新古今和歌集の部屋

春歌上 春日野若葉摘


新古今和歌集 巻第一春歌上

 崇徳院に百首奉りける時春の歌  前参議教長

  若菜摘む
袖とぞ見ゆる

   かすが野の
    飛火の
     野辺の
      雪の
       むらぎえ

読み:わかなつむそでとぞみゆるかすがののとびひののべのゆきのむらぎえ
意味:若菜を摘んでいる袖の白い色かと思うくらいに見える春日野の飛火野の雪の残りですよ。
作者:藤原教長ふじわらののりなが1109-1180?忠教男。保元の乱で敗走し出家。常陸に流された。
備考:歌枕 飛火野 春日野の別称。奈良市の春日山の山麓の野原。崇徳院御時百首

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