世の中を何に たとへん 朝 びらきこぎ いにしふねの あとなきがごと 万葉集巻第三 351 沙弥満誓歌一首 世間を何に譬へむ朝びらき漕ぎ去にし船の跡なきがごと 世間乎何物爾將譬旦開榜去師船之跡無如 よのなかをなににたとへむあさびらきこぎいにしふねのあとなきがこと 拾遺集 題知らず 世の中を何にたとへむ朝ぼらけ漕ぎ行く舟の跡の白浪 落款 留 山口県書道家筆 平成30年7月6日 貮/三冊