ニュースでも流れ始めているコオロギですが、食べたいと思いますか? 日本に一般に分布するエンマコオロギやツヅレサセコオロギなどとは種類の違うヨーロッパイエコオロギなどが食用に飼育されているようですが、日本でそれを研究する必要があると思いますか?
エンマコオロギ ツヅレサセコオロギ
コオロギもバッタもどこにもいる昆虫なので珍しくも何ともありません。それは置いといて外来種を日本国内で飼育することには大きな抵抗があります。外来種が日本国内の生態系を根底から破壊する事例を何度も見てきたからです。ここ30年ほどで生息域を爆発的に拡大してきたスクミリンゴ貝、通称ジャンボタニシの例を見てもその恐ろしさを痛感します。奴らも食用として飼育することを目的とのうたい文句で悪徳業者の誘いを真に受けた被害者たちが飼育を諦めたものが野生化して全国に生息域を拡大して来ました。
日本国内に存在しなかったヨーロッパイエコオロギなどが野生化してしまえば被害は甚大になります。
まあ、それ以前に何で昆虫食になるのか、それを推進しようとしている人々の真意を問いたいものです。最終的には利権に行き付くのでしょうが、それを公表しないで食糧危機対策などと美辞麗句で飾り立てるのは卑怯です。環境利権、温暖化利権に群がり、甘い汁を吸い続ける魑魅魍魎どもと何ら違いを見い出せません。
次世代フードとして注目の昆虫食 国内法整備進まず「どんな昆虫でも食品にできてしまう」現状
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/moneypost/life/moneypost-994520
※以下、引用です。
私たちが暮らしていくうえで、「食」は欠かせないもの。だからこそ、食の安全性には注意を払っておきたい。
最近、食糧危機を救うための「次世代フード」として昆虫食が脚光を浴びている。2020年には無印良品がいち早く「コオロギせんべい」を発売。その後もコオロギをメインに、学校給食や機内食などさまざまな分野で昆虫食が広がっている。最近ではバレンタイン用のチョコレートにもコオロギが使われている。
だが、特定非営利活動法人日本消費者連盟事務局長の纐纈美千世さんはこう警鐘を鳴らす。
「イナゴやハチの子などは一部地域で食べられていますが、コオロギの食経験はないはずです。イナゴやハチの子にしても、日常的に食する物ではありません。
例えばコオロギパウダーをお菓子などに使用すると、毎日たくさん食べることになりますが本当に大丈夫なのか。甲殻類と類似した成分が含まれているので、“エビやカニにアレルギーがある人は注意してください”という表示も企業任せで、法整備が進んでいません。EUでは食経験がほとんどない昆虫などは安全性評価を経て許可されますが、日本にはそういった仕組みがなく、基本的にどんな昆虫でも食品にできてしまうのが現状です」(纐纈さん)
牛や豚、鶏などの家畜の飼育とは違い、室内で飼育されるため環境に優しいというが、「安全とは言い切れない」とフランス在住のジャーナリスト・羽生のり子さんは話す。
「もし飼育工場が嵐や火事、停電などの不測の事態に襲われて昆虫が大量に外に出たら、生態系が破壊されたり、農作物に被害が出たりする可能性もある。また、長期で食べ続けた場合に危険はないのかといったデータもない。私たちは人体実験を受けているのも同じです」
中国からの輸入食品に発がん性のカビ毒
危ない食べ物として指摘される機会が多いのが、中国製の食品だ。2008年の毒餃子事件から15年。厚生労働省が公開する「輸入時における輸入食品違反事例」の最新版(2022年12月〜2023年1月)でも、別掲表のように違反があった。なかでも目につくのが「アフラトキシン」だ。食品問題評論家の垣田達哉さんが言う。
「アフラトキシンは“天然物最強”と称されるほど強い発がん性を有するカビ毒で、世界的に規制対象になっている。中国ではアフラトキシンが原因と思われる食中毒で亡くなった人もいます」
『中国「猛毒食品」に殺される』の著書があるジャーナリストの奥窪優木さんも言う。
「中国当局は違法添加物や違法農薬の取り締まりを続けていて、残留農薬や指定外添加物が検出された例は以前に比べて減っている。しかし大腸菌やカビの検出はまだまだ多く、衛生状態の悪さは相変わらずという印象です」
特に注意を要するのが、中国から輸入される水産物だ。
「ウナギやワカメ、イカ、アサリなどに加え、最近ではホタテや魚卵類、サバなども中国で加工されて日本に輸入されているものが多い。特に最近では円安や物価高の影響で、中国から食品を輸入する商社や量販チェーンなどでは、信頼度は未知数でも仕入れ値の安い取引先に鞍替えする動きも出てきている。毒食品が紛れ込みやすいタイミングなので、警戒が必要です」(奥窪さん)
もし、どうしても食糧危機を回避したいのであれば、昔のように鯨を食べればよいことです。鯨は現状増え過ぎて、自らの生存を危うくしている状況です。瀬戸内海や淀川に入り込む鯨が現れるのも、彼らにとっての食糧危機が生じているのでしょう。
かって、日本にも分布していたニホンオオカミが絶滅したことによって、オオカミに捕食されていた鹿がオオカミの絶滅によって天敵がいなくなり、大量に増えてしまって、結局鹿も絶滅したようにバランスを保つ意味でも、そしてアニサキスの食中毒を防止する意味でも、鯨漁の解禁は不可欠だと思います。もはや欧米の連中の屁理屈に怯えている事態ではありません。
昆虫食はあくまで下手物食いの一種にとどめておくべきことです。ゴキブリを食べて死んだ事例、ナメクジを食べて死んだ事例、それがコオロギで起こらないと誰が言い切れるのでしょうか?
農業、酪農を軽視し続けてきた日本の行き付く先が昆虫食なら、そんなバカげたプロジェクトに税金を投入することに怒りましょう。死に金、捨て金はコロナワクチンで骨身にしみたはずですから。