定電流ダイオードで、またまた残念な記事を見つけてしまいました。
砲弾型のNeo Pixel LEDの電源に定電流ダイオードを入れて光量を抑えると言いますが、この回路では定電流ダイオードに掛かる電圧が小さすぎて定電流動作に至りません。一応電流は流れるので点灯してしまうのでやっかいです。
どうも「定電流」という名前から「必ず一定の電流が流れる」あるいは「必ず電流制限がかかる」と思い込んでいるようです。
え?違うの?と思った方は以前の記事を見てください。
しかし、この記事を書いているのは技術者兼ライターのようです。
会社名まで書いていて大丈夫?プロの技術者なら超恥ずかしい。
また、この回路では定電流ダイオードは数百Ωの抵抗としか効果を発揮しませんがこのように Neo Pixel LEDの電源に抵抗を入れると点灯したときに電源電圧が定格を割ってしまって動作が不安定になるのでお勧めしません。
秋月のデータシートには抵抗が入っているようですがこれは間違いだと思います。
この回路では定電流ダイオードを使用せずLEDの電源に直接5Vをつないでください。
むしろ0.1μFのパスコンをLEDの電源とGND間に入れてください。