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ブラック・ジャックの恩師、本間丈太郎とは?

2024年06月06日 11時05分33秒 | 医学部と医師の育成のこと


本間丈太郎


本間丈太郎
ほんまじょうたろう
本間丈太郎とは、『ブラック・ジャック』のキャラクター。

ブラック・ジャックにとっては掛け替えのない恩師であり尊敬の対象であり、半ば絶対的な存在であったが、


CV:阪脩
外見は「火の鳥」シリーズに登場する猿田彦その人である。

幼いころ事故に遭い瀕死となった少年間黒男を手術し命を救った天才外科医師。

ブラック・ジャックにとっては医師を志すきっかけとなった人物であり、彼にとっては絶対的な恩師だが、直接技術指導されたわけではなく、人生においての心の師のようなものである。


「本間血腫」と呼ばれる治療法が見つかっていない病気の治療に関して生体実験であると非難され、医学界を追放された。この事件はブラック・ジャックの医学界に対する不信の原因ともなっている。

ブラック・ジャックにとっては掛け替えのない恩師であり尊敬の対象であり、半ば絶対的な存在であったが、本間もまた、決して完全無欠な存在ではなかった。

幼少時のBJのの手術を執刀した際、体内にメスを置き忘れたまま手術を終えてしまうという重大な医療ミスを犯してしまったのだが、自身の名声に傷が付くことを恐れて言い出せず後悔と自責の念に苦しめられることとなったのだ。


その後、術後の経過の確認と称して再び手術を行い恐怖に駆られながらもカルシウムの殻に包まれたメスをBJの体内から発見し、懺悔と共に人体の神秘と医学の難しさを感じたことを、そのメスを彼に送った際に告白した。


その直後に容体が急変し、ブラック・ジャックが手術を担当、オペは完璧に終わるものの、手術の甲斐なく亡くなってしまう。

死因は、老衰。人として最も自然な死であった。

死の間際にブラック・ジャックに向けて、この言葉を投げかけている。


「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」



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