(「河北新報」平成28年4月1日(金)付け記事より引用)
栗原・NPOが啓発セミナー開始
NPO法人栗原市障害者就労支援センター「NPOステップアップ」は、発達障害への理解を深めてもらおうと初の地域啓発セミナーを始めた。9月までの約半年間、発達障害の人との関わり方や就労支援などを4回シリーズで学ぶ。
特徴や対応法紹介
第1回は「発達障害の基礎」をテーマに、栗原市築館の市市民活動支援センターで3月24日に開かれ、市内外の約60人が障害の特徴や支援の仕方について説明を受けた。
発達障害のある人の自立を支援するNPO法人自閉症ピアリンクセンターここねっと(仙台市若林区)の黒沢哲センター長が講演し「発達障害は見た目で分からないため、周囲に理解されにくい。支援は無理をさせないことがポイントになる」と強調した。
他人の気持ちを読み取るのが難しい「自閉症スペクトラム障害」と診断されたここねっとの男性スタッフは、体験を率直に明かした。「診断されたとき、『やっぱりな』とぶに落ちた。人間関係を築くのが難しかった理由や原因を示された思いだった。一方、長らく障害がないと思って生きてきたため『別の人間だ』と言われたような戸惑いもあった」と振り返
った。
セミナーは今後、5、7、9月に開かれる。1回のみの参加も可能。連絡先はNPOステップアップ0228(24)7350.
栗原・NPOが啓発セミナー開始
NPO法人栗原市障害者就労支援センター「NPOステップアップ」は、発達障害への理解を深めてもらおうと初の地域啓発セミナーを始めた。9月までの約半年間、発達障害の人との関わり方や就労支援などを4回シリーズで学ぶ。
特徴や対応法紹介
第1回は「発達障害の基礎」をテーマに、栗原市築館の市市民活動支援センターで3月24日に開かれ、市内外の約60人が障害の特徴や支援の仕方について説明を受けた。
発達障害のある人の自立を支援するNPO法人自閉症ピアリンクセンターここねっと(仙台市若林区)の黒沢哲センター長が講演し「発達障害は見た目で分からないため、周囲に理解されにくい。支援は無理をさせないことがポイントになる」と強調した。
他人の気持ちを読み取るのが難しい「自閉症スペクトラム障害」と診断されたここねっとの男性スタッフは、体験を率直に明かした。「診断されたとき、『やっぱりな』とぶに落ちた。人間関係を築くのが難しかった理由や原因を示された思いだった。一方、長らく障害がないと思って生きてきたため『別の人間だ』と言われたような戸惑いもあった」と振り返
った。
セミナーは今後、5、7、9月に開かれる。1回のみの参加も可能。連絡先はNPOステップアップ0228(24)7350.