新古今和歌集の部屋

俳句集 花鳥風月 ラブホテル(子規庵) 夕化粧

はじめに

初めてネットワークに参加したのは、HPだった。マンションの管理組合が定めたブロバイダーと契約して光通信を始めた。

既にネットワークに参加していた叔父が、ウェッブリブログと言うのを勧めたので、2006年10月28日に参加してみる事にしたのが、ブログ名 花鳥風月だった。俳句のブログ友達も5人ほど出来たが、それぞれの方も止めて行った。当時はガラケーで写真を撮っていたので、画像が粗く小さい。それでもあちらこちらを撮って歩いている。

2023年1月に閉鎖されると言う事で、急遽引っ越しをしている。1日分を掲載していたが、読む読者も疲れるだろうと以下をまとめて、俳句集「花鳥風月」と名付ける。

 

 秋の蚊  2009年10月18日

秋の蚊の
いのちを掛けて吸いに来る

 

携帯で投稿や写真を撮っている間にふと気が付くと蚊が止まって刺している。

痒い。(>。≪)
私が叩けばこの蚊の命は終わるとふと思った。


後楽園にて、この写真を撮っていて。


 秋空 2009年10月19日

秋空を鯉もながめて暮れてゆく

 

鯉の目にはこの透き通ったような青空をどう見えているのでしょうか?
魚眼レンズでしょうが


 歳時記をぱらぱらめくって  2009年10月31日

桜紅葉この半年を思ひけり 季語 桜紅葉


実ざくろや子供の肉と食ひにけり 季語 石榴


畦をゆく泥に花咲く草見っけ 季語 草の花


ばい廻しぶつかるまでの音頼もし 季語 貝回し 別名 ベイ独楽


芋を焼く煙を逃げて鬼ごっこ 季語 芋


月の夜は長いな 自由律無季


かこち顔見るもののなきままに 季語 月


 小春’09 2009年11月08日

ぼんやりと窓外眺む小春かな

小春日和
公園でランチでも食べよう

何か嘘くせ~
   けど 小春


小春は、冬なのに春の名前がついて、気温も同じなのに、物悲しくなります。まどそととリズムが悪いので推敲すべきだが、とりあえず。辞書にはそうがいと音読みがあったがそんな耳慣れない詞を使う気分でもない。

また、ちょっとぽかぽかしているから、公園でランチでも食べたくなるそんな両面を持った変な季語だなあと。

携帯で入力していたら、誤入力して、ふとこっちも面白いなあと。若者風だけど。

家には窓がないので、どっか二階の喫茶店で写真でもと思い新宿まで来たが、イメージに合う所が見つかりませんでした。見えるのが車と人の洪水ばかりで。


 村雨   2009年11月11日

暖かい雨の降りしく神無月

 

11月も中旬だというのに、激しい大粒の夏の雨が降っている。

普通季語は、座の共通認識として誕生してきました。しかし、今の地球温暖化はその季節感さえ、崩し始めている気がします。

神無月と暖かい雨は、低温期と言われ、季語が誕生した17世紀には無かった感覚なので異様ですが、現実の雨は、季語(時雨)では表せません。

そういった怒りに似た感情を含めて、見て頂ければ。

句会などで出詠すると真っ先に批判されますね。

詞は古きを、心は新しきと藤原定家は書いておりますが。


 夕化粧   2009年11月12日

秋も過ぎ鏡にむかふ
ゆふげしやう

秋と飽きの懸詞。

何ヶ月もあたためていた詞を。

殿方を待ちつつ、飽きられたと知りつつ、もしやと鏡に自分の心を見つつ化粧をする平安女性の心を。


 紅葉落ち  2009年11月12日

於登模奈久
 毛美都落津留夕金

音も無く紅葉落ちつる夕べかな

急に万葉仮名で書いたらどうだろうかと思い付いた。
他愛も無い凡句も違って見えるかと。

出張帰りで何かないかと聞いたメールに何も無いとの返事に。


 うすもみぢ   2009年11月15日

昨日のひと雨そめて
     うす紅葉

 

露、時雨や霜が紅葉を染めるというのは古来あるので、それを踏まえて、ほんのり紅色に染めたのは昨日の雨だろうというものです。


 夕紅葉0911 2009年11月15日

笹の葉の色をも染めよ夕もみぢ


色が変わらぬ笹の葉を染めるくらいの夕焼けと何の木かは知らないが、紅葉に。

夕焼の色も写し込められればよいのですが。


 枯薄  2009年11月16日

月影に浪ぞ立ちけり枯れ尾花


近くの公園に夕闇の中を散歩していたら、芦や薄や荻が、白く浮かびあがっていました。ふと風が吹き波のようだったので、すかさず写真をと思ったが、光不足。

まあ幽霊の正体見たり枯れ尾花ということ。それほど静かな夜です。

今日は旧暦の九月尽なので、月は出ていないので想像です。

本歌
桜花散りぬる風の名残には水無き空に浪ぞ立ちける
(古今集 紀貫之)


 九月尽  2009年11月16日

ゆふ暮よ
一つ寂しく九月尽


黄色の絨毯敷き何を隠すの

 

今日は旧暦でも秋の終りの九月晦日。閏月があったので、何時もより遅め。夕暮れの写真はありませんが、これから最も寂しい季節の到来です。

せめて紅葉が色付いてくれると華やぐのですが。


 人間ドック  2009年11月19日

息をすってそのまま止めて
    時雨かな


午前半日人間ドックに行ってきた。何時もの病院なのに、暫くサボっていたので、主治医の先生に怒られた。

途中から静かな雨が降って来たらしい。夕方には止むだろう。

 

職場に戻り、ゆっくりとした時間の流れから、何時もの時間に戻った。


 新潟   2009年11月21日

国境を越えれば春の光の中


昔金沢に住んだ事があり、昔作った句です。
国境のトンネルを越えると雪国
というのは東京人の感覚。
北陸東北人の感覚で昔詠みました。

タクシーの方。せめて読んだよの気持玉くらい入れて欲しいと思いました。
懐かしく思っておりますので。


 月露   2009年11月24日

月の露
   うっすら濡れてサドル拭く


図書館帰り、ちょっとファミレスに寄って、ビールを飲んだ。
ほんのちょっとです。(*~ρ~)/C□

帰りに半月が沈みかけて、サドルにうっすら露が付いていました。

季語は、月も露も秋の季語なので、月露というものを自分で作った。当然秋ですが。

風雲月露という役立たない詩歌の事を云う四文字熟語があることを知った。まあそんなもんでしょう。


 もみづ  2009年11月27日

時雨にも染まず朽ちぬる風のあと

 

本歌
白鳥は悲しからずや空の青海のあをにも染まず漂ふ


黄色の道を行こう何かを求め

オズの魔法使いだったと思う。それぞれの夢を求めて。しかし自分の夢はどこにいったのでしょう。


 紅葉かつ散る   2009年11月29日

かつ散るやもみぢのはしを渡るらむ


下紅葉かつ散る山の夕時雨濡れてや独り鹿の鳴くらむ
新古今 巻第五 藤原家隆

紅葉かつ散るという季語をみたらこの歌からとの事。

今日は、六義園のライトアップということで、小石川後楽園からのハシゴ。

仄な明かりに紅葉が映え、幽玄という感じでした。

何時もの本歌取りというより季語自体そのものだから、この季語を選ぶ人は少ない。

携帯はレンズが小さいので夜景は不得手。色を拾わない。心の中にシャッターを切りました。


 シルクロード   2009年12月03日

タリバンの怨みの中よ
******** 冬の月

 

平山郁夫画伯がお亡くなりなった。シルクロードの絵の中のバーミアン大仏は、タリバンによって爆破された。

又今朝、アフガン駐留の米兵のドキュメントをテレビで放送していた。死の恐怖の中の、高山の荒野の月をどう見ているのだろう?と。


それを信じ切っている人に、何を言っても無駄なのだが。


 ピザまん   2009年12月05日

ビザまんの指の熱さよ二つ割る


季語は常に、日常とともにあるべきです。新たな習慣、風習の共通認識など変化すべきです。

何時までも、銀杏散るや紅葉が秋だとかはいっても、今目の前で紅葉し、散っているのを、それぞれの人が感じ俳句を読むわけです。

写生句を重視した子規が創設した俳句なら、もっと現実に近づけるべきです。


そこで新季語、「ピザまん」を冬としました。肉まんも同じく。誰も異論はなく、コンビニの売上が証明していますね。

余りの寒さに二人でピザまんを分けて食べるをイメージしました。ちょっと艶に。


 散り敷く  2009年12月06日


散り敷くや黄葉の数も言の葉も

 

部下からの問い合わせのメールに添えて。


 摩天楼  2009年12月06日

冬枯れの空を突き刺すオベリスク


新宿御苑にて。

今朝方、古代エジプトのテレビを見ていて、新宿摩天楼の写真そっくりとして。記念碑なのですが、遠くからも見えて、ファラオの威厳を知らしめたとのこと。
今のオベリスクはホテルらしい。

間違いました。
NTTドコモ代々木ビルだそうです。

どうりで高いわけだ(約272m)。携帯料金が。。。


 メトロポリス  2009年12月07日

落ち葉して隙より覗くメトロポリス


新宿御苑にて
隙(すき)とお読み下さい。最後までひまと悩みましたが。
葉が落ちて、枝の間が出来、見えなくても良い物が見え始めた。

洋風、和風、中華風の広い庭園で、とても素敵な場所なのですが、その向こうは喧騒のメトロポリス。

 


 霜月   2009年12月27日

霜月の哀しさにゆゑ烏鳴く

 

季語で一番マイナーになっているのは、多分旧暦の十一月でしょう。
師走とか年末、年の瀬、正月と新暦行事が目白押し。
私はこの季節が一番嫌いです。物悲しさが際立ちますから。
いっそ、雪でも降ってくれると良いのですが。

上は六義園、下は小石川後楽園。


 火の用心  2009年12月30日

火の番の打ち木響くや風が吹く


火の用心と町内会の方々が見回りしている。

「カチッ、カチッ。火の用心」と北風に乗って聞こえてくる。寒い中御苦労樣と心の中で思いつつ。

打木という単語は無いみたいですが、隠し題の打着、つまり擣衣みたいな気がしましたので。
寒い夜に擣衣の音にあはれを昔の人は感じたのではと、拍子木の音を聞いて。


 湘南   2010年01月02日

湘南を渡る風
今も昔も


アニメの攻殻機動戦隊というものを見て、酒5合目にふと出てきた。

意味もないが。


 若菜   2010年01月10日

若菜摘む
もとの岩根を思ひやる

 

本歌 源氏物語 若菜上 玉鬘
若葉さす野辺の小松を引き連れてもとの岩根を祈る今日かな

いはねは言わねの懸詞

若菜の芽を摘むようなコメントを消されたら嫌だo(>△<)oだとは思うが、帰って来て欲しいものです。
私は何時でも歓迎します。


 日本橋三越   2010年01月13日

憧れのお子様ランチ冬の晴


お子様(洋食)ランチは、昭和5年、日本橋三越の食堂が発祥とか。

今もあるかと入ったが…ランチ5000円~( ̄□ ̄; )

すごすごと出て来ました。

晴には、公式という意味もあり、晴れ着という言葉に残っております。
三越に行くのも晴の日だったのでは?と。


 もんじゃ焼  2010年01月17日

寒風にじゆうえん握り文字を焼く


もんじゃ焼は、もともと文字を教えたと云われる東京限定の駄菓子屋の食べ物。

知り合いの子が今度東京に来るというのでオススメ(^3^)/していたら食べたくなった。
東京暦30年の私としてもコツを覚えないと。

キノコ焼けしんなりなって先ずはグィ

省略の美が、茶道であり俳句です。酒道家元として負けてはいられない。。。


最後はブタお好み焼きです。
じゅうじゅうと泡々ととも寒を過ぐ


 寒の内 2010年01月17日

しじゅう苦とかぜ吹くままの寒の内


昨日霜柱を見付けました。地球温暖化でも寒い時には寒くないと。

うたた寝と邯鄲での事寒の内

邯鄲(かんたん)の夢の故事より。一炊の間に人生五十年の夢をみたというもの。数えではもう五十だし、一炊の夢の如し。


 ラブホテル  2010年01月18日

ラブホテル
中で垂れてるへちま哉

 

本当の題は、子規庵。

常に彼は、ここで死を見つめ、生を願って俳句、短歌、漢詩を作ったと思います。
もちろん、へちまとは、彼の辞世の句
糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
痰一斗糸瓜の水も間にあわず
をとゝひのへちまの水も取らざりき
から来ています。

人によって、ラブホテルと聞いて性の事を考え、へちまと聞いて違うものを想像する。へちま野郎という詞もあります。
俳句、子規の知った人は、子規庵ですね。となる。

私は更に、子規の死と生を見つめた場所。今は生きることを謳歌する場所の対比が面白いと思いました。
人によって、感じ方が違うということで、かなり前に作った俳句ですが、好きです。

皆さんTV見ていらっしゃるとお聞きし、場所と正月前写真で。ここは、とても近い場所なのですが、ちょっと行きづらくて。


 靖国の寒梅  2010年01月20日

寒空に母に告げむと梅一輪

 

極寒のシベリアなどでで亡くなられた人の魂が戻る靖国だからだろうか。
誰よりも早く、厳しい冬が終り、春が近いと告げたいのだろう。

今日は、大寒なのにもう咲いている。


 新年会  2010年01月22日

今宵もか
新年会のあけて行く


みみ様、若菜様すいません。男社会の新年会は続いております。

本歌 万葉集巻第十四
稲つけばかかる我が手をこ今宵もか殿の若子が取りて嘆かむ

(盃を)空けてと(新年が)明けての掛詞


 サイエンス  2010年01月26日

科学用語を使った俳句という題があったので。

向日葵やフィボナッチ数の美しさ
(フィボナッチ数列:ヒマワリ)
生物に現れて来る螺旋の数列。

11次元の間の中のすみれかな
(理論物理学の超ひも論:菫)
宇宙が誕生した1秒の間に4つの力が別れた時の超対称理論により宇宙の多次元論。

様々の時空を過ごし歳の暮
(アインシュタインの一般相対性理論:歳暮)
重力と速度により、それぞれ流れる時間が違う事。

猫の鳴く不確定性明日かな
(量子力学に反論するシュレディンガーの猫:猫の恋)
猫が死んでいるのと生きているが共存するのは可笑しいというもの。鳴いているか?静かなのかで判りますよね。

十億の螺旋の恋の春となり
(ワトソン、クリックのDNAの螺旋構造:春)
所詮生殖とは、DNAのわがまま。

色かはる凍れる波の遠ざかる
(アインシュタインの光のドップラー効果:凍る)
本歌:
志賀の浦や遠ざかりゆく波間より凍りて出る有明の月

コホートの限界みつつ煙草吸う
(ガン疫学スタディ:無季)
統計学から導き出される、ガンリスクの手法。確率なので、自分がどっちなのか?

ビカイアのウミユリの横昼寝する
(5億年前の古世代カンブリア紀のバージェス頁岩生物群:昼寝)
脊椎動物の御先祖も多分、子孫の事を夢見て昼寝でも。

ルシフェリン冷たく光り惑ふかな
(蛍の発光物質:ホタル)
本歌
物思へば沢のほたるも我が身よりあこがれ出づる魂かとぞ見る

アントシアンが残っただけでない
(植物色素:紅葉)


 放屁    2010年02月17日

余寒(よざむ)にも力を込めて放屁かな

 

大腸がん検診の内視鏡検査を受ける。

空気を送り込んで、腹の中の、何処まで入っているのか判る。映画のエイリアンを思い出しました。

幸、良性のポリープが二個見つかっただけ。
ε=(^◇^;


朝から2リットルの水を飲み、トイレを往復してやっと病院にたどり着いた。

元上司は大腸がんでお亡くなりになったし、同僚二人も手術した事から、ちょっと心配していた。
やっと終わったというのと、何も悪いものは無いという安心感。

畏れ多いので、靖国神社の神域に入る前に、人の周りにいない事を確認して放屁する。昨晩は小雪がちらつくなど余寒の空だが、少し心が明るくなった。

よかんという音より、よざむの音が何故か今の心境に合ったので、自己流の訓みで。

臭い話で御不快のお詫びに、靖国神社献納生け花を。


 散歩    2010年02月25日
ノラ散歩ピッチカートに春日かな


何時ものガーデンランチを縄張りにしている野良猫の足取り軽く。


 鶯    2010年03月16日

うぐいすの鳴く場所判かぬ散りにけり


今朝、東京都心のど真ん中で、鶯の鳴く声が聞こえた。

古来、梅の鶯はセットとしてあるが、初鳴きを調べると3月上旬~に入ってきてから。梅の開花は2月上旬~。

花が散ってから鳴くのに不思議な気がします。


気象庁ではウグイスの初鳴日を観測しているとか。気象庁の方も風流ですね。

今日はHbA1cが又上がっていた。通信簿の様に検査結果渡され、先生に怒られた。小学生並にしゅんとした。


ゴッホ & ヴィヴァルディ_四季_夏

 春嵐  2010年03月21日

一斉に柳木乱るゝ春あらし


鶯や嵐の時の宿はどこ

 

昨夜の嵐はひどく、雨も音をたてて降っていましたが、今朝一時風も治まり日差しも射して、こんな都会の隅にもウグイスが鳴いていました。
何処かへ行こうかと思っていると、午後になり、風が又吹き、気温は高いものの家に引きこもっておりましたところ、ふと血糖値が上昇しているのを感じ、これはやばいと急遽近くの公園に散歩。

池の面はさざ波が立ち、柳は乱れに乱れています。


Star Dust 訳詞付 ナット・キング・コール

 スターダスト   2010年03月22日

星くずの朧の中でも見ていて

美空ひばりのは、削除されましたので。

※復活。

stardust


 枝垂桜  2010年03月22日

しばし見む
荒らしの後の桜かな

あれだけひどかった嵐が治まり、小石川後楽園に来てみると、枝垂桜が3分咲き。

あの嵐にも耐えて咲くものだなあと、入場者カメラを盛んに撮っていた。

本歌は西行の
道の邊に清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちとまりつれ

初案は
しばしとて荒らしの跡の桜かな

枝垂桜を柳に、暑さを嵐に変えてみました。


 赤椿    2010年03月22日

遠くから椿の赤を見付けけり

 

緑の薮の中に赤い椿があるととても遠くからでも見付ける事が出来た。

ただそれだけですが、句題になるかなあ。


 花冷え  2010年03月29日

寒さかな
花も人出もまばらにて

 

普段の花見シーズンの日曜日なら、人が溢れ、ごった返している千鳥ケ淵も、今日はまばら。見頃になるかと思ったが、花も五分咲きでとても寒い。
花冷という季語があるくらいだから毎年の事。

綺麗に咲いて、暖かい天気の良い時は、本当に1日2日あるかどうかです。その日は休みたいが、今週の木曜日辺りかも。


西行桜2 2010年04月01日

春死なむおぼろ月夜の櫻かな

 

急がしさに西行忌を忘れていました。

今夜は16日月でしたが、東京でも霞んで、季語が三つになって、西行歌のまんまの世界です。だからまんまの句しかできませんね。
追加
本歌を入れるのを忘れました。
願はくは花の下にて春死なむその如月の望月の頃


 静櫻   2010年04月03日

飽かぬかな
花の一鱗落ちし時

 

強い風、季節外れの雪、花冷えと幾多の災難に見舞われたが、今日はなんて美しく咲いているのだろう。

風もほとんど無い。


 春爛漫   2010年04月09日

噴水の水しぶきにも春の顔(^O^)

 

誕生を歓喜にそそぐ花まつり

 

俳句に顔文字を入れてみました。
春爛漫の様子に心もウキウキしてきますね。

釈迦が誕生した時に、天から五色の花が降り注いだ様子を桜で想像して。


 スカイツリー 2010年06月06日

地よりニョッキり398(サンキュッパ)
夏の風

 

新東京タワー(通称:東京スカイツリー)が、下町の押上と業平橋の間に建設中で、現在の高さが398mだそうだ。
1km離れた浅草からも異様な高さだ。
完成したら634mとなるとのこと。


 夏祭  2010年06月07日

八雲立つ
荒振る神と夏祭

昨日は、近所の神社でお祭り。
素戔雄尊を祭っているので、活きで鯔背な人々の担ぎ手と、小さな子供まで祭いっぱいでした。


 梅雨晴れ間   2010年06月25日

雨を待つ紫陽花の葉の渇きかな


今年は空梅雨らしい。紫陽花の花も心なしか辛そうだ。

ビール指数だけは高くなりそう。

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