れもん&みるく

徒然日記

八坂山の鯖

2014年10月09日 14時10分19秒 | ひとりごと
昨夜の調理で塩が無くなってしまった

「塩が切れたら貧乏になる」
小さいころから母に言われてきた言葉で

なくなる前に新しい物を買って
ストック棚に入れて置くのですが

ストックを探してもないので
今日慌てて買いに行きました

スーパーの入り口まで覚えていたのですが
帰ってお肉を冷蔵庫に入れながら

「あ~お塩忘れた~」

何してんだか・・・

本当情けない

またスーパーまで走りました

塩だけ買えばいいのに
かごにはチョコレートも入ってました
ほんまに貧乏になるわ・・・

母に言われた言葉を
この歳になっても信じていて
気にしてしまうのも
なんだかなぁ・・・と思うのですが


私は小さいころから急激な腹痛に襲われることが多く
そんな時母が
「八坂山の鯖ひとつ行者に食わせず馬のはらいた
行者に食わせて馬の腹止め」と
お腹をなでながら唱えてくれていたのです。

自分でできるようになってからは
自分でなでながら
「やさかやまのさばひとつぎょうじゃにくわせずうまのはらいた
ぎょうじゃにくわせてうまのはらどめ・・・」と
確か13回(?)唱えていました

不思議と腹痛がおさまるのです

一昨日久しぶりにその呪文(?)の
お世話になりました

それでふと
この呪文は世間一般に知られているものなのだろうかと
ネットで調べてみたのです。

すると徳島の鯖大師(八坂山)八坂寺というお寺に伝わるお話で

行者のところは
「大師(弘法大師)」「行基」だったりするみたいですが
とにかく弘法大師にしても行基にしても
偉いお坊さんが唱えた言葉であることには違いないみたいです

そんな言葉を母から教わっていたんですね

母は般若心経もすらすら唱えます。
私は巡礼中何度も読経するのですが
なかなか覚えられません

れみ兄2号の友人がうちに遊びに来た時に
すらすらと般若心経を唱えていました
小さい頃から毎日仏壇に手を合わせて読経していたそうです。

三つ子の魂百までと言いますが
小さい時にもっと読み聞かせとか
しておけばよかったなぁと
自分の子育てを反省する今日この頃です





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