新古今和歌集の部屋

俳句 寺町通

明日からは
梅雨に入るらむ
     散歩道


(6月6日午後)


近衛京極西(仙洞御所裏)




 都名所圖會 第一
源三位頼政の旧蹟は大炊御門(今の竹屋町をいふ)京極の西にあり。
 家集  二月のついたち比に花まだしき程にならより
     つくりたる桜をまぜくだ物のうへにかざして
     つかはしたりけるをひとり見んばくちをし
     さにむかひなる所に桜の梢のみゆるがまだ
     咲ぬほどにあるじのもとへ比造花をつか
     はすとて
 君がすむ宿の梢のさかぬまにめづらしかれと花奉れ
   かへし
 みさへなりちらでやむべき花みれば宿の梢は待れざりけり


真宗大谷派 小野山浄慶寺

この地は、おおよそ八百年前源三位頼政公の旧舘の地で、境内に残る
石地蔵は、当地の地主(その土地の守仏)として大切に受け継がれている。



此付近 藤原定家京極邸址



二条京極西



冷泉京極西

コメント一覧

jikan314
Re:800年前の邸宅跡!
痕跡を探すのは、大変ですが、新たな発見をするのも楽しみです。

頼政の旧宅を発見できたのもkunori様のお陰です。感謝申し上げます。
kunorikunori
800年前の邸宅跡!
http://blog.goo.ne.jp/kunorikunori
自閑さま

感動的でした。石地蔵さまは、ひょっとすると源三位頼政も目にしていたものかもしれない…。800年をずっと見守っていた、そう思うとジワリときます。

定家邸の跡にもちゃんと碑があったのですね。

源有仁のお宅付近も知りたい!と思う私でした。欲が出ると、キリがないですね。

800年前の京都、とても楽しかったです!
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