(「河北新報」令和5年4月7日付記事より引用)
農政局長賞市長に報告
環境に配慮した農業を福祉と連携して取り組む大崎市田尻の農事組合法人「田尻アグリワーカーズ」は4日、大崎市役所を訪れ、2022年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の東北’農政局長賞 (有機農業・環境保全型農業部門)受賞を伊藤康志市長に報告した。
法人は減農薬や無農薬のトマト、ナス、キュウリなどを約6アールで栽培して県などの認証を取得。ハウスの暖房、農機の燃料には廃食油を活用し、エネルギーの地産地消に力を入れる。
また、労働者協同組合ワーカーズコープーセンター事業団と連携し、引きこもりや障害といった事情を抱える若者を受け入れ、2人が従業員として定着するなど、農業の担い手の育成につながる「農福連携」を進めている点も評価された。
就労支援施設の開設を目指す佐々木洋志代表理事(46)は「多様な人が地域で活躍できる農業、喜ばれる活動を進めたい」と強調。伊藤市長は「農業のあるべき姿を模索する先駆的な取り組み。受賞を通過点にトップランナーを目指してほしい」と激励した。
農政局長賞市長に報告
環境に配慮した農業を福祉と連携して取り組む大崎市田尻の農事組合法人「田尻アグリワーカーズ」は4日、大崎市役所を訪れ、2022年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の東北’農政局長賞 (有機農業・環境保全型農業部門)受賞を伊藤康志市長に報告した。
法人は減農薬や無農薬のトマト、ナス、キュウリなどを約6アールで栽培して県などの認証を取得。ハウスの暖房、農機の燃料には廃食油を活用し、エネルギーの地産地消に力を入れる。
また、労働者協同組合ワーカーズコープーセンター事業団と連携し、引きこもりや障害といった事情を抱える若者を受け入れ、2人が従業員として定着するなど、農業の担い手の育成につながる「農福連携」を進めている点も評価された。
就労支援施設の開設を目指す佐々木洋志代表理事(46)は「多様な人が地域で活躍できる農業、喜ばれる活動を進めたい」と強調。伊藤市長は「農業のあるべき姿を模索する先駆的な取り組み。受賞を通過点にトップランナーを目指してほしい」と激励した。