今季のJ2第3節、レノファ山口FC戦の振り返りです。かなり難しい試合になりましたが、接戦をものにして勝利したことでチームには更に力強さが加わったと感じられたので、この勝利は非常に大きかったと感じます。
"PRIDE OF 中四国"の今季第1弾は「山陽ダービー」とも呼ばれるレノファ山口FC戦でした。2019年以降、10試合負けなしの相手とは言え、ほとんど勝った記憶がないのが山口戦です。個人的には苦手意識の強い相手、やり難さが先に立つ嫌な対戦です。
その山口戦のスコアとスタッツです。
⚽殆ど互角と言える内容でした。唯一、数字の上でも相手を圧倒していたのがCKの本数です。そして、決勝点となった田中雄大のゴールも田部井のCKを柳育がヘッドで折り返したボールをタイミングよく押し込んだものでした。「流れの中での得点ではない」から駄目だということはありません。あれだけ固かった山口の守りを流れの中で切り崩すのは、かなり厳しかったこともあり、セットプレーで点が取れるというオプションがあるということはチームとしての幅が広がることになるので良いことだと思います。
終盤に点を取って逃げ切る展開は盛り上がりますが、欲を言えばもう少し早い時間帯に複数点を取ってもらいたいところです。難しい試合にしてしまったのもそういうところにあったと思います。決定力を高めて行くことは今後の戦いの中でJ1昇格を果たす為には絶対に必要な条件になります。苦しい試合を勝ちに持って行くには点を取らないといけません。点を取ることと取られないことの双方のバランスが最高潮になった時に昇格への道が見えてくるでしょう。今はまだそこを模索しているところです。
第3節を終えたところで、3連勝したチームがなくなりました。順位表です。
第3節を終えた時点でファジは首位に立ちました。3試合を終えた時点ですから、順位をとやかく言うべきではないのでしょうが、昨季の町田のような快進撃を見せる為には首位にいることが悪いことではありません。
まだ、昇格候補にあげられているチームとの対戦がないのですが、上を目指す為にはそんなこととは無関係に勝ち続けないといけません。勢いを増す為には強う相手と対戦しない内に白星を積み上げておくことも大事なことです。
次節は、16日(土)に行われるアウェーゲーム、藤枝MYFC戦です。
それでは皆さん、次節は藤枝でお会いしましょう。
よろしくお願い申し上げます。
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