新古今和歌集の部屋

凡河内躬恒 百人一首筆者不明コレクション


 心あてにおら

 ばやおらむ
      初霜
を       の
 き
  まどはせる

  しら菊の花


古今和歌集巻第五
   秋歌下
白菊の花をよめる
         凡河内躬恒
心あてに折らばや折らむ初霜の置き惑はせる白菊の花

裏面反転

子∥曰道其不行矣夫
        〈夫音扶〉由不
         明故不行
     右第五章
         此章承上章而舉其不
         行之端以起下章之意
   【中庸章句】
子∥曰舜其大知也與舜好問而好察邇
言∥隱惡而揚善執其兩端用其中於民
其∥斯以為舜乎。
     〈知去聲與平聲好去聲〉舜之所
     以爲大知者以其不自用而取諸人
也。邇言者淺近之言。猶必察焉其無遺善可知。然於其言
之未善者則隱而不宣其善者則播而不匿。其廣大光明
又如此則人孰不樂告以善哉。兩端、謂衆論不同之極致。
蓋凡物皆有兩端如小大厚薄之類。於善之中又執其兩端
而量度以取中然後用之則其擇之審而行之至矣。然
非在我之權度精切不差何以與此。此知之所以無過不
及而道之
所以行也。

平成29年4月30日 壱
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