岡山でかき氷と言えば「ミル金」ですね。ミル金発祥の店と言われているのが、表町の『カニドン』です。
一旦閉店したカニドンが復活したのが2018年6月のことです。
愛されて創業90年超。ミル金発祥・岡山のかき氷屋
〈カニドン〉が待望の復活!
記事はこちら
出典:https://colocal.jp/news/115653.html(上の2枚とも)
ミル金とは、ミルク金時の省略形で岡山では普通に使われています。issanはご存知のように学生時代は大阪の吹田に住んでいましたが、関西で「ミル金」を注文しても通じませんでした。ミルク金時の商品名では存在していましたが(笑) その慣れ親しんだ岡山の味、かき氷と言えば「ミル金」一択です。
出典:https://colocal.jp/news/115653.html
ミル金の命はあんこ。NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」でも話題になったあんこがやはり和スイーツでは最も重要です。
ちなみに、カムカムエブリバディで、るいが営んでいた「回転焼」の呼び名は岡山では「ふうまん」又は「大判焼」が主流でしたが、昨今では「御座候」の方が増えていますかね?
「御座候」のHPは⇒こちら
出典:https://www.lmaga.jp/news/2022/01/392845/
御座候は姫路の会社ですが、かなり広範囲に出店しており、岡山でも大判焼の店は「御座候」となりつつあります。その御座候は昭和25年の創業当時は「回転焼」の名称で販売していたそうで、カムカムエブリバディでるいが京都で開店した頃は関西では一般的に回転焼と呼ばれていたので時代考証は合っていますね(笑) (ここで、「ちむどんどん」の時代考証がおかしいとかの話題には触れませんよ)
回転焼の商品名で販売していた御座候ですが、来店客から「御座候ください」と言われるようになり、其れが通り名になったので商品名も「御座候」に変更したそうです。今では関西地方、中国地方を中心に回転焼とか大判焼という一般商品名を差し置いて固有名詞である「御座候」が有名になって来たのです。
出典:https://mrs.living.jp/chiba/shopping/reporter/2890166
今では御座候は関東にも進出しているようなので、全国的なブランド名になる日もやってくるかも知れませんね。
かき氷と言えば「ミル金」、ミル金発祥の「カニドン」のミル金の命は「あんこ」、あんこと言えば「カムカムエブリバディ」、カムカムエブリバディと言えば「回転焼」、回転焼と言えば「御座候」・・・ということで、またまた話が逸れてしまいました。
岡山表町商店街の老舗喫茶店が営業再開 父の「ミル金」引き継ぐ
記事は⇒こちら
出典:https://okayama.keizai.biz/headline/689/
という訳で、お題投稿「かき氷」は、「ミル金」と「カニドン」と一部「御座候」のお話でした。
岡山にお越しの際にはご賞味ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます