2023明治安田生命Jリーグ、各カテゴリーのホーム開幕カードが決定しました。J3にFC大阪と奈良クラブが加わって、20チームとなり、Jクラブが目標の60チームになりました。J1とJ2を各20チームずつにして、各カテゴリーが20チームずつのリーグにするという構想が残っていますが、一応これでJリーグ60クラブ制が確立したことになります。今後はJ3からJFLへの降格をどうするかなどの課題はありますが、この体制での運営が続くと考えられます。
出典:https://www.jleague.jp/news/article/24294/
さて、Jクラブが60になったので、全国にJリーグが拡大したかというと、まだJクラブの存在しない県が残っています。
それは、島根県・高知県・滋賀県・和歌山県・三重県・福井県の6県です。かつて、47都道府県で唯一、Jリーグ準加盟クラブが存在しないという立場だった宮崎県にテゲバジャーロ宮崎が誕生し、他県よりも先にJ3に昇格したという例があるように、いつ何時立場は入れ替わるか分かりません。群雄割拠の方が面白いのですが、これから47都道府県のバランスを取りつつJリーグの発展を意図するなら、中々思い通りに行かないでしょうね。
それはそうと、J3のロゴが変わりましたね。統一感が出て来ました。これで1部・2部・3部としてのJカテゴリーが確立された感があります。
2023シーズンのオープニングマッチは6年連続で平日金曜日開幕となり、「フライデーナイトJリーグ」が定着して来ました。集客力に劣るJ2やJ3がすぐにできるかというと疑問が残りますが、今後は平日開催までを視野に入れて運営することを考えないといけないかなと思います。
それでは、各カテゴリーの開幕カードを確認したいと思います。
ロック総統の受け売りではありますが「今そこにあるサッカーを愛せ」というのは、素晴らしい言葉だと思います。
私も相当が鉄槌を下さないといけない「Jリーグ原理主義者」の1人なのかも知れませんが、どのカテゴリーにあってもそこにあるサッカークラブを応援することを続けて行きたいと思います。それがサッカーの裾野を広げ、日本サッカーの成長と発展に繋がるのならば、それが一番だと思います。
出典:https://www.fagiano-okayama.com/news/202212232000
ファジアーノ岡山の開幕カードについて確認していきたいと思います。
2023シーズンはアウェーゲームで開幕します。対戦相手はJ1から降格してきたジュビロ磐田。ホーム開幕戦となる第2節は同じく降格組の清水エスパルスとの対戦です。藤枝MYFCがJ3から昇格してきたことで、J2に静岡の3クラブがいます。
2023シーズンのJ2が全国にどのように分布しているかというのを見ると、東北に4クラブ(秋田・仙台・山形・いわき)、関東に8クラブ(水戸・栃木・群馬・大宮・東京V・町田・千葉・甲府)、東海に3クラブ(清水・藤枝・磐田)、北信越に1クラブ(金沢)、中四国に3クラブ(岡山・山口・徳島)、九州に3クラブ(長崎・熊本・大分)と東にかなり偏っています。近年続く傾向ですが、アウェーゲームに参戦するには厳しい状況ですね。どこでも行くときは行きますが(笑)
開幕はアウェーゲームで磐田での試合ですから、支障がなければ行くしかありません。2試合目はホームなので勿論です。J1から降格してきた2チームとはいえ、ジュビロは補強禁止の罰則を受けた状況ですから負ける訳には行きません。絶対に勝って帰る必要のある試合です。ホーム開幕戦のエスパルス戦はかなり厳しい試合になるでしょうが、開幕で前年のJ1クラブに連勝して、今季こそ昇格の気概を示したいところです。
応援しましょう。