新古今和歌集の部屋

軒端の梅 明月記 妖言事件洛外退去

明月記 建久七年六月

十九日 天晴る。巳の時、大炊殿に參じ、御共して參内す。小時にして九條の御堂に渡りおはします。例講始むるの程に退出す。今夜齋院、密々七條坊門大納言の局舊宅に渡りおはします。其の所なきに依り、戸部然るべき由、申さると云々。…略…

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