既に歴史の域に達しようとしている「ドーハの悲劇」。その悲劇の地ドーハのハリファ国際スタジアムでE組の日本は、4度優勝の実績を持つドイツとのグループリーグ初戦に臨みました。
とにかく結果です。
*ハリファ インターナショナル スタジアム 42,608人
ドイツ 1-2 日本
前半:1-0
後半:0-2
得点者:
33分 イルカイ・ギュンドアン(ド)
75分 堂安 律(日)
83分 浅野琢磨(日)
⚽どこから見てもドイツの方が圧倒的に強い、日本よりも遥かに強いということは間違いありません。それでも結果が逆になることがあります。サウジアラビアがアルゼンチンに逆転勝ちした試合を見て、何かしらの鳴動を感じたのは事実なのですが、それでも強豪国は強い。何はさておき強いのです。イングランドしかり、フランスしかり、そしてドイツもやはり強いはずと思っていましたから、メディアの「引き分け」上等の消極的報道にも「引き分けすら不可能」と感じたものです。
過去のW杯で、日本は一度も逆転勝ちを収めたことがありません。それほどW杯に出て来るチームは強いのです。先取点の持つ意味が如何に重いかは、サッカーなら代表だろうがJリーグだろうが関係なく、どんなカテゴリーでもその重さを痛感しているのです。まさかドイツに逆転勝ちするとは・・!! 「ドーハの悲劇」は既に29年前の出来事で、リアルタイムでこのことを知らない人々が数多くなっている今ではドーハの持つ陰鬱な雰囲気を払拭して「ドーハの奇跡」「ドーハの歓喜」へと繋がって行けるなら、この勝利の持つ意味合いがとてつもなく大きくなっていくでしょう。
たかがサッカー、されどサッカーです。1点が、1勝が一瞬にして人々を歓喜の渦に巻き込み、また奈落の底へ突き落す。スポーツの持つ力は間違いなく世界を動かします。折角なら、みんなで歓喜の渦に呑まれたいものです。
どこか現実離れした感覚に浸りながらドイツ戦の勝利を振り返っています。
にわかファン、4年に一度のサッカーファン、それでも良いのです。スポーツによって生きる力を貰えるというのはまぎれもない事実です。そうして、世界は動いて行きます。
次のコスタリカ戦に勝てばグループリーグ突破が決まるでしょう。そうあってほしいものですね。
この試合のスタッツです。
ドイツ | 日本 | |
ボール支配率 | 69% | 31% |
シ ュ ー ト | 26 | 11 |
枠内シュート | 9 | 3 |
パス(成功率) | 762(88%) | 259(73%) |
オフサイド | 4 | 4 |
F K | 17 | 10 |
C K | 6 | 6 |
P K | 1 | 0 |
数字を見れば一目瞭然です。どう見てもドイツが勝っています。日本が勝ったのは多くは運です。さっぱりだった前半をみれば、逆転なぞあり得ないと思うでしょう。システム変更して攻撃的に出た日本でしたが、リスクを顧みず、そこに集中できたとすれば、運を手繰り寄せる力が備わって来ることでしょう。
次戦は、コスタリカ戦。難敵が次々におそいかかっています。
みんなで応援しましょうね!!
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