残り試合が3試合となって、その3試合に全てストレート勝ちすることが最低条件となった岡山リベッツの今季リーグ戦。来季から2チームが増えて6チームになるTリーグ男子ですから選手の入れ替わりも激しくなることが予想され、現メンバーで戦える試合が3試合となりました。
昨日は、現在最下位のT.T彩たまと対戦しました。ファイナルに行けないなら、3位も4位も同じという考え方もありますが、来季から6チームでのリーグ戦になれば、3位までがプレーオフに進むレギュレーションに変わるでしょうから、ここでの順位争いは結構大事です。
この試合の両チームのベンチ入りメンバーは以下の通りです。
【彩たま】 |
上田 仁 |
高木和 卓 |
英田 理志 |
松平 健太 |
五十嵐 史弥 |
曽根 翔 |
【岡山】 |
郝帥 |
田添 響 |
丹羽 孝希 |
森薗 政崇 |
吉山 僚一 |
どんな条件であれ、プロの仕事は勝つことです。目の前の相手を倒すことに徹しましょう。その為にはいつも言うようにダブルスを必ず勝つことです。ダブルスを取れば、最悪でもビクトリーマッチに持ち込んで勝つチャンスが膨らみますからね。
*あいハウジングアリーナ松元 327人
彩たま 1-3 岡山
◇第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
上田仁・高木和卓 1-2 田添響・森薗政崇
第1ゲーム:07-11
第2ゲーム:11-09
第3ゲーム:07-11
◇第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
曽根翔 2-3 吉山僚一
第1ゲーム:11-06
第2ゲーム:11-08
第3ゲーム:09-11
第4ゲーム:08-11
第5ゲーム:10-12
◇第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
松平健太 2-3 郝帥
第1ゲーム:11-10
第2ゲーム:04-11
第3ゲーム:11-05
第4ゲーム:01-11
第5ゲーム:10-12
◇第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
英田理志 3-0 丹羽孝希
第1ゲーム:11-06
第2ゲーム:11-07
第3ゲーム:11-06
🏓ストレートで勝てるチャンスでしたが、今季の英田はここぞの試合に強いですね。大事な1試合を取れるかどうかの場面で取り切れなかったことが、シーズンの明暗を分けることになりました。ただ、吉山が曽根に大逆転で勝ったことは、今後のチームに明るい兆しを見せてくれました。郝帥もマツケンに競り合って勝ちました。こういう試合を拾えるようになっていけばチーム力の向上につながると思います。
もう1試合の琉球と東京の試合で東京が「3-2」で勝ちました。この結果、勝点でリベッツが上位2チームに追い付く可能性がなくなりました。今季も惜しいところでファイナルの切符を取れませんでした。後悔先に立たずですが、「あの1点が取れていれば」という後悔は常に残ります。勝負の世界は後悔の連続ですが、そうして成長していくのでしょう。
リベッツの今季はあと2試合です。津山で2試合を行って今季が終わります。2連勝して笑って締めくくりたいですね。