(「河北新報」令和6年12月17日付記事より引用)
軟式野球準Vの仙台商高・楠本さんにも
岩沼市は、スポーツの全国大会で顕著な成績を残した市内の中高生2人に青少年顕彰を贈った。
対象は、9月の日本パラカヌー選手権大会女子200メートル運動機能障害KL3で2位となった岩沼西中2年鈴木杏奈さん(14)、8月の全国高校軟式野球選手権で準優勝した仙台商高3年楠本憲新さん(17)。
4日に鈴木さんが市役所を訪れ、佐藤淳一市長から顕彰状を受け取った。鈴木さんは小学生の時に骨肉腫で左脚の大腿(だいたい)部を切断した。小学5年でカヌーを始め、月4回、地元の貞山運河で練習を重ねる。
鈴木さんは「体力づくりの水泳をきっかけにカヌーを始め、いろんな人に出会って素晴らしい経験ができている。これからも出会いを大切に、よりいい結果を残したい」と話した。