右 藤原仲文 わが世のいたく ふけに 在明の月の ける 哉 光を 待程 に 拾遺集巻第八 雑歌上 冷泉院の東宮におはしましける時、月を待つ 心の歌、男をのこどものよみ侍りけるに 藤原仲文 有明の月の光を待つほどに我が世のいたくふけにけるかな 平成30年5月29日 點貮