林昀儒が復帰した木下マイスター東京との対戦を振り返ります。12月8日(日)に平塚総合体育館で行われたTリーグ男子、岡山リベッツは昨季の王者・木下マイスター東京と対戦しました。
vs
長く守ってきた首位の座も調子を上げてきたT.T彩たまと抜きつ抜かれつの戦いになって来ました。消化試合数に違いがあるので暫定順位では何とも言えませんが、若干失速気味なのは間違いありません。
この試合の両チームのベンチ入りメンバーです。
【東京】 |
松下 輝空 |
田添 健汰 |
林昀儒 |
大島 祐哉 |
大野 颯真 |
吉村 和弘 |
【岡山】 |
郝帥 |
田添 響 |
吉山 和希 |
丹羽 孝希 |
及川 瑞基 |
このところチーム事情もあって低迷気味のKM東京ではありますが、それにしても相手は昨季の王者です。底力のあるチームは要警戒です。更に台湾のエース、林昀儒がチームに復帰していますから勝負はどちらに転ぶか分かりません。
試合結果です。
*平塚総合体育館 386人
東京 3-1 岡山
◇第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
松島輝空・吉村和弘 2-0 吉山和希・及川瑞基
第1ゲーム:11-07
第2ゲーム:11-10
◇第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
大島祐哉 3-2 及川瑞基
第1ゲーム:08-11
第2ゲーム:06-11
第3ゲーム:11-10
第4ゲーム:11-05
第5ゲーム:12-10
◇第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
松島輝空 3-1 丹羽孝希
第1ゲーム:11-04
第2ゲーム:11-09
第3ゲーム:09-11
第4ゲーム:11-08
◇第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
林昀儒 2-3 郝帥
第1ゲーム:11-07
第2ゲーム:05-11
第3ゲーム:10-11
第4ゲーム:11-07
第5ゲーム:10-12
🏓郝帥が林昀儒との接戦を制し、ストレート負けは回避しましたが、全体的にチーム状態が落ち気味な現状を表す結果です。
試合結果も問題ですが、それ以上に危惧せざるを得ないのが、平塚での試合の入場者数です。Tリーグは2018年から稼働している卓球のプロリーグですが年々入場種数が減少を続けており今やジリ貧です。
リーグと一蓮托生の各クラブではありますが、この状態が続けばTリーグ自体の存続が危ぶまれる事態も早晩訪れると思います。何とかクラブだけでなく団体全体で対策することを望みます。
五輪とか世界卓球とか、イベントがあれば多少引っ張られて人気が上がる時もありますが、やはり卓球という競技そのものの存在感がTリーグの浮沈を握っている感覚は拭えません。
多くのクラブが親会社を持たず、リーグにおんぶにだっこの現状では安定的な強化もままならず、この先行き詰るという危惧を感じているのは私だけではないように思います。
何とかTリーグ全体での活性化策を進めてほしいと願っているのですが、さてどうなりますかね?
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