手鑑(中村記念美術館蔵) 後鳥羽院宸記
手鑑(中村記念美術館蔵) 後鳥羽院宸記 十三日 丁丑 天諸事如列。巳剋陰雲 間發然而不及雨降。午剋令蹴鞠如例。 同二點関白太相国...
手鑑(中村記念美術館蔵)の後鳥羽院宸記に関する考察
1 はじめに 金沢市立中村記念美術館所蔵の手鑑は、重要文化財として認定を受けるほどの資料価値を有している。しかし、この価値を評価した論文は少ない。特に後鳥羽院宸記について、その...
鶴見大学所蔵断簡 新古今和歌集切り出し歌に関する考察
寂蓮 藤原隆方朝臣 さのミやはつれなかるへき者る可せに 山た能こほ里うちとけね可し 題不知 ...
雑歌中 復職
第十七 雜歌中 冬の頃大將はなれて歎くこと侍りける明くる年右大臣になりて奏し侍りける 東...
夏歌 宇治の鵜飼舟
第三 夏歌 攝政太政大臣家百首歌合に鵜河をよみ侍りける 前大僧正慈圓 鵜飼舟 あはれと...
春歌下 宇治の柴舟
第二 春歌下 五十首歌奉りし時 寂蓮法師 暮れて行く 春のみなとは知らねども 霞に落つる宇治の しば舟 読み...
秋歌下 宇治の川霧
第五 秋歌下 堀河院御時百首歌奉りけるに霧をよめる 權大納言公實 ふもとをば ...
雑歌中 宇治川の網代木
第十七 雜歌中 題しらず 柿本人麿 もののふの八十うぢ川の 網代木に いさよふ波の 行方知らずも 読み...
新古今和歌集 九代集抄 かささぎの渡せる橋
中納言家持かさゝぎのわたせる橋にをく霜のしろきを...
新古今和歌集 九代抄 かささぎの渡せる橋
かさゝぎの渡せる橋にをく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける 七夕をば烏の橋と成て渡す事あ...