新古今和歌集の部屋

志賀越道の推定 彷徨編2

 崇福寺跡

(1)弁天道道添ルート
弁天道の燈籠を真っ直ぐ行くと比叡山無動寺弁天堂に行き着くはずである。

第二の砂防ダムを過ぎて,小川添いの山道を歩く。


付近には、鹿が多くいるらしく、2頭見かけた。
途中道が二股に別れているが、右を行くと比叡山ドライブウエイの下まで来るが、急な崖なので行き止まりとなる。



引き返して、左の道を行くと、途中山道が護岸のコンクリートごと崩落して寸断されている。


ついに道が無くなり、沢沿いに登って行くと、最近大量の土砂が雨で削り取られており、それ以上進む事が困難である。この道からは無動寺へ到達する事は出来ない。

(2)弁天道西側ルート
第二の砂防ダムから50m程行った小川の対岸に道が有り、飛び越えて進む。小川は左からも流れている。

直ぐに道とは言えなくなるが、比較的広く平である。途中小川によって大きく削り取られているが、枯れ川となっているので歩くには支障が無い。
日没下山の恐れがあったので、途中で引き返した。

(3)志賀峠前直進ルート
弁天道燈籠を左に曲がって道路の下を潜ると第三の砂防ダムに出る。
そこを越え、左は志賀峠だが、直進する。

分かれ道の場所は広く平なので、多くの者が前を往き来していたとすれば、茶屋があっても可笑しくない雰囲気である。

燈籠から300m程行くと小川は左に曲がるが、その先は倒木が多く歩行は断念。

上流の大津市のふれあい牧場跡から見ると、ここを登って来るのは難しい事が分かり、その後も比叡山ドライブウエイまで急な坂を登る必要が有り、この道を通る事は困難。
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