりました。
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【4日目の試合予定】
▽1回戦
國學院久我山-有田工
星稜-天理
只見-大垣日大
第1試合が始まったのが、12:30だった上に、第2試合が延長にもつれ込んだことで、第3試合の終了時間は20:19となりました。これは選抜史上最も遅い終了時間です。第3試合は開始時間が記録が残っている中で最も遅い18:26でしたから、2時間弱の試合時間であったにもかかわらず、史上最も遅い終了時間になったことは仕方ないと思います。

では、4日目の1回戦3試合の結果です。
▽1回戦
有 田 工
000 100 010│2
101 001 10X│4
國學院久我山
(有)塚本-上原
(久)成田-吉川
星 稜
000 100 010 12│5
000 000 020 11│4
天 理 (延長11回)
(星)マーガード・武内-佐々木
(天)南沢-山村
大垣日大
020 010 102│6
000 100 000│1
只 見
(大)五島-西脇
(只)酒井悠・大竹・室井-山内友
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第1試合は、國學院久我山が常に先手を取っていたので、有田工の粘りも及びませんでした。やはり、取れる時に取っておかないと勝てないという試合でしたね。好機に1本が出るかどうかが試合を左右します。國學院久我山は選抜初勝利です。
第2試合は、星稜が1歩先に行こうとすれば天理が追い付く展開になりましたが、どうしてもタイブレークを避けたかった星稜の強い気持ちが少しだけ上回った感じです。天理は守りのミスもあって惜敗しました。
第3試合ですが、中盤まで点差が開かなかったことで、21世紀枠でしかも部員13人がクローズアップされて、只見の善戦と称える論調が多く見られますが、大垣日大の五島は被安打2、18奪三振の快投でしたから、内容は大垣日大の圧勝です。「聖隷クリストファーの悲劇」でともすると加害者のように叩かれた大垣日大でしたが、甲子園では相手が弱いことを差し引いてもしっかり勝てて良かったと思います。
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さて、5日目も1回戦3試合が予定されています。
【5日目の試合予定】
▽1回戦
花巻東-市和歌山
大島-明秀日立
丹生-広島商
親子鷹と戦前から持ち上げられる佐々木鱗太郎ですが、過去の例を見てもそういう場合は評判倒れに終わることの方が多い訳で、今回がどうなるかです。只、対戦相手が近畿水増し枠で不当選考とも言える市和歌山なので、気持ちとすれば複雑な対戦です。市和歌山の米田は大会No.1右腕とメディアが盛り上げていますが、これも実際には大したことなかったとなることが少なくありません。いずれにせよ、上げ底と言われないような戦いになると良いですね。第3試合の広商が心配と言えば心配です。強豪相手に威力を発揮する広商野球が21世紀枠に同じように効果があるのか? 頑張ってほしいですね。
よろしくお願いします。