AM1時 白雲荘に到着後
手慣れたスタッフにお弁当を渡されて
ベットに案内されます
シングルの幅より少し狭いくらいの敷き布団に二人で寝てくださいと
掛け布団も二人で1枚です
次から次へとパズルのようにツアー客をベットに押し込んで行くって感じ
とりあえずザックをおろして
足を伸ばして横になる
このまます~っと眠ってしまいそうなくらい気持ちが良い
予定ではそろそろ仮眠時間終了で
頂上に向かって登山を再開する時間
幸せな時間も束の間
Yさんと「行こう!」と気持ちを引き締めます
担当の強力さんにYさんと二人で山頂を目指す旨を伝えて
AM1時20分 金剛杖に白雲荘の焼印を押してもらってからスタート
Yさんは前日もあまり寝てないそうで
かなりつらそうです
しばらく登ると寒くてフリースを着るため休憩
「阪急大阪の皆さん!このまま登山道を登っても渋滞で
ご来光の時間に間に合いません!こっちの道で間に合うように登ります!」
っと、よそのツアーの強力さんの声が聞こえました
Yさんにどうしようかと相談
ついて行くことにしました
2つのツアーの間に挟まって登っていると
強力さんに「???あんたらこのツアーか?」って聞かれてドキッ!
「仕方ないなぁ代金もらうで、ハッハッハッァ、ラッキーな子らや!」と
そこからの行程は、強力さんに「おまけ」と呼ばれながら一緒に連れて行って
もらいました。
暗くてどこを登っているのかよくわからなかったのですが
その道は下山道だったそうです。
さらさらの砂と溶岩の道を
よちよち歩きのように登っていきます
Yさんは睡魔に襲われて、歩きながら寝ているのかフラフラしています
それでももう少しもう少しと一歩ずつ登ります
3時過ぎには雲海の上にオレンジ色の帯がかかってきます
本当にご来光に間に合うのでしょうか
ちょっと焦ってきますが、前に進まないと・・・
「あれを曲がったらもう頂上やから、がんばれ!」
もうすでにあたりは明るくなっています
鳥居!頂上や!
AM4時20分頂上に到着しました
もうすでに山頂は人でいっぱいです。
Yさんと二人「おまけ、こっちこい!」
強力さんに連れられて大きな岩に案内されました
3人で手をつないで「バンザ~イ!」
担当のツアーの客でもない私たちを山頂に導いてくれて
強力さん、感謝感謝です
さて御来光の写真を撮るぞ
五合目で電池消耗を遅らせるために電源を切った携帯の電源を入れて
暗証番号を入力・・・酸素が薄くて頭が回っていないのか?
寝不足で判断力が鈍っているのか?
暗証番号を押し間違えて携帯にロックがかかってしまいました
最悪!大バカ!まぬけ!
日の出時刻も迫ってくるけどロックの解除もできない
御来光の写真どころか
これからの行程さえまったく残せない
電池の入っていないデジカメとロックがかかってしまった携帯
気持ち切り替え
これはもう一度富士山にくるんだよっと言ってくれているんだ
よ~し今日はしっかり御来光を拝んで
頭にしっかり記憶して帰ろう
こんなにキレイな朝日があるんだ
雲海から出てくる太陽は口にはできないほど素晴らしいものでした
家族の代表として家内安全を祈願する
任務を忘れてしまうくらい感動・・・

この画像はYさんに送っていただきました
翌日携帯をロック解除して
届いていたメールの画像を開くとき、どれほどワクワクしたか・・・
Yさん本当にありがとうございます
思ったほど寒くはなかったですが
山小屋に入って おしるこ(600円)をいただきました
温かくて、甘くて幸せでした
Yさんは豚汁を食べてダウンしてしまった
私はひとりで久須志神社へお参り
金剛杖に朱印をいただき
「六根清浄」と書かれたお札をいただいた
六根清浄とは視・覚・嗅・味・触という五感に意識を合わせた
人間の6つの根を清らかにするという言葉らしいです
どっこいしょの語源とも言われています
さすが富士山特集の雑誌を二冊も買って勉強しただけのことはある
AM5時45分
バスは10時に出発するため
余韻にひたっていつまでも山頂にいるわけにもいかない
Yさんを起こして、下山開始です
真っ暗な中登ってきたので
明るくなってからの景色も見るものすべてが
初めて目にするものなので
景色を堪能しながら下山したいのですが
そう簡単にはいきません
一歩踏み出すごとにズルズルって感じで滑ります
大きな石もゴロゴロしてるし
足もとに気をつけないと歩けません
砂埃も舞っているのでコンタクトの目にはかなりキツイ
紙マスクとスポーツグラス、太陽が近くてジリジリと焼けてくる感じ
頭からタオルをかぶってその上から帽子をかぶり首元も覆います
延々と続く急な下り坂
降りても降りても続きます
マラソンで痛めている親指の爪、ヒザ、肉離れのふくらはぎ
無事に下山できるのか不安になってきます
この登りを過ぎると五合目・・・
AM9時20分、五合目到着
着替えて、お土産を買って、アッと言う間にバスの出発時間です
無事下山したことを れみパパに報告しようと
公衆電話を探すのですが、テレフォンカードしか使えない
今度来るときは、テレフォンカード持参必須
いよいよ富士山とお別れです
また来ます!もう辛いのなんて忘れました
手慣れたスタッフにお弁当を渡されて
ベットに案内されます

シングルの幅より少し狭いくらいの敷き布団に二人で寝てくださいと
掛け布団も二人で1枚です
次から次へとパズルのようにツアー客をベットに押し込んで行くって感じ
とりあえずザックをおろして
足を伸ばして横になる
このまます~っと眠ってしまいそうなくらい気持ちが良い

予定ではそろそろ仮眠時間終了で
頂上に向かって登山を再開する時間
幸せな時間も束の間
Yさんと「行こう!」と気持ちを引き締めます

担当の強力さんにYさんと二人で山頂を目指す旨を伝えて
AM1時20分 金剛杖に白雲荘の焼印を押してもらってからスタート
Yさんは前日もあまり寝てないそうで
かなりつらそうです

しばらく登ると寒くてフリースを着るため休憩
「阪急大阪の皆さん!このまま登山道を登っても渋滞で
ご来光の時間に間に合いません!こっちの道で間に合うように登ります!」
っと、よそのツアーの強力さんの声が聞こえました
Yさんにどうしようかと相談
ついて行くことにしました

2つのツアーの間に挟まって登っていると
強力さんに「???あんたらこのツアーか?」って聞かれてドキッ!
「仕方ないなぁ代金もらうで、ハッハッハッァ、ラッキーな子らや!」と
そこからの行程は、強力さんに「おまけ」と呼ばれながら一緒に連れて行って
もらいました。
暗くてどこを登っているのかよくわからなかったのですが
その道は下山道だったそうです。
さらさらの砂と溶岩の道を
よちよち歩きのように登っていきます

Yさんは睡魔に襲われて、歩きながら寝ているのかフラフラしています
それでももう少しもう少しと一歩ずつ登ります
3時過ぎには雲海の上にオレンジ色の帯がかかってきます
本当にご来光に間に合うのでしょうか
ちょっと焦ってきますが、前に進まないと・・・

「あれを曲がったらもう頂上やから、がんばれ!」
もうすでにあたりは明るくなっています
鳥居!頂上や!
AM4時20分頂上に到着しました

もうすでに山頂は人でいっぱいです。
Yさんと二人「おまけ、こっちこい!」
強力さんに連れられて大きな岩に案内されました
3人で手をつないで「バンザ~イ!」

担当のツアーの客でもない私たちを山頂に導いてくれて
強力さん、感謝感謝です

さて御来光の写真を撮るぞ
五合目で電池消耗を遅らせるために電源を切った携帯の電源を入れて
暗証番号を入力・・・酸素が薄くて頭が回っていないのか?
寝不足で判断力が鈍っているのか?
暗証番号を押し間違えて携帯にロックがかかってしまいました

最悪!大バカ!まぬけ!

日の出時刻も迫ってくるけどロックの解除もできない
御来光の写真どころか
これからの行程さえまったく残せない
電池の入っていないデジカメとロックがかかってしまった携帯

気持ち切り替え

これはもう一度富士山にくるんだよっと言ってくれているんだ
よ~し今日はしっかり御来光を拝んで
頭にしっかり記憶して帰ろう

こんなにキレイな朝日があるんだ
雲海から出てくる太陽は口にはできないほど素晴らしいものでした
家族の代表として家内安全を祈願する
任務を忘れてしまうくらい感動・・・


この画像はYさんに送っていただきました
翌日携帯をロック解除して
届いていたメールの画像を開くとき、どれほどワクワクしたか・・・
Yさん本当にありがとうございます

思ったほど寒くはなかったですが
山小屋に入って おしるこ(600円)をいただきました
温かくて、甘くて幸せでした

Yさんは豚汁を食べてダウンしてしまった
私はひとりで久須志神社へお参り
金剛杖に朱印をいただき
「六根清浄」と書かれたお札をいただいた
六根清浄とは視・覚・嗅・味・触という五感に意識を合わせた
人間の6つの根を清らかにするという言葉らしいです
どっこいしょの語源とも言われています

さすが富士山特集の雑誌を二冊も買って勉強しただけのことはある
AM5時45分
バスは10時に出発するため
余韻にひたっていつまでも山頂にいるわけにもいかない
Yさんを起こして、下山開始です
真っ暗な中登ってきたので
明るくなってからの景色も見るものすべてが
初めて目にするものなので
景色を堪能しながら下山したいのですが
そう簡単にはいきません
一歩踏み出すごとにズルズルって感じで滑ります
大きな石もゴロゴロしてるし
足もとに気をつけないと歩けません

砂埃も舞っているのでコンタクトの目にはかなりキツイ
紙マスクとスポーツグラス、太陽が近くてジリジリと焼けてくる感じ
頭からタオルをかぶってその上から帽子をかぶり首元も覆います

延々と続く急な下り坂
降りても降りても続きます
マラソンで痛めている親指の爪、ヒザ、肉離れのふくらはぎ
無事に下山できるのか不安になってきます
この登りを過ぎると五合目・・・
AM9時20分、五合目到着
着替えて、お土産を買って、アッと言う間にバスの出発時間です

無事下山したことを れみパパに報告しようと
公衆電話を探すのですが、テレフォンカードしか使えない
今度来るときは、テレフォンカード持参必須

いよいよ富士山とお別れです

また来ます!もう辛いのなんて忘れました
