岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

坐る姿勢の悪い児童

2010-12-02 18:50:08 | 日々のこと
校医をしている小学校で、年に一回<学校保健安全委員会>が開催されます。保健教育の一環として、健康に関する意識向上を図りながら、児童及び父兄に保健知識を提供する会です。本日開催され、私は<歯磨剤>について講演をしました。私の講演の前に、保健委員の児童達が<姿勢を正しくしましょう>のテーマで発表しました。立派な内容でした。

授業中坐る姿勢の悪い子が多いとの報告です。椅子に浅く坐り、机と体の間の距離を遠く離して、背中を丸め、教科書に目を近づけるようです。この姿勢を取り続けると、脊柱側湾症という背骨が横に曲がって変形する病気になりますし、近視になり易いし、腹部や心臓を圧迫させる、と指摘しています。体全体の筋力が落ちて、背中をまっすぐに保って坐り続けるのが難しいのかもしれません。この姿勢の悪さを、学校で注意を受けるよりも家庭で注意を受ける方が少ないそうです。しつけのできる親が少ないということです。しつけをする家庭の力量が問われています。

自分の子供にも、坐る姿勢について指導したことはなかったように感じます。姿勢が悪いと、集中力も持続できない気がします。親というものは、子供のあらゆる面に関心を持たなくてはいけませんね。


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コメント
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