松尾芭蕉 直筆の「野ざらし紀行」挿絵付きの1冊見つかる 京都
2022年5月24日 14時42分NHK
江戸時代の俳人、松尾芭蕉が記した紀行文「野ざらし紀行」で、2冊あるとされてきた直筆のもののうちの、挿絵付きの1冊が見つかり、専門家の鑑定で本物と確認されたと、京都の美術館が発表しました。
所在不明だった松尾芭蕉の「野ざらし紀行」見つかる…挿絵も自筆「俳聖の絵心伝える史料」
2022/05/24 19:49讀賣新聞
江戸時代の俳人・松尾芭蕉(1644~94年)が俳風を確立するきっかけになったとされる紀行文、「野ざらし紀行」の自筆稿が見つかり、京都市の福田美術館が24日発表した。存在は知られていたが、長年所在不明だった資料。挿絵も自筆で、「俳聖の絵心を知る上でも貴重」だという。10月22日から同館で公開される予定だ。
松尾芭蕉自筆の「野ざらし紀行」図巻、半世紀ぶり発見 京都の美術館
2022/5/24 10:38(最終更新 5/24 20:23)毎日新聞
江戸時代の俳人・松尾芭蕉(1644~94年)が俳句とともに絵も描いた「野ざらし紀行」(甲子吟行(かっしぎんこう))の図巻が見つかったと、福田美術館(京都市右京区)が24日、発表した。野ざらし紀行は芭蕉の最初の俳諧紀行で、独自の俳句世界を打ち立てる契機となった作品とされる。自筆・自画本は、1970年代半ばから半世紀近く所在が確認できていなかった。
福田美術館
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3−16