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結婚できない女「選びたい男がいない」、結婚できない男「ブサメンだから女に選んでもらえない

2022年11月07日 03時03分11秒 | 女と男のこと
結婚できない女「選びたい男がいない」、結婚できない男「ブサメンだから女に選んでもらえない



2/6/2020


男性は「選ばれる努力」をしたがらない

はじめに断っておくが、当コラムは「結婚したくて婚活に励んでいるが、結婚できない男女」について書く。

私自身、人は結婚するべきだとか、結婚した方が幸せだとか、鼻クソほども思っていない。恋愛や結婚や出産は個人の自由であり、他人が口出しすることじゃない。「結婚している方が勝ち組」なんて古ぼけた価値観もクソである。

また世の中には結婚したくない人や、(経済面など様々な事情で)結婚できない人もいる。そうした人々については、当コラムでは言及しない。

以下、私が恋愛コラムニストとして「結婚したくて婚活に励んでいるが、結婚できない男女(主にアラサー世代)」の声を聞く中で感じたことや、考えたことを書きたい。

ざっくり言うと、婚活女子から聞くのは「選びたい男がいない」という声で、婚活男子から聞くのは「女に選んでもらえない」という声である。要するに、結婚できない女は「ろくな男がいない」と悩み、結婚できない男は「モテない」と悩んでいる。

と書くと「女が高望みだからだ!」「イケメンで金持ちがいいんだろ!」と男性陣からクソリプが殺到して炎上するのを長年やってきて、すっかり飽きている。 

「俺がモテないのは女が悪い、自分は悪くない!」と逆ギレする男子はよく見かけるが、同じように逆ギレする女子は見たことがない。つまり男子は女子に比べると、「選ばれる側」として「選ばれるための努力」をしたがらない。

結婚相談所のスタッフも「魅力的な独身女性はいっぱいいるけど、魅力的な独身男性は少なくて、マッチしないんですよ…」と嘆いていた。女子は自分磨きしたり恋愛本で研究したりと努力するが、男子は「そのままの俺を愛してくれ」みたいな人が多いという。

結婚したい男子は「なぜ自分は選ばれないのか?」「どうすれば女子に愛されるか?」を研究して努力するべきだろう。「ただイケ*だろ!」とかクソリプを送るんじゃなく。

*「ただしイケメンに限る」の略。要するにイケメンじゃない俺は努力したってムダだと言いたいのである。

「話を聞いてもらって当然」? もう令和やぞ

婚活女子はリアリストなので「イケメンでハイスペの王子様など残っておらぬ」と理解している。実際、婚活で出会う男子に対して「(外見や収入など)条件面で特に問題はない」と言いつつ「選びたい男がいない」のは、なぜなのか? なぜ、男子は結婚相手として選ばれないのか?

それは、彼らがジェンダーロールを無意識にインストールしているからだと思う。

私が20代の頃に比べると、オラオラ偉そうな男子やマウントしてくる男子、「オッス、オラ男尊女卑!」みたいな男子の数は減った。けれども「女は男を気づかって、ケアしてくれて当然」という価値観は残っている。

婚活女子から一番よく聞くのは「まともに会話できる男子が少ない」という言葉だ。

彼女らは「巧みな話術で会話を盛り上げてほしい」なんて、はなから期待していない。むしろ「緊張してるんだな」と相手を気づかって、いろいろ質問して話を引き出す。

そうやって女子がリードしてトークを回すことで、どうにか会話が進む。が、多くの男子は一方的に自分の話ばかりする壁打ちトークに終始して、こちらに質問も投げてこない。

女子は「へ~そうなんですか」「すごいですね」とひたすら相づちbotと化して「キャバクラじゃねえんだぞ」と疲労困憊する。

そんなキャッチボールができない相手と過ごして「どっと疲れた…」と帰宅すると、「今日は楽しかったですね!」とLINEが届いて「てめえは楽しかっただろうよ」とさらに疲弊する。というのが婚活女子あるあるだ。

つまり、男子が無意識に「気をつかって、ケアしてくれる」という無料サービスを女子に期待している。私が20代の頃も「キャバクラじゃねえんだぞ」とまったく同じ愚痴を吐いていたが、そこの価値観は変わってないらしい。
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砂糖の取りすぎ、精神疾患のリスクに 脳の毛細血管に炎症 都医総研

2022年11月07日 00時03分55秒 | 医学と生物学の研究のこと
砂糖の取りすぎ、精神疾患のリスクに 脳の毛細血管に炎症 都医総研



東京都医学総合研究所などの研究班は11日、思春期に砂糖を取りすぎると統合失調症などの精神疾患を発症するリスクの一つになる可能性があると発表した。マウスを使った実験でわかったという。同研究所の平井志伸主任研究員は「砂糖の過剰摂取に気を付けてスイーツを楽しんで」と呼びかけている。



 統合失調症や双極性障害は若い世代で多く、遺伝的な要因と患者を取り巻く様々な環境要因が重なって発症すると考えられている。また、患者には清涼飲料水を1日2リットル飲むなど、多量の砂糖を取る傾向があることが知られている。

 研究班が精神疾患の発症と関連がある遺伝子に変異があるマウスに餌として大量の砂糖を与えたところ、物体の位置を認識する機能が低下したほか、毛繕いが異常に増えたり、巣作り行動が減ったりすることが確認された。また、砂糖を過剰摂取したマウスの脳では毛細血管の炎症があり、脳内の神経細胞の栄養となるグルコース(ブドウ糖)の取り込みが低下していた。



 亡くなった統合失調症や双極性障害の患者の脳を調べたところ、砂糖を過剰摂取したマウスと同様に、脳の毛細血管に炎症が起こっていたことが確認された。平井さんは、グルコースの取り込みが低下することで脳の神経細胞に栄養が行き渡らず、精神疾患を発症している可能性があるとみている。

 これまで精神疾患と脳の毛細血管の炎症との関連はわかっておらず、新しい治療薬の開発や予防に役立つと期待されている。

 論文は米科学誌サイエンス・アドバンシスのオンライン版に

掲載された。(姫野直行)


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