小惑星探査機<はやぶさ>が、7年の任務を終え、無事地球に帰還しました。その飛行距離は、地球ー太陽間の距離に40倍にあたる60億kmです。
小惑星<イトカワ>に軟着陸したのは、史上初。月以外の天体に着陸して帰還したことは、人類初の快挙。さらに<はやぶさ>が持ち帰ったカプセルの中には、小惑星<イトカワ>の砂や大気を持ち帰っている可能性もあります。もし成功していれば、これも人類初となります。
日本がなしえた事業が史上初、人類初とは、心地良い響きです。日本において自慢できることが少なくなっている昨今、日本の科学技術が極めて高い水準であることを、大いに世界へ情報発信してほしいと思います。