(「河北新報」WEB記事より引用)
仙台のIT企業技術開発
文字データを音声合成
IT企業のアノン・ビクチャーズ(仙台市太白皀)が開発した文書音声化技術を使った視覚障害者向け電子図書館サービス「アクセシプルライプラリー」の利用が広がっている。公共図書館を通じてサービスにアクセスし、電子書籍データを自動で読み上げてもらう仕組み。読書のパリアフリー化を促進するとしてデジタル庁から表彰された。
全国9自治体図書館利用
サービスは電子書籍取り次ぎ大手メディアドゥ(東京)が運富し、約1万5000点の電子書籍を集めた共通フラットフォームをインターネット上に構築。利用者は地元の図書霜で発行してもらったQRコードを読み取ってアクセスする。
保存データ量を圧縮するために。プラットフォームに音声データを残すのではなく、アクセスがあるたぴに文字データを音声合成するのが特徴で、アノン社が技術開発の根幹を担った。
アノン社のシステムエンジニア大森隆之さん(40)は「出版社ごとに文章タータの形式に癖があり、音声合成がスムーズに聞こえるよう試行錯誤した」と開発過程を振
ひ返った。
サービスは昨年6月にスタートし、出版社6杜が協力する。自治体の人口規模に応じた月額定額料金制を採用。京鄙府宇治市や新潟県三条市など全国9自治体の図書
館で利用されている。
昨年11月にはデジタル庁が「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献する取り組みを表彰する「グッド・デジタル・アワード2022」でグランプリ
受賞した。
アノン社の松山忠志社長は「普段は受託業務がメインなので、企画段階から参画した今回のサービスは単なる仕事を超えた喜びがある。20年近く音声合成技術に携わ
ってきた経験が生かせた。視覚障害者にに気軽に本に触れてもらえるので、全国の図書館に広がってほしい」と話した。
仙台のIT企業技術開発
文字データを音声合成
IT企業のアノン・ビクチャーズ(仙台市太白皀)が開発した文書音声化技術を使った視覚障害者向け電子図書館サービス「アクセシプルライプラリー」の利用が広がっている。公共図書館を通じてサービスにアクセスし、電子書籍データを自動で読み上げてもらう仕組み。読書のパリアフリー化を促進するとしてデジタル庁から表彰された。
全国9自治体図書館利用
サービスは電子書籍取り次ぎ大手メディアドゥ(東京)が運富し、約1万5000点の電子書籍を集めた共通フラットフォームをインターネット上に構築。利用者は地元の図書霜で発行してもらったQRコードを読み取ってアクセスする。
保存データ量を圧縮するために。プラットフォームに音声データを残すのではなく、アクセスがあるたぴに文字データを音声合成するのが特徴で、アノン社が技術開発の根幹を担った。
アノン社のシステムエンジニア大森隆之さん(40)は「出版社ごとに文章タータの形式に癖があり、音声合成がスムーズに聞こえるよう試行錯誤した」と開発過程を振
ひ返った。
サービスは昨年6月にスタートし、出版社6杜が協力する。自治体の人口規模に応じた月額定額料金制を採用。京鄙府宇治市や新潟県三条市など全国9自治体の図書
館で利用されている。
昨年11月にはデジタル庁が「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献する取り組みを表彰する「グッド・デジタル・アワード2022」でグランプリ
受賞した。
アノン社の松山忠志社長は「普段は受託業務がメインなので、企画段階から参画した今回のサービスは単なる仕事を超えた喜びがある。20年近く音声合成技術に携わ
ってきた経験が生かせた。視覚障害者にに気軽に本に触れてもらえるので、全国の図書館に広がってほしい」と話した。