愛犬の看護からいきなり解放されてしまって・・・気が抜けたまま
まだ手元にある遺骨と、飾った愛犬の遺影に挨拶をして、
こんなことではいかんと、留守番を頼んでカメラを持って家を出ました。
長く歩くと、久しぶりにぶら下げている4Kgがずっしりと思い。
背にはこの日使わなかった接写用のカメラも・・・
じっとりと嫌な暑さの森の中を歩くと強烈な耳鳴りがしてきます💦
ふと気が付くと本物のニイニイゼミが大合唱をはじめていたのでした。
頭の中で年中鳴いているセミとは違うことに気が付いてほっとするのでした。
目先の地上でせわしなく動く小鳥!
キビタキの若のように見えましたが、日差しの届かない森で画像は今一つ。
毎度頼りにしているKさんにお手伝いいただきました。
「ちょっと気になったので詳しい方へ聞いてみました。
キビタキ雌第一回夏羽とのことです。
雄だと眉斑の黄色味が強くなっているとの事でした。
上尾筒の茶色味も納得です。」
記事を書いている途中で返信いただき、間に合いました。
何時もありがとうございます。
田んぼでは、キジのホロうち!今頃・・・
よく見ると周囲に家族がいるようでしたがこの画像が精一杯でした。
オオタカのお宅はすでにからっぽでしたが
周囲から「ピョーッツ!」という声が盛んに聞こえてきます。
巣立った幼鳥のように思えますが姿は確認できませんでした。
「オオシオカラトンボ♂」
「オオシオカラトンボ♀」
「ナツアカネ」
田んぼでは「アジアイトトンボ」
ノシメトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボなども見られました。
さて、実は以前はこの時期に良く見ることができた「コフキトンボ」
ここ数年見ていません・・・
環境が変わってしまったのか?トンボがほんとに少なくなった
ウマスズクサにジャコウアゲハを見に行きました。
「お菊虫」もぼちぼち!
と、いうのも、愛犬の体調が落ち込む前に見に来た時には幼虫がうじゃうじゃ
その数を考えると少ない
黒変した蛹と卵
お菊虫にはよく寄生バチなどが付くので、この黒くなってしまった蛹は死んでいます。
自ら枯らしてしまったウマスズクサの株が再生しているところもありましたが、
東京にいたころには見たこともなかったジャコウアゲハも
今は最も身近な蝶になりました。
ただし、緑化が進んだ現在は東京の下町でもよく見られるようです。
「オオムラサキ」
羽ばたきが鋭く、鳥のように見えるときもあるので目立ちます。
撮影条件が悪い森の中で残念でした。
以前、よく見ることができた樹では樹液が枯れて何も来なくなりました。
明るくてオオムラサキの観察には良い条件だったのに残念です。
帰宅後、自宅前の桜の木では続々とアブラゼミの羽化が始まっていました。
この時期の季節の移り変わりは早いですね、
愛犬は暑さが大の苦手だったので、
毎年散歩帰りにはホースで水浴びが欠かせなかった。
力が無くなって、体に付いた水をはじき飛ばす
「ぶるぶるっ!」ができなくなって
水浴びも思うようにさせてあげられない状況で・・・
酷暑で苦しむ前に旅立ったのはある意味良かったのかもしれないなどと
悲しいことを考えてしまった。