ジャムおじさん?の記録ブログ

趣味で買っては食べている、ジャムを記録してゆくブログ

(勝手に)ジャム・オブ・ザ・イヤー2022

2022年12月31日 20時07分15秒 | その他・雑記
大晦日恒例(?)
「(勝手に)ジャム・オブ・ザ・イヤー2022」の時間がやってまいりました。

今年、このブログで紹介したジャムは59個。
その中から、自分がいちばん印象に残ったジャムを選んでみます。

ジャムの蓋を開け、ひと口、食べた瞬間に「わーっ」と感心したジャムが候補作になります。
でも、その時は良くても、他のジャムと比べてみると、うーん。やっぱり、ちょっと落ちるかなあ…と思ったジャムもあります。

そうして厳選したジャムは以下の、6種類になりました。
果たして、どのジャムが一番でしょうか?


かんきつ
●購入先:トランドール佐賀駅店
●製造元:大分大山町農業協同組合・木の花ガルテン
●値段:594円
●主な原材料:伊予柑、ネーブルオレンジ、夏柑、甘夏、不知火、精製蜂蜜、リンゴ濃縮果汁

2022年の最後の最後に候補に滑り込んだ商品。
これだけ多彩な柑橘類を素材にしながら、バランスを崩すことなくまとめあげた点を評価しました。




クレメンティンこんふぃちゅーる
●購入先:武雄温泉駅観光案内所
●製造元:田島柑橘園&加工所
●値段:583円
●主な原材料:クレメンティン、グラニュー糖

素材の「クレメンティン」の珍しさからノミネート。
やはりジャムは、素材選びからキチンとしていないと良いものは作れません。
希少種を育て上げ、貴重なジャムに仕上げたところが、高い評価につながりました。




宮崎県産皮ごとバナナジャム
●購入先/こだわりや溝口店
●製造元/ネクストファーム
●値段/900円
●主な原材料/バナナ、ビートグラニュー糖、へべす

皮まで食べられるバナナをジャムに仕上げました。
希少性もさることながら、バナナの甘さ、食感、風味を、ジャムにしてもキチンと味わわせてくれるところが、なかなかのものです。




黄金桃ジャム
●購入先/恵那市観光物産館「えなてらす」
●製造元/小池手造り農産加工所
●販売者/馥郁農園
●値段/580円
●主な原材料/モモ、グラニュー糖、レモン果汁

モモらしい味、食感、香り、風味を、最高級レベルで味わえる逸品。
それでいて、モモの欠点である水っぽさを煮込むことで感じさせません。



ライム&ゆずマーマレード
●購入先:道後湯之町・十五万石
●製造元:アトリウム
●値段:1300円
●主な原材料:ゆず、グラニュー糖、ライム皮

柑橘類王国、愛媛県の素晴らしさを感じさせてくれた商品。
ゆずだけではなく、そこへライムを合わせてマーマレードにしようとする発想が素敵です。
このライムが、実によく効いているんですよね。鼻や舌に心地よいです。




柑橘と甘糀のジャム
●購入先:物産館 サンリバー四万十
●製造元:宮居醤油店
●値段:670円
●主な原材料:ネーブルオレンジ、伊予柑、甘糀、砂糖、レモン果汁

柑橘類と甘糀を合わせようと考えるところで、すでにただ者じゃあない。
この糀が実に合うんです。実に絶妙なバランスです。






さて………今回は悩みます。
2つ選べと言われたら、「ライム&ゆずマーマレード」と「柑橘と甘糀のジャム」かなあ。
どちらも甲乙つけがたい。なかなか選べません……

えい、決めました。


これです!
愛媛県八幡浜市の「アトリウム」の作品。
(勝手に)ジャム・オブ・ザ・イヤー2022は「ライム&ゆずマーマレード」に決めました!

素材型、直球勝負の商品ですが、ライムをいかに巧く使うかが決め手。
いまだに、味の印象は舌に残っています。

さて、2023年はどんなジャムに出会えるのでしょうか。
僕も楽しみです。

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