新古今和歌集の部屋

新古今和歌集仮名序7 近衛豫楽院筆

新古今和歌集仮名序



うちにうごきことばほかにあ

らはれずといふことなし。

いはんや住吉の神はかたそ

ぎの言葉を残し傳教大



師はわがたつそまにおもひを

のべたまへり。かくのごときし

らぬむかしの人の心をもあら

はしゆにてみぬさかひの外



の事をもしるはたゞ此みち

ならじ。そも/\むかしはいつ

たびゆづりしあとをたづねて

あまつ日つぎの位にそなはり

仮名序訳

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