9月10日(土)に今季のTリーグが開幕しました。岡山リベッツの今季メンバーはというと、昨季から吉村和弘が抜けましたが、丹羽孝希が帰ってきました。昨季、中国から参戦してくれた郝帥(ハオ シュアイ)が今季もリベッツに加わり、更に李艺杰(リ イジェ)が参戦します。25歳の若い中国選手の参戦は非常に珍しいことで、今後のTリーグに何らかの道筋を付けられることができるのか、注目したいところです。
李艺杰(リ・イジェ)
1997年4月3日(25歳)中国出身 右シェーク型
[戦績]
2012年中国ジュニア団体優勝
2015年中国20歳以下卓球選手シングルス第3位
2016年中国卓球選手権男子ダブルス第3位
2017年全国体育大会団体第4位、2018年全国卓球選手権団体準優勝
2019年全国卓球選手権団体第3位
本人としても、元中国代表の大ベテラン選手とともに戦うことで今後の飛躍を期す部分もあるでしょうし、これから世界に飛び出す可能性も秘めているので楽しみです。
新たな船出の今季を占うリーグ初戦は琉球アスティーダとの対戦になりました。琉球は、ご存知の方も多いかと思いますが、吉村真晴のスキャンダルが報じられており、少しごたごたしているようです。戦力的には、リベッツが最も苦手としてきた戸上隼輔が今季はドイツのブンデスリーガの強豪・オクセンハウゼンへ参戦することになり、同じく宇田幸矢もドイツ・ブンデスリーガのケーニヒスホーフェン所属となることになり、戦力的にどうかと思っていましたが、張本智和の参戦によって一気に戦力アップしてきました。
但し、9月中は吉村真晴がリーグ戦出場を自粛することが報じられたことで、両輪の一つを欠いた状態でのスタートを強いられました。張本との対戦をどう対応するかがこの対戦のカギを握ることになりそうです。昨季、張本には郝帥も勝てておらず、やはりTリーグでは最強と言わざるを得ません。注目点はそこになりそうですね。
では、早速試合結果を見てみましょう。
*大田区総合体育館 867人
琉球 2-3 岡山
◇第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
吉村和弘・木造勇人 1-2 李艺杰・郝帥
第1ゲーム:11-07
第2ゲーム:10-11
第3ゲーム:07-11
◇第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
張本智和 3-0 森薗政崇
第1ゲーム:11-06
第2ゲーム:11-04
第3ゲーム:11-07
◇第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
有延大夢 3-0 郝帥
第1ゲーム:11-08
第2ゲーム:11-07
第3ゲーム:11-09
◇第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
木造勇人 0-3 丹羽孝希
第1ゲーム:09-11
第2ゲーム:07-11
第3ゲーム:07-11
◇第5マッチ(シングルス1ゲームマッチ)
張本智和 0-1 丹羽孝希
第1ゲーム:08-11
丹羽が2ポイント連取で琉球アスティーダに「3-2」で勝利し、幸先良いスタートを切りました。木造に快勝してもつれ込んだビクトリーマッチで張本を下して岡山に勝利をもたらしました。やはり、ここ一番での丹羽孝希は頼りになります。何試合参戦できるかという心配も帰国翌日に試合に出場してくれる心意気で払拭してくれそうです。
次の試合は、9月18日(日)に那覇で行われる琉球アスティーダ戦です。琉球と連戦になりますが、アウェーもものともせず連勝してくれることを期待しましょう。
9月はホームゲームがありません。アウェーを転戦する厳しい日程が続きますが、勝ち切って帰ってきてくれることを信じて応援しましょう。
よろしくお願い申し上げます。
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