小泉純一郎氏 「進次郎は育休をとって何するのか?」と激怒
政界と芸能界のスターの結婚に「令和時代にふさわしいカップル」「新時代の政治家の夫婦像」という声があふれた。あれから5か月、待望の第一子が誕生した。しかし、夫婦を取り巻く環境は一変していた──。
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1月17日、滝川クリステル(42才)が長男を出産した。夫である小泉進次郎氏(38才)は出産に立ち会っていた。
そんな進次郎氏は出産直前、「育児休暇」の取得を宣言した。期間は産後3か月以内に約2週間。「大臣の仕事はそんなに甘くない」という批判の声もあるが「環境省に育休を取得しやすい働き方を取り入れる」ためにも必要な決断と説明した。進次郎氏は専門家に「産後うつ」の説明を受け、妻の様子を隣で見ていて、率直に育休を取りたいと思うようになったという。
しかし、そんな進次郎氏に対して違和感を抱いている人も少なくないようだ。
◆政治家の仕事を甘く見すぎ
1月中旬に赤ちゃんを出産したばかりの女性(神奈川県・34才)が静かに憤る。
「育休を取る取らないが選択できて素晴らしいですね。何億円という財産があるという滝川さんと比べても仕方ないですが、ウチは夫に休んでほしくても休めばその分、お給料も減るし到底無理。双方の実家も遠く、初めての産後もワンオペですが育休なんて考えられる状況じゃない。育休って余裕がある人たちの話なんだと思いますね」
賛同の思いもあるが、どこか不信感が拭い切れないというのは3才と1才の息子を抱える女性(東京都・41才)だ。
「取得しづらい世の中だからこそ政治家として先導しようという決断には賛同しますが、セレブ生活を送っている滝川さんにどこまで夫の手助けがいるのか(苦笑)。しかも幼児を抱えているわけでもないし…。初めての産後で慣れるまで1~2週間休むというのならまだわかりますが、通算で2週間というのも曖昧」
進次郎氏の決断に違和感を覚えているのは世の女性だけではない。滝川・進次郎夫妻の知人もこう漏らす。
滝川さんが産後うつ? なかなかそうはみえません。出産直前まで、友人宅やディナーに深夜まで出かけていましたし、毎日妊婦とは思えないほど積極的な生活を送っていました。もちろん周囲には伝わらない部分で、子育ての不安などを抱えている可能性はあるかもしれませんが…」
小泉家の関係者は怒りを抑えられない様子でこう語った。
「進次郎さんの地元にほとんど顔を出すことがないのも不服でしたが、今回はあまりにひどい。何も育休取得を強要しなくてもいいでしょう? 進次郎さんに女性問題があって、今は滝川さんに頭が上がらないのはわかります。でも、政治家を支える妻ならば、もっと別の要求があっていいのでは」
滝川は出産前まで愛犬・アリスとの散歩を楽しんでいた。傍らにいる少し年上の女性がリードを持ち、彼女が滝川の少し後を歩くのがいつものスタイルだ。
「滝川さん、ドッグシッターを雇っています。ペットの世話や散歩を代行するペットシッターの中でも犬のスペシャリストですね。そもそも犬猫の殺処分ゼロをうたう財団を主宰し、保護犬アリスを飼う滝川さんですが、お天気のいい時だけお散歩するそうで、とにかくドッグシッターまかせ。
家事は言うに及ばず、マネジャーさんやお母さんが全部やっていますから。“進次郎は休んで何をするのか?”と純一郎さんは本当に怒っています」(前出・小泉家の関係者)
滝川は昨年、政治家の資産公開制度により約3億円という資産があることが世間に知られたばかり。ドッグシッターを雇う余裕があり、当然ベビーシッターも雇える。それならば育休を取る必要はないのではないかと、進次郎氏に進言する人もいたという。
「夫に育休取得させる妻というのがある種のステータスなんでしょうか。彼女は譲らなかったといいます。小泉家サイドは政治家の仕事を甘く見すぎと激怒。職種で育休を取る取らないが決まっていいわけではないが、こういう理由では“わがまま育休”と取られてもしかたがないでしょう」(前出・小泉家の関係者)
結婚直後、滝川はSNSに、
《私が今までイメージしてきた「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました》
と綴っている。自分流を貫くことを明かしていたが、ドッグシッターを雇っているだけでなく、豪華な産前パーティーも開いていたという。会費は2万円で、滝川が欲しいものリストを出席者に知らせていたが、1点5万円以上する高級ブランドばかりだったとの声も。そんなセレブ生活に眉をしかめる人は少なくない。
「政治家とは清貧であること、ブランド物に身を包むのではなく、国のために尽くすこと、そういう教えを幼き頃からたたき込まれてきた政治家一家にとって、滝川さんはなかなか受け入れられない存在なのです。こんな生活を送るあなたに本当に夫の育休は必要ですか?と言いたい」(前出・小泉家の関係者)
ひとりの女性としての自由、生き方は何よりも尊重されるべきだ。そしてそんな女性に寄り添う夫の決断も同様に称賛をもって認められるべきだ。それでも今回の選択に両手をあげて賛成できない違和感の正体──その一端が垣間見えたのかもしれない。
※女性セブン2020年2月6日号